洒落者のサマートラッド術。「ディストリクト ユナイテッドアローズ」森山真司さんのシャンブレー×シアサッカースーツの合わせ技。

王道のマドラスチェックを取り入れるアイビー巧者、セットアップのシアサッカーで軽やかさを演出するウェルドレッサー、レイヤードしづらい分、巧みに小物を取り入れる洒落者など三者三様のサマートラッドな着こなしから、そのノウハウを盗むべし! 今回は、「ディストリクト ユナイテッドアローズ」森山真司さんのコーディネイトをチェック!!

シャンブレーでVゾーンを構成してシアサッカースーツをソリッドに。

「ディストリクト ユナイテッドアローズ」森山真司|1968年、長崎県生まれ。ディストリクト ユナイテッドアローズのセールスマスター。同店の立ち上げ時から在籍し、キャリア30 年以上を誇るレジェ ンドだ

「小学生の頃から半袖のマドラスチェックボタンダウンシャツを着せられてきました」と笑う森山さんのサマートラッド歴は長い。時を経て今季は、ディストリクト ユナイテッドアローズのオリジナルセットアップが気分だ。

「シアサッカーの軽妙な存在感を存分に活かしながら、タイドアップで大人の余裕を。シャツとタイをシャンブレー素材で揃えることにより、適度に上品でソリッドでミニマルな見え方にしています。シアサッカーのセットアップがパジャマっぽく見えてしまわないようにね(笑)」

  • シアサッカージャケット5 万2800 円、トラウザー2 万6400 円、シャンブレーシャツ2万2000 円/ディストリクト ユナイテッドアローズ(ディストリクト ユナイテッドアローズ☎03-5464-2715)、シャンブレータイ/ディストリクト ユナイテッドアローズ、モカシン/エル・エル・ビーン(本人私物)
「サマートラッドなスタイリングに合わせて素足に履くとしたら、昔からローファーよりもモカシンで脱力する派。L.L.ビーン のキャンプモカシンは永久定番ですよね」
「セットアップにはイタリアの老舗であるボルギのシアサッカー素材を使っていて、白場がクリアできれいです。インディゴ染めのシャンブレーとクリーンに合います」

「ディストリクト ユナイテッドアローズ」森山真司さんのサマートラッドな愛用品。

1.アイク ベーハーのマドラスチェックボタンダウンシャツ

「いまは長袖のマドラスチェックシャツが大好物( 笑)。そのなかでも、黒いタグや小ぶりな襟、ダイヤモンドキルティングなどに都会的な匂いを感じて気に入っているのがアイク ベーハーです」

2.ディストリクトユナイテッド アローズのコードレーンセットアップ

「15年ほど前にディストリクト ユナイテッド アローズがリリースしたコードレーンのセットアップ。2Bで細身なのもあり、今日着たシアサッカーの上下よりすっきり見えてリラックス感が控えめ」

3.ディストリクトユナイテッド アローズのシアサッカーセットアップ

「こちらは10 年くらい前のオリジナル。ギンガムチェック柄のシアサッカー素材を使っています。当時はシャツとタイもギンガムで合わせていました。いまなら、軍パンなどでハズして着ますね」

4.コールハーンとジーエイチバスのモカシン

「左はコールハーンで30年選手です。右は今季、ジーエイチバスにスウェードアッパーとフラットなラバーソールで別注」。右/ 2万5300円(ディストリクト ユナイテッドアローズ☎03-5464-2715)

◆

夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。

(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」) 

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

Pick Up おすすめ記事

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR