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未体験のお酒に出逢えるオンライン酒店『クランド』のオフラインイベントに行った

『クランド』は、『クラフト酒(シュ)』を扱うオンラインストア。小規模の醸造所や、ちょっとマニアックなトライをしたお酒をオンラインで購入できる。テックに詳しい人が作っているサイトのようで、ランダムに選ばれたお酒が届く『酒ガチャ』、サブスクのような『クランドCLUB』、応援購入でチャレンジングな酒造りを応援する『クラファン!』、購入金額の一部が寄付される『寄付酒』など、我々のよく知ってるテッキーな購入方法でお酒が変えるオンラインストアだ。そのクランドの体験イベントが開催されたので行ってきた。

クランド
https://kurand.jp/

飲んだことのない、変わったお酒がいっぱい

クランドはオンラインストアなので、実際のタッチポイントがない。簡単に言えば、試し飲みができない。

その課題を解決するのがこのサケFES。日本酒、梅酒、果実酒、リキュール、焼酎、ワイン、ウイスキー、クラフトジン、プレミアムサワーベースと幅広いジャンルのクランドオリジナルのお酒150種類以上を飲み比べすることができるとのこと。お招きいただいたので、参加してみた。

なんか普通の発表会のように、ステージがあって誰かが話すのかと思いきや(筆者が取材に行く場所はたいていそう)、広い会場にテープルが並べられ、周囲に試飲用のお酒がずらりと並ぶという形式。参加者の方は、手慣れていて、持参のつまみをテーブルに広げ、お目当てのお酒に並んでいらっしゃった(いつも食べるつまみに合うかどうか、試せる)。ちなみに会費は5000円で、それで25枚のチケットが貰える。そのチケットを消費しながら、試飲するというスタイルだ。お酒をこぼしても大丈夫なように、床面にビニールシートがびっしりと敷いてあるところに本気度を感じる。

新たな、美味しい日本酒『理系兄弟』

取材に来たものの、何事も体験が大事と思い、まずは『理系兄弟』というお酒を飲んでみた。福島の白河の酒蔵で、薬剤師の兄と、遺伝子レベルで免疫を研究していた杜氏の弟という兄弟が理詰めで考えて作ったお酒なのだそうだ。

フルーティな香りで、口に含むと柔らかな甘味があり微発泡。いろんな料理に合いそうなお酒だった。

甘い日本酒、アルコール度数の低い日本酒、東京の日本酒

筆者は基本的に日本酒が好きなのだが、この『理系兄弟』を含めて、ここには未体験のお酒があって面白かった。

日本酒とフルーツの出会い

こちらは日本酒なのだが、甘みのあるCANDY APPLE、初めて日本酒を飲む人にも楽しんでもらえるようにと作られたアルコール度数低めのTEHAJIME、東京にある酒蔵が作った東京電酒、さわやかながら奥深い味わいの三千世界など、変化球の日本酒ばかり。

こちらは日本酒をベースにさまざまなフルーツと組み合わせた『彩果堂 -SAIKADO-』のスパークリング果実酒。

伝統的な日本酒好きからは怒られそうな気もするが、「こんな楽しみもあったのか?」と新鮮な気付きがあった。

ワインだって、こんな変わり種がある

こちらはワイン。だが、一般的なワインと違って、山梨のワイナリーが作ったオレンジワインや、一般的にワインに使われない品種で作ったデザートワインなど、ユニークな銘柄が並ぶ。これまた、新しい世界が広がる思いだ。

こんなに濃厚なリキュールがあるなんて!

日本酒やワインだけでなく、ウィスキー、クラフトジン、焼酎、果実酒などのお酒もある。

リキュールも数多くラインナップされており、こちらの『堕落-daraku-』は過去に限定で販売されたお酒で、カシスの甘さと深みのあるブランデーの味がミックスされた官能的な飲みもの。デザート代わりに楽しめそうな濃厚な味だった。

クラファンのお酒も体験、リアルガチャも!

このラインナップは、過去にクラファン!で作られたお酒。クラファン!で買ってない人にとっては、ここだけで飲める貴重なお酒だ。

また、オンラインの『酒ガチャ』とは違う、『リアル酒ガチャ』も用意されていた。「何事も体験」と思い、筆者も3500円の日本酒ガチャを回してみた。

一番高いのは、それぞれ1万1000円の宵明-yoimei-と龍光飛翔-三十年-の2本セットなのだそうだが、結果はE賞で『酒米の王様に恋した僕の物語を知ったら、君は何を想うだろうか。』というラノベのタイトルのようなお酒が当たった。兵庫県の加古川で酒米の王様『山田錦』を使って作ったお酒なのだそうだ。5800円。3500円でガチャをしたのだから、損はしてないと思う(多分)。

誰かの決めた『美味しいお酒』ではなく、自分だけの『好きな酒』を見つけよう

普段はついつい飲み慣れたお酒を飲んでしまったり、誰かが「美味しい」と決めたヒエラルキーにしたがって、高価なワインや日本酒をありがたがったりしがちだが、『クランド』の『サケFES』には、新しいお酒の世界へのチャレンジがあった。貴重な肝臓のパフォーマンスを、いつも同じお酒で消費するより、新たな世界の扉を開いた方が楽しいかもしれない。

次回の『酒フェス』の開催時期がいつなのかまだ聞いていないが、今はとりあえず『クランド』で未知なるお酒にチャレンジしてみてはいかがだろうか?

※ 飲酒は20歳になってから。健康に配慮してお楽しみください。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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