アウトドアブランドらしい“料理”に惚れた|バイヤー金子茂さん

アメトラ、ワーク、ミリタリー、特にヴィンテージアウトドアウエアに精通。ラジオやSNS等にてビームス プラスの世界観を発信。
ループウィラー×ビームス プラスの100年起毛

丸胴のまま起毛を掻くことのできる100年前の起毛機で製作した生地は最高の着心地。「米国の黄金期である1950〜60年代でも使用されていた吊り編み機でいまだ製作し続けているトラッドスウェットの最高峰。クオリティへの挑戦を怠らず、進化し続けている点もアメリカらしくて最高」
バナナ・リパブリックのトラベラーズスポーツコート

表に5つ、裏に4つ、合計9つのポケットをデザイン。「伝統的なスポーツコートを、“トラベラーズ”という広大なアメリカらしいコンセプチュアルなアイテムに昇華させている点がおもしろい」
パタゴニアのブレザー

あのパタゴニアからリリースされていたトラッドアイテム。「ブレザーの裏地がナイロン仕様になっており、アウトドアブランドらしい味付けがなされている。イヴォン・シュイナードがBDシャツでクライミングしていることを考えたら必然かもしれません」
トラッドと聞いて1番に思いつくのはユニフォーム感|バイヤー崎野文太さん

アメトラやワーク、ミリタリーなどヘビーデューティの知識を軸としつつ、次世代のセンスを駆使したバイイングに定評を持つホープ。
『服を作る––モードを超えて』山本耀司著

山本耀司氏の半生と、ブランド変遷を主観的に描いたドキュメンタリー本。「山本耀司氏の原動力は世の中へのアンチテーゼ。トラッドの対極ですが、そうした目線を持つことによって、我々のような世代がトラッドを進化させていくのだと思っています」
シアーズのワークシャツ

1964年にシアーズが開発した機能素材を採用した米国製ワークシャツ。「60 年代初頭のライフスタイルを考えたときにコットンポリは最適解。現代でも世界中で、人々のライフスタイルに根付いていることを考えると、これこそトラディショナルですよね」
フィルソンのレザーベルト

米国内で鞣されたブライドルレザー製の堅牢なベルト。「トラッドという言葉に対し、1番に感じるのが“ユニフォーム感”のイメージ。道具としての堅牢さと、深みと雑味のあるブライドルレザーを使用したベルトは、これまで多くの労働者たちを支えてきた『トラッド』と呼ぶに相応しいアイテム」
背伸びせずに着られることも重要です!|バイヤー佐久間直樹さん

2021年ビームス プラスのバイヤーに就任。アメカジやミリタリー、トラッド要素を現代的に落とし込んだスタイリングに定評あり。
ポストオーバーオールズ×ウエアハウス×ビームス プラスのシャンブレーシャツ

ポストオーバーオールズの大淵氏がデザインし、生地と縫製をウエアハウスが手掛けるという贅沢なコラボ。「シワや汚れがアジになって、清潔にも武骨にも見せられるシャンブレーシャツ。背伸びせずに着られる生活に寄り添ったアイテムで、僕にとってのザ・トラッド」
スタンダードサプライ×ビームス プラスのラージデイパック

ミニマルな見た目で、いい意味で服の邪魔をせず、撥水性も備えたデイパック。「デイリーユースにおいて最強で、自分のなかではなくてはならない相棒です。“デイパック”というアイテムそのものにトラッドを感じますね」
『北村勝彦が選ぶ男のいいものカタログ』

ベーシックの大切さとファッションの楽しさを同時に教えてくれるという1冊。「教科書でありながら応用まで書いてあって、読むたびに新発見がある。文字を読まずともスタイリングの画だけで楽しめる。この本を通して、人それぞれのトラッドを発見できる名著」
(出典/「
Photo/Tetsuya Maehara Text/Tsuyoshi Hasegawa
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- 2026.11.01
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