令和ならこんな70年代ファッションコーデがしたい! 全国のアメカジショップでSNAPしてきました

Lightningが買えるアメカジショップ「稲妻フレンドショップ」。日本全国にあるショップから今回は12店舗にスタイリストと編集部が訪問。特集テーマである70sを意識しながら、店内に並ぶアイテムを自由に選び、ショップの個性を生かした、いま気分のスタイリングを提案する。これが令和の70年代コーデだ!

自分らしく着る、肩肘張らないデニムオンデニム|「EARTH MARKET」店長・池田拓真さん

京成成田駅から歩くこと約20分。わざわざ足を運びたくなる千葉県富里市の名店「EARTH MARKET」。定番が揃う安心感のあるセレクトの中から選んだのは、フェード加工が施されたウエスタンシャツ。フレアではなくストレートシルエットのデニムを合わせて、普段の池田さんのスタイルも取り入れながら、やりすぎないバランスに仕上げた。70年代らしいデニムオンデニムの着こなしを今っぽく昇華!

ウエスタンシャツ31,900円/シュガーケーン、デニムパンツ35,200円/ウエアハウス、ブーツ143,000円/ジェラード、レザーブレスレット16,500円、バングル33,000円/フラットヘッド(すべてアースマーケットTel.0476-92-9120)、Tシャツ、ネックレス、サングラス/すべて私物

【DATA】
千葉県富里市日吉台4丁目7-10 Tel.0476-92-9120 11:00~20:00 木曜定休 https://www.jeans.jp/

撮影当日「ジョン・レノンっぽく……」と、髪の毛を下ろしてサングラスを用意してくださっていた。色の薄いレンズを選ぶことで洒落感アップ。

Tシャツのプリントとネックレスの色をデニムと相性のいい赤で統一。まとまりを出しつつ、70年代らしい華やかな色使いを意識。

大胆な柄を重ねて青の色使いでひとつにつなぐ|「BarnStormer」スタッフ・リンちゃん

御殿場にあるアメカジショップ、バーンストーマー。店内は圧巻の物量。その中から、お店別注の、70sカルチャーを感じさせるプリントTを主役にスタイリング! 全11色という豊富なカラーバリエーションから選んだのは、爽やかなターコイズ。足元にもTシャツの色を拾ったブルーを取り入れ、大胆なトライバルカモ柄やチェック柄のバンダナを合わせることで、70年代らしい遊び心のある着こなしに仕上げた。

トライバルカモのジャケット39,600円/ザ・リアルマッコイズ、プリントTシャツ8,800円/バーンストーマー別注クッシュマン、デニムパンツ31,900円/リソルト、レザーシューズ44,000円/ダッパーズ、ベレー帽12,000円/ザ エイチ ダブリュー ドッグ アンド コー、フラワーパターンのベルト50,600円/コリンボ(すべてバーンストーマー Tel.0550-75-7755)、首に巻いたバンダナ/私物

【DATA】
静岡県御殿場市御殿場17-3 Tel.0550-75-7755 12:00~19:00 火曜定休 https://www.barnstormer.jp

Tシャツの色を拾うように、ブルーのバンダナを首元に。実はこれ、当日に巻いてきていた私物をそのまま取り入れた。トライバルカモの存在感ある柄も、全体の色数を抑えることで、うまくまとまってくれる。

足元は黒で締めることも考えたが、70sスナップということでこちらもブルーのレザーシューズを選んだ。派手になってしまいそうにも思えるが、青を拾っているのでよりまとまりのあるスタイルに。

ダークトーンで作る70年代スタイルの新解釈|「SUN HOUSE 2nd」副店長・宮川浩二さん

上野・アメ横の平日とは思えない賑わいの中、斜向かいにある「サンハウス」と何度も往復しながらアイテムを吟味。ウエスタンシャツというとジャストサイズのものが多いが、あえてゆったりしたサイズ感で着てもらった。色数を減らしてダークトーンでまとめつつ、夏らしいサーフボーダーのTシャツやショーツにサンダルという足元の軽さで抜け感を演出。王道のアメカジではなく、少しストリートっぽい雰囲気も取り入れた同店らしいスタイルが完成!

