「ジプシー&サンズ」のVMC Seriesはバイカー必携のNewクラシックスタイル。

旧きよきアメリカや欧州のクラシックをベースに、それらを組み合わせたり、“妄想”を加えることで、新しいプロダクツを作り出す「ジプシー&サンズ」。特にVMCシリーズは、ジプシー&サンズが展開している製品の一部にのみ共通の世界観として設けられている。「ヴィンテージ モーター サイクル」と「ヴァハメント マッドネス クルー(猛烈に狂気的な奴ら)」を掛け合わせた意味を持つ本コレクションは、それこそヴィンテージの魅力と独自性を併せ持つ「ジプシー&サンズ」の真骨頂。特にバイカーは要注目のコレクションになっている。

ジプシー&サンズのVMCシリーズとは。

「ジプシー&サンズ」は、ヴィンテージのミリタリーやワークウエアをイメージソースに全く新しい視点や現代の技術を駆使してプロダクツを展開する、言うなれば「ニュークラシック」を得意とするブランド。

なかでも、生粋のバイク愛好家であるデザイナー・加藤義親氏の私欲も詰まった“VMC”シリーズには、バイク好きならなおのことだが、まずアメリカ好きとして反応しないわけにはいかない。

ここで紹介するVMCシリーズの新作アウターも、ボディのデザインはアメリカ生まれのクラシカルなウエアをベースに、現代的なフィッティングや機能をほどよく取り入れたアイテム。王道のアメカジでは物足りなくなってきた服好きに特におすすめしたい。

CHEER HALF JERSEY

1956年に開催されたメルボルン五輪のアメリカ代表選手に支給されていたジャージをイメージソースに、VMCのフェルトワッペンをあしらった。スポーツとモーターサイクルが融合した稀有な一着。2万7500円

DENIM FFA JACKET

アメリカの国立農業学校の制服であるFFAジャケットをモチーフに、刺繍をVMCデザインに、素材を50年代調のデニムに置き換えたフルジップタイプのジャケット。着丈は短めでクラシックな印象だ。4万8400円

B/CLOTH SPORTS JK

尾州地区に残る旧いラッセル編み機で、1940年代のビーチクロスをリプロダクト。ベストのイメージが強い同生地を、ブランドらしいアレンジで当時にはないバーシティジャケットに落とし込んだ。5万9400円

VMC EMBROID LINER

[M-65 フィールドジャケット]のライナーをベースに、スーベニアの刺繍をあしらった軽撥水のキルトジャケット。保温性を担保する裏地のシープパイルや、裾のドローコードなど、機能性も◎。4万2900円

【DATA】
アスディック
TEL0586-45-0625
https://store.gypsy-sons.jp/

(出典/「Lightning 2024年12月号 Vol.368」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...