100年前のかたちを、今着たい色で。A.G.SPALDING & BROS.のフットボールスウェットを2ndが別注

スウェットの原型が生まれた時代から、スポーツウエアを作り続けてきたA.G.スポルディング&ブロス。今回2ndが別注したのは、1920年代に存在したウール素材のフットボールシャツをルーツに持つ「FOOTBALL SWEAT」だ。首から肩にかけて大胆に配されたフライス、前後のVガゼット、脇下のガゼット。いま見ればデザインとして目を引くディテールも、もともとは選手が身体を動かしやすくするために生まれたもの。その約100年前のかたちは変えず、2ndが手を加えたのは“色”だった。身頃には深みのあるブラウン。ネックやショルダー、脇下、袖口、裾には柔らかなオートミールを配置。ヴィンテージで見られるコントラストの強い2トーンとは違い、茶からオートミールへとつながる同系色でまとめることで、存在感のあるデザインをぐっと日常へ引き寄せた。古い服の面白さはそのままに、いまのワードローブへ自然と馴染む。2ndが欲しかったのは、そんなフットボールスウェットだ。

約100年前の“機能美”を受け継ぐフットボールスウェット

1876年にアメリカで誕生したA.G.スポルディング&ブロスは、野球やアメリカンフットボールをはじめ、近代スポーツの発展と深く関わってきたブランド。1920年代頃からは選手のためのアスレチックウエアにも力を入れ、コットン素材のスウェットシャツを開発した。

今回の別注のベースとなった「FOOTBALL SWEAT」は、1920年代のウール素材のフットボールシャツが原型。もっとも特徴的なのが、首元から両肩を大きく覆うように設けられたフライスだ。当時は伸縮性の限られた素材で、いかに着脱しやすく、身体を動かしやすくするかを考えた末に生まれた仕様だった。

ネックの前後にはV字型ガゼット、脇下には腕の可動域を確保するための大きなガゼットを装備。いまでは個性的なデザインとして映るディテールも、約100年前の選手たちのために考えられた機能がそのまま形になっている。

ウールから吊裏毛へ。古い服を、そのまま復刻しない

現在のモデルでは、当時使われていたウールをコットンの吊裏毛へ変更。ヴィンテージの形をただ忠実にコピーするのではなく、その魅力を残しながら現代の日常着として着られるものへと仕立て直している。

ボディには、和歌山の旧式吊り編み機でゆっくりと編み立てられたコットン100%の吊裏毛を採用。時間をかけて空気を含みながら編まれることで、しっかりとした厚みがありながら、身体を包み込むような柔らかな風合いに仕上がっている。

袖口などのリブには、脇に縫い目の入らない筒状のパーツを使用。継ぎ目が肌に当たりにくく、着用時の収まりも自然だ。首元には、赤い筆記体のロゴを配したクラシックな織りネームを採用するなど、細部にもブランドの歴史を感じさせる。

2ndが変えたのは、色だけ

これだけ特徴のあるデザインなら、余計なディテールを足す必要はない。そこで2ndが考えたのが、カラーリングだった。

ヴィンテージのフットボールウエアには、濃色と白などを大胆に切り替えた、コントラストの強い2トーンが多く見られる。それはそれで格好いいが、そのまま日常着へ持ち込むと、どうしてもスポーティな印象が先に立つ。

そこで今回は、身頃に深いブラウン、切り替え部分に柔らかなオートミールを選択。“茶×オートミール”というより、濃い茶色から淡いオートミールまでをひと続きにしたような、ワントーン感覚の2トーンに仕上げた。

ショルダーフライスや前後のVガゼット、脇下のガゼットといった特徴的なディテールはそのまま。オートミールの切り替えによって独特なラインを際立たせながら、ブラウンの身頃と自然につながるようにまとめている。

デニムからウールトラウザーズまで。革靴とも好相性

ブラウンからオートミールへとつながる配色だから、コーディネイトも難しくない。

色落ちしたブルーデニムなら、そのまま古着らしい空気を楽しめる。オートミールのチノパンなら、全身を同系色でまとめた落ち着いたスタイルに。グレーのウールトラウザーズや革靴を合わせれば、スウェットでありながらトラッドな装いにも自然と馴染む。

約100年前のフットボールウエアをルーツに持ちながら、いま着ると不思議なくらい大人っぽい。そのギャップも、この1着の面白さだ。

ヴィンテージのディテール、日本の吊り編み機で作られる柔らかな生地、そして2ndだけのカラーリング。100年分のウンチクを詰め込みながら、着るときには難しく考えなくていい。そんなスウェットが完成した。

A.G.SPALDING & BROS × 2nd 別注2トーン フットボールスウェットシャツ

1920年代のフットボールシャツをルーツに持つ「FOOTBALL SWEAT」を、2ndがブラウン×オートミールの同系色2トーンで別注。コットン100%の吊裏毛を使用した日本製。サイズは36(S)、38(M)、40(L)の3サイズ展開。未洗いの状態でのお届けとなるため、洗濯・タンブラー乾燥後の縮みを考慮してサイズを選びたい。

価格:30,500円(税込・送料込み)
受注期間:2026年9月30日(水)23:59まで
発送予定:2026年12月23日頃より順次

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