3ページ目 - 【ファッション用語辞典】コートの種類・名称

3.チェスターコート

バルマカーンコートが、シャツのような襟をしているのに対して、こちらはテーラードジャケットのようなラペルを備えていることからも分かるとおり、よりフォーマル感の強いコート。最初に着用したのが、英国のチェスターフィールド伯爵であることからその名がついたとされている。膝ぐらいのやや長めの丈感で、そのシンプルさゆえフォーマルからビジネスまで幅広く愛されている。

4.ダッフルコート

“ダッフル” とは起毛した厚手の粗いウール素材のこと。北欧の漁民が着ていたものを第二次世界大戦時に英国海軍が採用したことで一般的にも広がったデザインとされる。ボタンではなくトグル留めを採用した前立ては極寒で手袋をしたままでも着脱し易いように考案されたものだが、現代ではチャーミングな冬アウターの筆頭として、ビビットなカラーの人気も高い。

5.ピーコート

オランダ語でラシャ(厚手の織物)のコートを意味する「pij jekker(ピイ エッケル)」が語源とされるメルトン製。19世紀末頃、英海軍で採用されると戦後ヨーロッパを中心に漁師などにも愛され、第二次世界大戦にはアメリカ海軍でも防水加工を施した10ボタンのピーコートを正式採用している。ショート丈の着易さもあり、カジュアルスタイルには欠かせない存在。

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