2ページ目 - モツの名前どれだけ言える? 酒場で見かけるモツ大図鑑。

【牛】タン

いわゆる牛タン。英語のtongue(舌)が名前の由来だ。赤く肉質は緻密で、枝肉にはない弾力、歯ごたえが魅力。ビタミンA、B2、鉄、タウリンなどの栄養素が豊富だ。先端部は硬いので通常は使用しない。

【牛】レバー

肝臓のこと。栄養素の分解・合成を行う臓器だけに栄養のかたまり。特にビタミンA、B2、B6、B12が豊富。造血器官でもあるので鉄分も豊富に含まれている。貧血気味の人、夏バテ気味の人にオススメ。

【牛】ハツ

心臓で、名前は英語のheartから。常に動いている筋肉のかたまりなので脂は少なく、緻密な筋繊維のために弾力のあるコリコリした食感が特徴で、タウリ ン、ビタミンB1、ビタミンEが豊富に含まれている。

【牛】ツラミ

顔(ツラ)身は、こめかみから頬にかけての肉。赤身系のモツ。食べ物をかむ際によく動かす部分なので、しっかり味がのっているのが特徴。肉自体はやわらかいが、中にスジが何層にも入って噛みごたえがある

【牛】コブクロ

子宮のこと。厳密には卵巣や卵管とは別だが、まとめてコブクロとして使う店も多い。生の状態ではかたくて食べられないが、煮るとグニグニとした弾力が出てくる。豚のコブクロに比べ非常に臭みが強い。

【牛】ギアラ

牛の第4胃。名前はギャランティがなまったものと言われている。第1~3胃に比べると表面がなめらかで、大きくて薄いひだがあるのが特徴。牛の胃の中では一番弾力があり、たっぷり脂がついている。

【牛】ハチノス

牛の第2胃。内壁のひだが蜂の巣のように正六角形を連ねた形をしていることからこの名前で呼ばれている。生の状態ではかたくて食べられず、モツ焼きにする場合も、茹でて下処理したものを使う。

【牛】ウルテ

気管の軟骨部分。韓国・朝鮮語では気管の意。この軟骨は他の軟骨に比べてかたく、そのままでは到底食べられない。そこで通常は専用の機械で細かく切りこみをいれ、よく火を通してじっくり噛みながら食べる。

【牛】コプチャン

コプチャンは小腸の韓国・朝鮮語読み。大腸より薄くて細かく、より弾力があり、脂が多く甘みがある。大腸同様に焼肉も多いが、じっくり煮込む料理におすすめ。もつ鍋に欠かせない食材のひとつだ。

【牛】センマイ

牛の第3胃。幾重にも重なる薄いひだが千枚もあるように見えるのがこの名前の由来。グロテスクな見た目に反して、味はさっぱり。鉄分が豊富に含まれている。胃の先端は肉厚なので焼いても美味しい。

【牛】ミノ

牛の第1胃で、4つある牛の胃の中で最も大きい。袋状だが、開いた状態の形が蓑に似ていることからこの名前が付けられている。上ミノは程よい弾力が特徴で、貝柱を思わせる食感。クセはないがしっかりした味。

【牛】テール

英語のテールそのままで、牛の尾。コラーゲンが豊富でよく煮込むと骨髄の部分がゼラチン化してプルプルになる。赤身と脂が混じっていて、肉質自体はややかため。よく動かす部分なので、しっかりした味がある。

【牛】シマチョウ

ホルモン中のホルモン、ホルモンの代名詞である、牛の大腸。腸管の内側にピンク色の縞があることからこの名前で呼ばれる。テッチャンは大腸の韓国・朝鮮語読み。小腸に比べると肉厚で、プリプリした食感。

(出典/別冊Lightning Vol.209「TOKYOノスタルジック横丁」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...