美しい経年変化を楽しむための、シューリペア専門店がプロデュースするシューケアグッズ。

ブーツや革靴愛好家にとって、プロダクツ同様に気になるのがシューケアグッズ。レザーという素材の特性上、何もケアしないと経年変化ではなく劣化になってしまう。

もちろん、神経質になる必要はないけれど、汚れたとき、雨の日の後、レザー表面が乾燥気味だと感じたときはシューケアを気にしてあげることがお気に入りの革靴やブーツを長持ちさせるコツ。

でもシューケアグッズって世の中にあふれているので、いったいどれをチョイスしたらいいのか? と悩める人にひとつの選択肢がある。The Mail’s Shoe Care Co,のシューケアグッズはシューリペア専門店である「BRASS Shoe Co.」がプロデュースするブランド。

まさに現場の声や経験値が生み出したと聞けば納得。そのラインナップを紹介する。

シューリペアの現場でも使っているケアグッズ。

The Mail’s Shoe Care Co,は東京世田谷にあるBRASSがプロデュースするシューケアブランド。BRASSといえば、ヴィンテージから現行モノまで、あらゆるシューズやブーツのリペアやカスタムを長年やっているだけでなく、オリジナルブランドであるCLINCHも存在するシューズ&ブーツのスペシャリスト。

そんな専門店のコンセプトである「残るモノを今に残す」という理念にはそれを補助するケアグッズの必要性が生まれたという。

様々なデザイン、素材、そしてあらゆる年代のシューズやブーツを扱ってきたなかで導き出されたのが、クリームやクリーナー、それにブラシなど。各グッズに理想とするものを求めた結果、生産国までそれぞれ違うというのがおもしろい。

それこそBRASSのコンセプトに特性の合うケアグッズを探究した結果だというが、そこまでこだわってプロデュースすることで、ずっと使えるプロダクツを支えてくれるケアグッズとして存在しているという説得力がある。クリームなどのラベルはNut’s Art Worksによるもので、見た目にもクラシカルで雰囲気があるのもさすが。もちろん実際にシューリペアの現場でもクリーニングやリペア後の仕上げに使っていると聞けば使ってみたくなる。

そこで、それぞれ現在ラインナップしているモノを見てみよう。

Color Cream

それ自体に色は付いているのに色乗りが悪いという、クリームにありがちな部分を改善し、自然な艶感に仕上がるクリーム。補色しながら柔らかいブラシや布で磨くことで自然な艶が出てくれる。自然なエイジングを楽しむアイテムに向いている。全6色(ブラック、ダークブラウン、ミディアムブラウン、ライトブラウン、バーガンディ、ネイビー)をラインナップ。イギリス製。各3190円

Neutral Oil

シューズやブーツだけでなく、バッグやウォレットなどの革製品にも使うことができるニュートラルオイルは、無色で革に栄養を与えるクリームで、マットな質感に仕上がる。しっとりと潤い、革をしなやかにもしてくれる。天然由来の成分を使っているのもうれしい。日本製。3080円

Delicate Cream

通常のクリームよりも水分を多く含んだ乳化性のケアクリーム。無色なのでどんな革にも対応するだけでなく、伸びやすいので少量で塗りやすい性質になっている。イタリア製。3080円

Leather Cleaner

キレイな柔らかい布に取って、革の表面を優しく撫でるようにすることで汚れを拭き取るレザークリーナー。クリームを塗る前の準備段階で使用する。日本製。3300円

Boots Polish

革のツヤ出し用に調合されたワックス。柔らかい布や手指にワックスを取って、薄く均等に伸ばした後に仕上げ用の柔らかい布や柔らかい山羊毛のブラシで磨くことで、表面に保護膜ができて艶が出る。ブラックと無色で展開している。フランス製。各2530円

Hand Crafted Brush

スウェーデンで現在でもハンドメイドでブラシを生産しているIRIS HANTVERK(イリスハントバーク)とダブルネームになるブラシ。できるかぎり天然素材を無染色で使うシンプルなデザインが特徴で、余計な成分を革に与えることがないので革にも優しい。コシのある汚れ取り用のホースヘアと、仕上げ磨き用の柔らかいゴートヘアの2種類で展開している。ブラシは汚れ取り用と仕上げ用の2種類は必須。各6380円

BRASSの代表である松浦さんに聞けば、そこまでシューケアに神経質になることは無いというが、ケアグッズはレザーにも優しい原料や、余計な化粧をすることなく、革本来の質感はそのままに、自然な経年変化を楽しんでもらうことを目指したのがこのラインナップだという。

世の中に星の数ほどあるシューケアグッズに迷っている人にはプロが使っているというだけでも説得力は十分。もし、愛用のシューケアグッズに迷っているのであれば、ぜひ試していただきたい。

【DATA】
BRASS Shoe Co.
東京都世田谷区代田5-8-12
TEL03-6413-1290
https://www.brass-tokyo.co.jp

The Mail’s Shoecare Company
https://www.instagram.com/mailsshoecarecompany/

この記事を書いた人
ラーメン小池
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ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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