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Shokz完全ワイヤレスオープンイヤーの頂点『OpenFit Pro』を発表、サカナクション山口一郎絶賛

Shokzが、完全ワイヤレス型のオープンイヤーイヤフォンのフラッグシップモデル『OpenFit Pro』を発表。発表会に登壇したサカナクションの山口一郎さんは、さまざまなエピソードを交えながら、その魅力を語った。

周囲の音が聞こえることの価値

Shokzといえば、耳をふさがないオープンイヤーヘッドフォンの本家本元。筆者も、10年以上前のTitaniumの頃から試用させてもらっているので、その進化の度合いも、最新モデルの音質の良さもよく知っている。つい先々週の末にはOpenRun Pro 2で音楽を聞きながら4時間半かけてフルマラソンも走ってきたから、その耐久性も身に染みている。

左右をチタンのフレームで繋いだ伝統のシリーズは、アクティブに使うには素晴らしいが、日常使いのために作り込まれた左右分離式の『OpenFit』シリーズも、「自然な周囲の音を聞ける」という特徴を伸ばしており、散歩する時や、家事をする際に周囲の音を聞きながら、音楽などのコンテンツを楽しめるという美点を伸ばしている。

「周囲のノイズを消し去って集中したい」という時には、AirPods Proのようなインイヤー型のイヤフォンの方が良いが、閉鎖的な音空間に閉じこもるのがいいことばかりではないのはご存じの通り。

ブランドアンバサダーに選ばれる前から、Shokzを愛用していたサカナクション山口一郎さん

今回、ブランドアンバサダーとして登壇し、新製品の『OpenFit Pro』について語ったサカナクションの山口一郎さんが熱心にお話しされたのも、まさにそういう話。

CMにある通り、散歩しながら猫と語らい、ご近所に挨拶し、家で家事をしている時にもお気に入りの音楽を聞けるというわけだ。

(※CMに登場するのは既存モデルのOpenFit 2+)

たとえば、後ろから来る車や自転車の音を聞き取れないのが危険なのは言うまでもないし、ガスコンロの音や、水が出しっぱなしになっている音に気付かないと困るなど、案外我々は耳からさまざまな情報を得ている。インイヤーのノイキャンイヤフォンの装着は、家族や同僚、街角で会った他の人達とのやりとりを拒絶するということでもある(集中するために、それが必要なこともある)。

Shokzのイヤフォンは、文字通り、人をオープンにしてくれるのだ。

山口さんは朝起きてから寝るまで、なんとお風呂に入ってる時でさえOpenFit Proで音楽を聴いているという(ちなみにIP55なので、水没は不可。また、温度は35度までしか保証されないので、入浴時使用は自己責任で。内部に結露してショートする可能性が高いので、テック系メディアとしては推奨しない)。

山口さんは、ブランドアンバサダーに選ばれる前からShokzのイヤフォンを愛用していたそうで、ただの仕事としてのブランドアンバサダーではなく、愛情を持ってShokzのイヤフォンに接してらっしゃることがよく感じられた。発表会時も、出演が終わったらすぐ舞台裏に引っ込むのではなく、多くのメディアのインタビューや撮影にていねいにつき合ってらっしゃって、その姿勢に感心した。真摯な対応に、取材しているこちらの好感度が上がってしまうほど。人気の秘密が分かった気がした。

ブランドアンバサダーの話が来た時に嬉しかったという話ととともに、「やめてよ、商品が売れたからって、来年になったら綾瀬はるかさんとか、RADWINPSの野田洋次郎くんとか、星野源さんとかに切り換えるのは」とShokz Japan CMOの冨田健斗さんに話をして、会場の笑いをさそっていた。

新機能『フォーカスモード』の価値は?

新モデルの『OpenFit Pro』は、完全ワイヤレスオープンイヤーイヤフォンのフラッグシップ。

既存のOpenFit Air(1万9880円)、OpenFit 2+(2万7880円)、より一段高い価格帯の3万9880円となっている。

ポイントは従来以上の音質と、新搭載の『フォーカスモード』が特徴。

フォーカスモードはアクティブノイズキャンセリングと同様、逆位相の音を出して周囲の雑音を抑える仕組みだが、『周囲の音を聞く』ということを大切にしてきたShokzだけに、ノイズキャンセリングと言わずにフォーカスモードとしたようだ。

フォーカスモードだでなく、音質、音漏れ、マイク品質、物理スイッチによる使用感向上など、さまざまな面で頂点モデルに相応しい仕上がりになっているそうだ。

会場でも、少しだけ試すことができて好印象だったが、周囲の賑やかさも含めてレビューをできる状態ではなかったので、ここでは詳しくは触れない。周囲の音をオープンに聞きながら、不必要なノイズや押えるというフォーカスモードの仕上がりがどのようなものなのか、発売前に試用させていただく予定になっているので、レポートを楽しみにしていただきたい。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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