時代を駆け抜けた名車で振り返る。ハーレー120年の軌跡。

創業から変わらないフィロソフィーを持ち続けてきたハーレーダビッドソン。時代の流れに乗った数多くのモデルは技術者のV ツインエンジンへのこだわりの歴史だ。膨大な数を誇るラインナップの中からエポックメイキングなモデルとともに120年の軌跡をたどる。

1903 SERIAL NUMBER ONE

ハーレーダビッドソンとして記念すべき1号機。409㏄の単気筒エンジンを搭載しミッションはなく、ペダルでのエンジン始動となる。

1905 MODEL 5-D

今のハーレーダビッドソンの代名詞である820㏄のVツインエンジンが採用された。事業としても拡大し生産し、台数も急速に伸ばしていった。

1929 DL

1973年までの44年もの間に採用され続けたサイドバルブ方式のフラッドエンジンが搭載された初のモデル。日本では「陸王」としてライセンス生産・販売された。

1948 FL

日本の愛好家からは「ヨンパチ」と呼ばれるFL。スプリンガーフォークの今ではクラシカルなデザインで人気に。ナックル後継のパンヘッドエンジンが初採用された。

1957 XL SPORTSTER

’52年に発売された「MODEL K」のサイドバルブエンジンをベースにOHV化して性能が飛躍的に上がった。スポーツスターの始祖的なモデル。

1966 FL

今でも人気のショベルヘッドエンジンを搭載したビッグツインモデルとして登場。他社に対抗した技術の集大成的なモデルだ。

1977 XLCR

他社との開発競争の中で生まれたカフェレーサーモデル。ビキニカウルを装着し、新設計されたガソリンタンク、テールもシャープでなデザインの一人乗り仕様。

1980 FXB_STURGIS

初のベルトドライブが採用されたモデル。車両は創始者の孫であるウィリーGによるデザイン。この翌年にはAMFから独立を果たす。

1983 XR1000

AMAロードレース選手権のホモロゲーションモデルとして生産され、レーサー譲りのカスタムが施されたハイパフォーマンスモデル。

1986 XLH1100

今までのOHVエンジンからさらに進化を遂げたエボリューションエンジンを採用したモデル。ベースとして派生モデルが多く登場した。

2000 FXSTD

今までのシングルカムからツインカムへ進化を遂げ、’99年に「ツインカム88」として登場したエンジンを搭載。排気量別のバリエーションモデルも発表された.

2002 VRSCA VROD

’94年のデイトナレーサー「VR1000」が名前の由来であり、DOHC水冷Vツインエンジンを搭載する。ホッドロッド風スタイルの個性派だ。

2010 FLHTCUSE5

CVO(Custom Vehicle Operation」シリーズが登場し、ハーレーダビッドソンにてカスタムを施された。装備やカラーも特別なモデル。

2015 XG750 STREET750

次世代のハーレーとして、水冷Vツインの「レボリューションX」エンジンを搭載した。ハーレーの世界観を広げた1台。

2016 FXDLS LOW RIDER S

エンジンはハイパフォーマンスを誇るスクリーミングイーグルツインカム110を搭載。XLCRのオマージュと呼べる配色も施されたモンスターマシン。

2021 PAN AMERICA 1250 SPECIAL

ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーモデルとして登場。最新のエンジン&電子制御技術にセミアクティブサスを採用した最先端モデル。

2021 SPORTSTER S

空冷エンジンから新開発のレヴォリューションMAX1250T水冷エンジンに切り替わり、ボバースタイルを彷彿させるマッシブなデザインへ変更された。

(出典/「Lightning2023年5月号 Vol.349」)

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