【東京クラフトビール図鑑】小田急線狛江駅徒歩10分の住宅地にある「ビアセラー東京」(狛江)

狛江市の住宅街の中に、そこで作られている和泉ブルワリーのビールと、アメリカのオレゴン州ポートランドのビールの両方が味わえる店がある。クラフトビールの聖地、ポートランドで研修を受けたオーナーの和泉俊介さんが手掛けるオリジナルビールは量り売りや有料試飲も行っている。ポートランドに思いを馳せながら気軽に楽しみ00たい。

オリジナルビールもオレゴンのビールも楽しめる、ブルワリー兼酒販店。

小田急線狛江駅から徒歩10分の住宅街にあるのが「ビアセラー東京」。併設する和泉ブルワリーが運営する酒販店である。和泉ブルワリーのタップルーム的な意味合いを持ち、タップからビールを有料試飲することができる。

ドアを開けると左側にカウンターとタップが並び、右側はスタンディングで飲める細長い台。真正面には醸造所があり、飲んでいる場所からタンクが見える

オーナー兼醸造長である和泉俊介さんは、企業のサラリーマンでありながら、会社を辞めずにアメリカのブリュワー養成講座を受講。最終的にポートランドでの研修を受けた。夢が叶い、2017年10月に「Beer Cellar Tokyo」オープン、2018年3月醸造免許を取得した。

「ビアセラー東京」の冷蔵庫にはアメリカオレゴン州のビールとハードサイダー(シードル)がたっぷり入っている。グラウラーという容器によるビールの量り売りも行なっており、人気となっている。狛江の一角で、まるでポートランドに行ったかのような雰囲気とビールを味わえる店だ。

アメリカオレゴン州のクラフトビールとハードサイダーが並ぶ冷蔵庫。他ではあまり見ない銘柄もあるのでぜひお店でチェックしてみよう
グラウラーと呼ばれるビールを量り売りするための容器。ビアセラー東京では、品質に問題がなければ、他店のグラウラーでもOK
タップは10種類。10タップのうち、5個が和泉ブルワリーのビール。それ以外は、アメリカオレゴン州のビールをラインナップ。オレゴン州のビールに興味がある人は絶対行くべきだ
ポートランドのケトルワークス社製醸造設備。和泉ブルワリーのロゴが刻印されているのがカッコいい。発酵タンクが3基、貯蔵タンクが1基ある。1回当たり500〜600ℓで、月に4回程度仕込んでいる。時々、醸造所見学会やセミナーなども開催しているのでイベントは要チェック

「Beer Cellar Tokyo」で飲みたいビールとフード。

3A FarmhouseAle

和泉ブルワリーのアメリカンなセゾン。酵母が醸し出すフルーティ香りとスパイシーなフレイバー。後味はスッキリと切れ、ドリンカブルなビール。650円〜、量り売りも可能。

和泉ブルワリーのオリジナルロゴが入ったグラス。これはサンプルで、形状は今後変わる予定あり。この店はグラスの洗い方がとても丁寧だ。

和泉ブルワリーのビールを5種類並べてみた。色合いも味わいもそれぞれ違う美味しさ。

フードは提供していないが、美食の町ポートランドから届いたアメリカ最高級のソーセージを販売している。人工保存料、結着剤不使用。

【DATA】
ビアセラー東京
東京都狛江市和泉本町1-12-1 豊栄狛江マンション101
TEL03-5761-7130
営業/16:00〜21:00(水曜)、16:00〜22:00(金曜)、12:00〜21:00(土日祝日)
休み/月・火・木曜
http://www.beer-cellar-tokyo.com

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2019年8月号増刊 東京クラフトビール」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...