トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色落ち”を楽しめる普遍的なジーンズは我々が標榜するトラッドスタイルにおいても欠かせない存在なのである。

「1988年のクラボウデニムを再現する」そこから始まったのがDENIME by WAREHOUSE

DENIMEの創業年、1988年に採用されたデニムは日本を代表する老舗の繊維メーカー・クラボウが手がけたもの。当時を知るクラボウとウエアハウスがタッグを組み、当時のデニムを徹底再現したのだ。

当時のドゥニームは、短期間でメリハリのある色落ちをすることで人気を博したが、当時らしい濃いインディゴが、ある程度の時間をかけて色落ちするように染色法を改良。当時よりも染色回数を増やし、インディゴロープ染色9回+草木染め1回の計10回染色に行き着いた。

糸の番手は当時と同じタテ6番×ヨコ6番。この糸を使用し、特別に改造した旧式力織機GL3で織り上げることで、当時のデニムを再現するだけでなくアップデートさせたのだ。

左写真の上が当時のDENIMEの「501」染色(インディゴ5回+草木染め1回)。色落ちは早いが、赤みはない。その下がインディゴ10回染めの「510」染色。インディゴのみだと赤みが出る。右写真の一番上が、同じインディゴ10回染めの「510」染色で、真ん中がインディゴ9回染め+草木染め1回の「510」、下がインディゴ9回染め+硫化染め1回の「510」。最終的に中央の染色法に決定した。

左写真は染色した糸。左が糊付け前のもので、右が糊付け後のものである。右写真は糸の断面に寄ったもの。表面はしっかりと染色されているのに対し、中白部分がはっきりと残っているのが、ウエアハウス定番の白く仕上げすぎず、綿本来の自然な風合いを残す仕上げとなるナチュラル精錬によるものだ。これによって、時間をかけてゆっくりとメリハリのある色落ちを楽しむことができる。

まずは最定番「220A」から始めよう

クラボウと共同開発したデニムを採用し、DENIMEが創業当時に製造したXXモデルを徹底再現したモデル。センターからカーブして縫い付けられたベルトループや、帯上部のステッチで一緒に縫い付けた後、四角く周囲を縫い付けた革パッチ、右綾デニムでセルビッジのみ左綾の仕様など、当時のディテールをすべて踏襲。2万7500円

Vacuum Pack

「往年のデニムラバーたちが愛した、伝説の一本をタイムカプセルのように残したい」という思いのもと、ジーンズを真空保存した「ヴァキュームパック」。過去のDENIMEの周年にのみリリースされた特別仕様であり、昨年閉鎖することが決まったクラボウ安城工場で作られたデニムを後世に残すという願いも込められている。3万250円

Aging

エイジングサンプルと見比べてみると、全体的にメリハリのある色落ちが見て取れる。股上のヒゲと呼ばれるアタリが強く出ているのが印象的だが、全体としてのグラデーションのような美しい色落ちが堪らない。

【問い合わせ】
ウエアハウス札幌店 Tel.011-280-2888 ウエアハウス東京店 Tel.03-5457-7899 ウエアハウス阪急メンズ東京店 Tel.03-6252-5421
ウエアハウス名古屋店 Tel.052-261-7889 ウエアハウス大阪店 Tel.06-6205-7889 ウエアハウス福岡店 Tel.092-741-7899
https://denime.jp/

この記事を書いた人
みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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