ウエスタンシャツ23,100円/バーガスプラス、Tシャツ9,790円/ユニゾンスペシャル、ショーツ38,500円/ポータークラシック、ハット16,500円/エンジニアド ガーメンツ(すべてサンハウス2nd Tel.03-5834-3281)、サンダル/私物

【DATA】
東京都台東区上野6-10-22 Tel.03-5834-3281 10:30〜20:10 https://sun-house.shop/

シューズはサンダルを選びました。とはいえ、コットンナイロンのショーツにスポーツサンダルやビーチサンダルを合わせると子供っぽくなりすぎてしまうため、レザー素材で品よくまとめています。

インディゴブルーのウエスタンシャツに合わせたのは、ヴィンテージのような気の抜けた色合いが特徴のボーダーTシャツ。こういうマルチボーダーは「サーフボーダー」とも呼ばれていて、70年代に流行したサーフカルチャーを意識しています。

Gジャン×コーデュロイショーツで現代のサーファースタイルを構築|「JELADO WEST」店長・山本宗一さん

“Gジャンニキ”として知られるジェラード ウエストの名物店長・山本さんは20年以上のサーファー歴を持つ色男。70sとは切っても切り離せない関係にあるサーファースタイルの定番・コーディロイショーツをベースに、こちらも70sの空気感が感じられるヴァンズの「アナハイムシリーズ」のスニーカー、清涼感のあるシアサッカーの開襟シャツを合わせた。そして「山本さんといえば!」なGジャンも忘れずに。Gジャン×ショーツ、この夏に是非とも挑戦してほしい組み合わせだ。

デニムジャケット39,600円、シャツ24,200円、ショーツ19,800円/ジェラード(すべてジェラード ウエスト)、Tシャツ/ジェラード、スニーカー/ヴァンズ、ソックス/デカ クォリティソックス(すべて私物)

【DATA】
大阪府大阪市西区京町堀1-11-7 京旺ビル4D Tel.06-6131-6730 13:00 ~ 19:00(土日祝は12:00 ~) 木曜定休 Instagram:@jelado_west

もし、70年代から今日まで着続けていたら|「UNIQUE」スタッフ・鶴來拓虎さん

スタッフの鶴來さんからアイデアをいただき「70年代から今日まで、ずっと同じアイテムを着ている人」がテーマ。色落ちしきったデニムに味のあるペコスブーツと、長年着込んできた背景が想像できるようなアイテムを選択。どれもいわゆる70年代定番のアイテムというわけではないが、ウエスタンやバンダナなどさりげなくあの時代のムードを感じさせる要素を散りばめ、色や素材をリンクさせることで統一感を持たせた。

シャツ29,700円/ジプシー&サンズ、デニムパンツ44,880円/フルカウント、ブーツ61,380円、キャスケット29,700円/ブルーネル&コーハットメーカーズ、バッグ34,100円/バウワウ、バンダナ16,000円/ロッキーマウンテンフェザーベッド、ブレスレット9,680円/ポストオーバーオールズ、リング24,200円/アトラクションズ(すべてユニーク&サンズTel.011-600-1515)

【DATA】
北海道札幌市豊平区中の島1条2-2-6 Tel.011-600-1515 11:00~20:00 https://unique-jean.co.jp/

ディテールで魅せる、大人のウエスタンスタイル|「First & Stadium」オーナー・佐野陽平さん

アメカジからストリートまで、幅広いアイテムが揃う同店で組んだのは、ズバリ“大人のウエスタン”。オンブレチェックのウエスタンシャツを軸に、全体を落ち着いたトーンでまとめた。色柄を抑えながらも単調にならないよう、ディテールや素材感で変化をプラス。パンツには特徴的なポケットを備えたミリタリーパンツを、足元にはスエードブーツを合わせ、首元にはアクセサリーを添えた。ウエスタンとミリタリーの無骨さを取り入れつつ、品のよさも感じられる大人の着こなしだ。

ウエスタンシャツ21,780円/シュガーケーン、Tシャツ7,150円/ウエアハウス、ミリタリーパンツ38,500円/ナイジェルケーボン、スウェードブーツ55,880円/レッドウイング、コットンニットキャップ12,100円(すべてファースト&スタジアム Tel.0465-22-7284)、首につけたジュエリー/私物

【DATA】
神奈川県小田原市栄町3-11-2 Tel.0465-22-7284 11:00〜19:00 第2.3 火木定休

インナーには、全体になじむオリーブカラーを選びました。シャツの間からプリントなどが覗かない無地のものを合わせ、落ち着いた印象に。首元にはアクセサリーを添えて、さりげないアクセントを加えています。

ウエスタンシャツ自体が、ディテールに存在感があるので、ほかの要素はできるだけミニマルに。袖も大きくまくり上げるのではなく、一折り、二折りする程度にとどめてさりげなく。大人の着こなしなら、これくらい控えめな腕まくりがちょうどいい。

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

Pick Up おすすめ記事

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...