20代らしくアクティブな装いに!

ペールトーンのブルー×グレーというデニムと好相性な配色のスウェットパーカを軸にスタイリング。スポーティな印象のスウェットパーカをボタンダウンシャツにタイドアップというトラッドの王道の組み合わせの上に着たアクティブなプレッピースタイルだ。「最年少ということで“若さ”を意識しました(笑)。『学生が遊びに行くときにブレザーを脱いでそのままスウェットパーカを着た』というイメージです。ボトムスはジーンズを合わせても良かったのですが、ベイカーパンツを選んで少しラギッドな要素を加えています。冬はこの上にツイードのコートなんかを着てもすごくハマりそうだなと思いました!」

ヴィンテージ市場でも高い人気を誇る2トーンのスウェットパーカを薄いブルーとグレーで再構築。エドウインらしくデニムに合うカラーで構成している点もポイントだ。ふっくらとした生地感肌触りで、裏起毛であるため保温性も高く、冬にも重宝しそうな予感。2万6400円

2nd / みなみ188(28)
2nd編集部に入って4年目の若手。ブレザーやボタンダウンシャツ、チノパンやローファーなどの王道のアメリカントラッドを好む。最近はアメカジにも興味を持つようになり、特にスウェットが気になり始めている。
ワークとプレップをミックス!

オックスフォードシャツにプリントタイを合わせ、コットンヘリンボーンのカバーオール×ペインターパンツをセットアップで着用しつつ、スーベニアキャップで外したワークとプレッピーのミックススタイル。
「デザインはワークウエアですが、タイドアップしてスーツのような着方をすることでトラッドなテイストに振りました。90sのカルチャーやスタイルが好きなので足元は『ティンバーランド』のイエローブーツなども考えましたが、プレッピーを意識してビットブーツを選んでいます。自然な風合いのワークセットアップは、デニムセットアップほど武骨すぎないので、トラッドにも取り入れやすいです」

コンセプトショップ限定の定番カバーオールを粗野な茶綿100%のヘリンボーン生地で構成。生地から不純物やノリ、油分を取り除く“さらし加工”を行わないことで、ナチュラルな風合いを残している。同生地のペインターパンツとセットアップで着用可能。3万3000円

EDWIN / 番場祐太郎さん(33)
ショップスタッフを経て現在はプレスを務める。普段の装いはトップス、ボトムスともにオーバーサイズのリラクシンなカジュアルスタイルが多く、90sのスタイルやカルチャーを好む。長く蓄えた顎髭がトレードマーク。
カラートラッカーを差し色に!

ボタンダウンシャツ、コート、チノパン、革靴というベーシックなトラッドアイテムを軸に、差し色としてフェードしたカラーのトラッカージャケットを選択。身幅が少しタイトに設計されたトラッカージャケットはインナーとしての着用も選択肢のひとつだ。首元には大判のスカーフを巻いてさらにアクセントを加えている。「バーガンディはネイビーやベージュといったベーシックカラーとも相性が良いので使い勝手が良いですね。このフェード感のある色味は、スタイリングに奥行きを生んでくれます。一見すると派手に見えますが、実際にスタイリングを組んでみると思った以上に合わせやすく、驚きました」

13.5オンスの生成りツイルを採用し、ガーメントダイによって古着のような絶妙なフェード感を生み出したトラッカージャケット。バーガンディに対して金茶のステッチが程よいアクセントに。近年のオーバーサイズの流行に対し、あえてタイト目に設計している。2万9700円

2nd / おすぎ村(47)
編集者になって20年以上のベテラン。古着からアウトドア、ミリタリーからテーラードまで幅広く嗜むタイプ。ビビッドなカラーのアイテムや、丈の短いジーンズを穿きこなすなど、個性的な着こなしを好む傾向にあり。
デニムで作る正統派トラッド!

エドウイン的トラッドの真骨頂とも言えるスタイリング。シャンブレーシャツに2タックのコーデュロイパンツを合わせ、ブレザーの代わりにデニムのテーラードジャケットで“エドウインらしさ”をプラスしている。「2ndらしいトラッドスタイルはブレザーが定番だと思いますが、デニムのテーラードジャケットは上品さは残しつつも少しカジュアルな雰囲気になるのでオススメです。程よい武骨さはありつつも、“きっちり感”が出ますよね。ワークウエアなのでアームはやや太めに設計されており、フロントも4つのポケットがあり機能性も十分。アメトラとアメカジを行き来できるジャケットだと思います」

1900年代初頭を彷彿とさせるテーラードの要素が残るワークジャケット。小ぶりのラペルからは“ヨーロピアンな雰囲気”も感じられる。4つボタン、4つのパッチポケットが配置されたスポーティなデザインで、スラブ糸を使用した11オンスのデニムを採用。3万9600円

EDWIN / 鄭達二さん(51)
エドウインの企画チームを束ねる重要人物。過去に古着やヴィンテージ雑貨を扱うショップのオーナーを務めた経験を持ち、ヴィンテージの分野にも精通している。旧いモノに目がなく、何でもハマると収集するタイプ。
世代を超えてアフタートーク!
撮影終了後、20〜50代の世代の異なる4名でそれぞれのトラッドスタイルについてその違いや率直な感想についてトーク!

みなみ エドウインとトラッド。改めて感じましたが、やはり相性抜群ですね!
おすぎ村 モノづくりの根底に“ベーシック”があるからアメトラにも振れる。アメカジもアメトラも大好きな我々にとっては嬉しい存在だよね。
番場 今日は4人中2人がタイドアップ。カバーオールとタイドアップがこんなにも合うというのが発見でした!
鄭 20代〜50代と世代の違う4人ですが、こうやってみると30代、40代は盛り盛りな感じがしますね。
おすぎ村 確かにそうですね(笑)。色々と足したくなる年齢なのかも。鄭さんのスタイリングはかなりシンプルですし、みなみもタイドアップはしてるけど、全体としてはシンプルに見えます。
みなみ おすぎ村さんとは前にもこの話しましたよね! 若者はある程度引き算的な考えでコーディネイトを組む傾向があって、年齢を重ねてくると足し算になっていく。それが落ち着くとまた引き算に戻っていくっていう……。
番場 アイテム選びも年代が出ましたよね。みなみさんがスウェットパーカを選んだのは正直意外でした!
みなみ アイテムを見させてもらったときにひと目惚れしたんです! カレッジっぽいトラッドに合いそうだなって! 番場さんは小物使いがらしさ全開ですよね!
番場 キャップとタイですよね。僕なりにプレッピーを意識してみました(笑)。
鄭 この合わせは番場っぽいなと感じたね。やっぱり個性が出ますよね。個人的にはおすぎ村さんのスタイルが上級者すぎてすごいなと思いましたね。さすが編集長!
おすぎ村 そんなことないですよ(笑)。こうやってみるとトラッドは人それぞれに解釈があってコーディネイトは自由なんだということが改めて感じられますね。「エドウインと考えるトラッド学」、楽しかったのでまた第二弾やりましょう!
みなみ 賛成です!
【問い合わせ】
エドウイン
TEL0120-008-503
https://edwin.co.jp
Photo/Norihito Suzuki Text/Kihiro Minami
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