職人魂あふれる英国レザーブランド『Hawkmoth Leather Co.』を青田買い!

「Hawkmoth Leather Co.」。
聞いたことないな……?と思ったあなた。
それもそのはず、まだ産声を上げたばかりの新進気鋭ブランドなのだから。我々も、つい先日その名を知ったばかりだ。
職人魂-1-1200
オーナーの名は、トム・サンダーソン氏。旧き良きものを愛するがゆえ、英国ではなかなか思い描くようなレザー製のベルトやバッグが見つからないことへの歯痒さがあった。そして今、イギリスはサセックス州の中心部で、ハンドメイドによるレザープロダクツを製作している。ブランドが掲げているのは「多くのプロダクツに職人魂が息づいていた時代の再興」。イギリスの文化に根づいた歴史的なデザインに着想を得て、使いこむほどに魅力の増すモノづくりが特長だ。
職人魂-2-1200
ブランドの定番は、ハンドメイドによるレザーベルト。革ならではの経年変化を愛して止まないサンダーソン氏は、あえて何色もの染料を幾層にも重ねて使用することで深みのある風合いを生み出している。そうすることで褪色も早まるのだという。使用している革はイギリス製。リネンステッチのBeeワックスにいたっては、 地元の有機養蜂家から購入しているほど。納得のいく素材だけを使用する。それがHawkmoth Leather Co.のこだわりだ。
職人魂-3-1200
▲ Hawkmoth Standard’ Belt £145_
職人魂-4-1200
▲ ‘Eyed’ Ranger Belt £185_
職人魂-5-1200
▲ ‘Memento Mori’ Belt £185_
職人魂-6-1200
▲ ‘Bottle’ Ranger Belt £185_
職人魂-7-1200
▲ The ‘Propeller’ Belt £225_
職人魂-8-1200
日本でも、オンラインショップからの購入が可能だ。備考欄に一言書けば、好みの真鍮製バックルを選ぶこともできる。さらにベルトはすべて、キャンバス地とパラシュートテープで作りあげた手製のケースに入って届くという。まだまだ作り手の見えるスケールだからこその、心憎い演出だ。
職人魂-9-1200
▲ 余談だが、Hawkmothは「ホークモス」と発音する。名画「羊たちの沈黙」のビジュアルにも使われている、スズメガという毛の生えた蛾の呼称で、ブランドロゴにもなっている。背中の模様がスカルのように見えるため、国によっては不吉な象徴として知られているが、その一方でタトゥーとして身体に刻み込むほど熱狂的なファンも多い。
「他人と同じものはつまらない。でも、クラフトマンシップが感じられるモノが良い……」そんなジレンマを抱えている人は、是非とも手に取ってみてほしい。近く、その名が世界へと轟くことを期待したい。
www.hawkmothleather.co.uk
(Text by CLUTCH Magazine 編集部)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

高額商品もお得にゲット! 夏の“福”を呼ぶオンラインフェス「イナズマ福袋フェア」8月15・16日開催

  • 2026.08.04

真夏のオンラインフェスの開催が決定! 今回はなんと“福袋”。人気ブランドの人気アイテムを袋に詰め込んで販売するぞ。中身は開けてのお楽しみ。もちろん恒例の2日間ライブ配信も。さらに○○グランプリも開催。オンラインショッピング会場には1000円の入場料がかかるが、LIVE配信、抽選会、○○GPは参加無料...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

Pick Up おすすめ記事

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...