ミリタリージャケットの大本命! 「M-65」を着こなす今どきテク。

近頃、ミリタリーファッションが元気いい。中でも流行り廃りとは関係なく、一生付き合えると大注目なのが「M-65」。デザイン性はもとより、非常に温かくとっても丈夫。この冬大活躍間違いなし! の「M-65」の今風着こなしテクを、感度の高いショップ店員が紹介!

前ポケットからチラッと出したヴィンテージバンダナがアクセント。

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中目黒の人気ショップ「ハレル」代表・加瀬善隆さんの着こなしは、風合いやほどよい色褪せ感がミリタリージャケットの中でも特にスタンダードな印象を与える「’70S U.S. ARMY」(1万1664円)に、リーバイスのパンツ、コンバースのチャックテイラーを合わせる、シンプルでスタンダードなスタイル。野暮ったくなりがちなミリタリーウエアにはバンダナなどの小物使いで華をプラス。

ここがポイント!

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バンダナなど、気の利いた小物使いは華を添えてくれる

機能性とファッション性が両立したレイヤードスタイル。

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良質なインポートアパレルを展開する原宿のセレクトショップの名バイヤー「プロップス ストア」の土井健さんがセレクトしたのは、M-51やM-65パーカの意匠を受け継ぐ、豪雪地帯で装備の上から羽織ることを目的としたアメリカ軍の’80年代製スノーカモオーバーパーカー「’80S U.S. ARMY」(1万9440円)。インナーにコーチジャケットをベースに、オールドミリタリーウエアから着想を得た素材やディテールを採用したキルティングジャケットを取り入れた着こなしに。

ここがポイント!

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ボタンを閉めて着こなせば、フード回りは立体的なデザインを構築する。薄手の素材感が活きたアイテム

アウトドアで培ったテクノロジーを駆使したアーバンミリタリースタイル。

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続いては、ザ・ノース・フェイスが“スタンダード・オブ・リビング・パッケージ”をコンセプトに都市と自然をつなぐアウトドアショップのスタッフ、内田勝也さんの着こなしテク。まるで重ね着をしているような作りの「MOUNTAIN DOWN JACKET」(6万9120円)に、肉厚感のあるオフホワイトのニットをプラス。足元はクラシカルなチロリアンシューズで上品な着こなしに。

ここがポイント!

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フロントジップを開けると、ダウンキルティングのフロントジップがあり、1枚でレイヤードスタイルを楽しめる仕様に

ブラック×ホワイトでカラーを統一してスタイリッシュに。

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アウトドア業界でコアな人気を誇るワイルドシングスを取り使うインスの敏腕営業マン、門倉 淳さんがセレクトしたのは、M-65フィッシュテールパーカーがモチーフの「HD NYLON MIG COAT」(4万4280円)。アウターに合わせてパンツや靴をブラックに統一することでより洗練されたイメージに。

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袖口にはオリジナルにはない面ファスナーを採用。すっきりとしたシルエットを描くようデザイン設計されている

もともと軍事用目的で作られているので、その機能性は折り紙付き。無骨ながらもファッショナブルなミリタリージャケットは、シンプルに着こなしてこそその魅力が十分引き立つものとなる。そんな一着は今季のマストバイアイテムだ。

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(出典/「Lightning 2016年12月号 Vol.272」)

この記事を書いた人
ADちゃん
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ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
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