カジュアル仕様のタイドアップで変化を愉しむ。ジェラード・ドライ・グッズのネクタイ

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「カモ柄って、どんなアイテムにおいてもほとんど選ぶことがなかったんだが、最近は抵抗なく身につけられるようになってきた。まだまだ増えそうな気がしている」と語る編集長・松島親方がお届け!

ジェラード・ドライ・グッズのネクタイ

50代も半ばに差しかかると、いろいろと価値観に変化が生じてくる。大切なものは何か? 時間の使い方、仕事への向き合い方、体調管理など、10年前は気にもしたことがなかったことに、アタマを使っている。カルビよりもロースやハラミを選び、ラーメンよりも蕎麦を選ぶ機会が増えた。いちいち考えている一方で、自分の外見にほとんど興味が薄れている。

「どうせ持つなら、長く使えて、恥ずかしくないものを」と考えるのは昔から変わっていない。これは所有欲の問題。だが、コーディネイトに気を遣わなくなった。もう少し、襟の付いたシャツを着ないといけないな、って感じて襟付きシャツの頻度を上げている。襟付きシャツを着るようになると、ネクタイをしたくなる。イタリア人のような「センツァクラヴァッタ」でギラギラするタイプでもない。ちょっと遊びゴコロの効いたカジュアルタイが良い塩梅。

最近はスーツの時以外にネクタイをすることなんてほぼなかったけど、自分自身に「しっかりしろよ」と鞭打つ代わりにネクタイ巻いて、ほんの少しだけ気持ちを高揚させている。変化というのは急激でない方がいいことが多いと思う。少しずつ、足し算と引き算をしながら、あまり他人に気づかれない程度に変化させていく。ネクタイの次は、体型なんだよなぁ。

JELADOがさまざまなアイテムの生産背景で使った生地を再構築するというのが、JELADO DRY GOODS。バッグやアクセサリー小物など、少量ながらバリエーションが豊富で、一点モノに近いアイテムも存在する。このネクタイは英国陸軍に支給されていた1940年代のコットンタイをモチーフに、アメリカのダックハンターカモのジャケットを解体して作った英米合作のような一本。13,200円(ジェラード https://jelado.com)

JELADOとKUNIHIRO KAWAI氏のコラボで展開するJELADO DRY GOODS。ブランケットコートの生地を使ったバッグなど、松島はすでに複数愛用している。

ネクタイにするためにバイアスに生地を使うため、大きな生地であっても使える部分は限られてしまう。ジャケットを解体しているだけに、極少量生産となる。

(出典/「Lightning 2026年8月号 Vol.388」)

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松島親方
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松島親方

買い物番長

『Lightning』,『2nd』,『CLUTCH Magazine』男性スタイル&カルチャー誌の統括編集長。ロンドンのセレクトショップ「CLUTCH CAFE」のプロデューサーも務める。 物欲を満たすためには海をも越え、全地球規模で買い物を楽しんでいる。
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