20年以上続くライダーの海岸清掃活動! Love the Earth Meeting 2026レポート

バイク乗りから始める地球愛護活動、「ラブ・ジ・アース」をご存じだろうか。発足からすでに20年以上という歴史のある活動で、日本各地で海岸清掃活動を続けている。去る2026年6月21日には静岡県沼津市(西伊豆)でミーティングが開催されたその様子をレポートする。

西伊豆・戸田港にライダーが集結

「普段バイクで楽しませてもらっている分、たまには地球に恩返しをしよう!」というライダー有志の思いから始まった地球愛護活動。それがラブ・ジ・アースだ。2002年の発足以来、日本各地で海岸清掃ミーティングを続けている。

そんなラブ・ジ・アースの通算46回目となるミーティングが、静岡県沼津市・御浜海水浴場で開催された。海水浴場の名称だけで場所がわかる人は少ないかもしれないが、西伊豆の戸田といえば知っている人も多いのではないだろうか。有名絶景ルートの西伊豆スカイラインも近く、深海魚やタカアシガニ料理でも有名な戸田港。その突端にある海水浴場に、ライダー有志が集まったのだった。

海岸清掃を行なったのは、戸田漁港をグルリと取り囲むような岬の砂浜。一見したところキレイな海岸なのだが、よく見るとプラスチックごみや吸い殻などが落ちていた。

■ 主催:Love the Earth 実行委員会 ■ 特別協賛:HONDA/SUZUKI ■ 協賛:オートバイ/カワサキバイクマガジン/クラブハーレー/タンデムスタイル/バイクジン/ヘリテイジ&レジェンズ/モーターサイクリスト/ヤングマシン/ライディングスポーツ/レディスバイク/ラフアンドロードスポーツ ■ 協力:全国二輪車用品連合会/日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)/バイク東海クリーン部 ■ 後援:沼津市

各方面から評価されている活動

実はラブ・ジ・アースは過去に、3回の表彰を受けている(環境省、社会貢献支援財団、静岡新聞・静岡放送福祉事業団)。バイク乗り有志による活動がこのように表彰される例というのはあまりなく、ライダーのイメージ向上にも貢献している活動といえるだろう。

今回の会場にも、静岡新聞・静岡放送福祉事業団から贈られた「ふるさと貢献賞」のトロフィーと賞状、そしてそれを報じた新聞記事が展示されていた

ゴミ拾い開始と同時に雨もあがった

ミーティング当日の6月21日は、朝からあいにくの雨模様。会場を目指していたライダーにとっては苦難の道のりだったかもしれないが、ゴミ拾いがスタートするころにはすっかり雨もあがり、来場者は傘やカッパ要らずでゴミ拾いを行うことができた。

会場となった御浜海水浴場の砂浜は基本的にはキレイで、大きなゴミが散乱してはいないのだが、よく見れば細かいゴミ(吸い殻や細かいプラスチック片など)がある。そういった、人の手でしか集められないようなゴミを集められるのが、こういったミーティングの開催意義といえるだろう。

海岸清掃が終了した後は、ステージでのトークショーやチャリティオークション、ジャンケン大会なども開催される。そのころには、朝の雨が信じられないほどの青空が広がり、終始アットホームな雰囲気の中でプログラムが進行したのだった。15時前にはお開きとなったので、終了後に伊豆ツーリングを楽しんだ参加者も多かったことだろう。

世の中にはさまざまなバイクミーティングがあるが、たまには「地球への恩返し」をテーマとして会場を目指す。そんな旅を楽しんでもいいのではないだろうか。

今回のゲストは3名で、左から、バイクジャーナリストの川崎由美子さん、人気YouTuberの「せんちゃん」、そしてタレントの坂本誉梨さん。もちろんゲストも参加者と一緒にゴミ拾いに参加したのである。

受付でゴミ袋を受け取った参加者たちは、各自思い思いの場所へ散らばってゴミを拾っていく。ツーリングでやって来たライダーがゴミ拾いをしていく姿は、客観的に見ても「カッコいい」のではないだろうか?

たまには地球に恩返し。そんなツーリングをする日があってもいい

朝の時点では灰色に覆われていた空が、ミーティング終了のころにはすっかり青空に! そしてご覧のように雄大な富士山も姿を見せてくれた。会場を後にするライダーたちの心も晴れ渡っていたことだろう。

海岸清掃が終わった後は「第二部」と称してステージイベントが開催される。またステージの周りにはバイクメーカーのブース出展などもあるので、そういったブースを眺めながらゆったりと過ごすことができる。

このミーティングではチャリティオークションも定番プログラムとなっている(売上金は自然保護団体のWWFに寄付される)。協賛各社から提供された商品が次々に紹介され、入札の声が飛び交う。

海岸清掃の時間は1時間30分ほど。その時間だけでも、結構な量を集めることができるものだ。今回のイベントで集められたゴミは、地元の協力により後日処理された。

(出典/「CLUB HARLEY 2026年8月号」)

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