5分でわかる! 4カム・ハーレー進化の軌跡【OHV(オーバー ヘッド バルブ)編】
1957 XL|最初の「スポーツスター」

打倒英国車を目標に開発されたKだったが、それでも英国車に敵わなかった。そこでKの優れた車体はそのままにエンジンをOHV化して再登場。まさしく渾身のニューモデルだ。さらに翌年にはレース専用車のXLCHをリリース。通常の市販モデルは逆に容量16.7ℓの大型タンクやサドルバッグなどでツーリング仕様のキャラクターを強めていったのだ。

1959 XLH

1958 XLCH
1986 XLH883|4カム・ハーレーといえばコレ

1983年に登場した「XLX-61」に採用された剛性の高い新型フレームに、新たに開発した「エボリューション」エンジンを搭載。オールアルミ製となり冷却性能が向上した他、信頼性が飛躍的にアップした。排気量は1100㏄(1988年モデルから1200㏄に拡大)に加えて883㏄が新登場。さらに1991年には腰下を見直して5速ミッションが採用された。

1986 XLH1100

1988 XLH1200
1977 XLCR|車体を刷新した第2世代の第一弾

レジェンドデザイナー、ウィリーGが手がけたファクトリーカスタムで、当時世界的に流行していたカフェレーサースタイルを取り入れて誕生。外装パーツはもちろん、シートまわりやリアサスまわりが弱かった通称「Kフレーム」から飛躍的に強度を増した新設計の専用フレームを開発(1979年よりXL全モデルに採用)した他、5馬力アップしたエンジンを搭載するなど、かなり力を入れたモデルだったがセールス的には振るわなかった。
2004 XL883|現代的に進化した最新4カム・ハーレー

フレームとエンジンの間にラバー(ゴム)を介することで不快な振動がライダーに伝わることを抑えた「ラバーマウントフレーム」を採用。その構造上、フレーム単体での剛性が求められるために従来型より大幅に強化された。また、エンジンも設計から見直すことで高回転域での安定性や信頼性が向上。燃料供給方式は従来のキャブレターに代わって2007年モデルからインジェクションが採用され、乗り味が現代的に進化している。
(出典/「
text/T.Amemiya 雨宮武
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