書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

個人的に気になったアイテムをご紹介【CP+雑感その2】

CP+の会場で、個人的に非常に興味を惹かれたアイテムを紹介する。

キヤノンが突如CP+で発表した『アナログコンセプトカメラ』とは何なのか?

キヤノンが突如CP+で発表した『アナログコンセプトカメラ』とは何なのか?

2026年08月28日

デジタルは極まったからこそのアナログ回帰【CP+雑感その1】

デジタルは極まったからこそのアナログ回帰【CP+雑感その1】

2026年08月28日

iPhone×一眼カメラの夢ふたたび

まず、マニアの間で大きな話題となっていたのが、Camera Intelligence社が開発した、マイクロフォーサーズセンサー内蔵のiPhone用カメラ型アタッチメント『Caira(カイラ)』である。これはMagSafeでiPhoneの背面に接続できるレンズ交換式カメラ。マイクロフォーサーズ対応のなので、パナソニックやオリンパスの豊富なレンズ資産を活用できるのが素晴らしい。

CEOのVishal Kumarさんはインド出身で、現在ロンドン在住。

スペック面も充実しており、LUMIX GH5Sと同じ1171万画素のセンサーと専用の画像処理チップを内蔵している。本体には64GBのストレージを備え、撮影した画像はWi-Fi接続でiPhoneに共有。iPhone側のアプリではAIを用いてスタイル変更などの画像処理を行うことが可能だ。

海外のKickstarterでは既に販売されているが、日本国内でも5月からクラウドファンディングが開始される予定だという。価格はドルベースで850ドル。日本円で考えると13〜14万円前後と少々お高い。

見ていると魅力的に思えるが、冷静に考えると、ソニーのQX1やオリンパスのAIR A01と同じような気もする。それらの製品が短命に終わったことを考えると、可能性は限られているのかもしれない。

しかし、以前より接続は簡単、高速になっているだろうし、AIによる画像処理も便利だと思う。実際に使ってみると、あの頃の製品とは違うのかもしれない。今こそ真価を発揮する面白いカメラに仕上がっているといいのだが。

夢広がるシグマのRF対応レンズ

キヤノンユーザーとして気になったのがシグマの新製品。SIGMA 15mm F1.4 DC DN | Contemporaryは、R10などのAPS-C機で使える単焦点レンズ。35mm判換算で22.5mm相当となる明るい広角単焦点。

キヤノンのAPS-C機は良質な単焦点レンズの選択肢が少ないところが弱点であったが、このレンズはその問題を解決してくれるだろう。コンパクトなサイズ感は、旅行や料理の撮影にも最適である。

シグマのブースには、同社のシャープな描写を楽しむためのアート作品が展示されていた。一見すると繊細なアートだが、よく観察するとレンズの『絞り羽根』を抜き取った後のスチールやステンレスの薄板を再利用したものであることが分かる。フォーカスを合わせる楽しさを体験できるだけでなく、廃品利用でありながらアートとして成立しており、カメラ好きにとっては部品の廃材に対する愛も感じる展示だ。

HOVERAirの水上ドローンと、Peak Designの復帰

HoverAirからは『AQUA』というモデルに注目した。重量が100gを超えるため日本での普及にはハードルもあるだろうが、水上から離着陸できるという特性は非常に興味深い。日本でドローンを飛ばせる場所は水辺が多いことを考えると、楽しめる製品なのかもしれない。

Peak Designの展示が復活していたのはファンとしては嬉しかった。昨年は出展がなく動向が気になっていたが、新作のストラップやウォレットに加え、iPhoneなどを吊り下げるための新しい小型アンカーも披露されていた。

筆者もiPhoneにアンカーを装着しているが、この小型タイプは非常に魅力的であり、新しいストラップと組み合わせて是非とも活用したいと感じた。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

武骨な男服に効かす超繊細なメタルフレーム。「ディグナクラシック」の新作に注目

  • 2026.10.09

フライトジャケットやデニムなどの武骨な服に合うメガネで王道として挙がるのはプラフレームの場合が多い。だが、そんな武骨さのなかに繊細さを潜ませギャップを楽しむという意味ではメタルフレームも有用だ。 細かな彫金が施されたディグナクラシックの新作 今季展開されるメタルの新作は計6型で、それぞれにシルバーと...

55周年を迎えた「MOTO」。周年を祝うスペシャルなレザー&シルバープロダクツを紹介

  • 2026.10.11

レザーやシルバーを駆使した製品を手がけるMOTO。1971年の創業より半世紀を超えて55年。ここでは、周年を祝うスペシャルプロダクツを紹介する。MOTOや本池秀夫さんが纏う唯一無二の世界観にも注目だ。(写真は「本池美術館」の隣にあるアトリエにて。周年限定のライダースジャケットにコンチョを装着する本池...

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...

Pick Up おすすめ記事

バガブージャケット、40年目の原点回帰。現代に蘇った名作ジャケットの魅力とは?

  • 2026.10.20

1986年に誕生した〈コロンビア〉の名作「バガブージャケット」が、今年で40周年を迎えた。その機能とデザインは、フィールドだけでなく街へも広がっていった。40周年となる2026年、その原点を振り返りながら、現代に蘇った[バガブージャケット]を見ていこう。 Bugaboo II 1986 Interc...

武骨な男服に効かす超繊細なメタルフレーム。「ディグナクラシック」の新作に注目

  • 2026.10.09

フライトジャケットやデニムなどの武骨な服に合うメガネで王道として挙がるのはプラフレームの場合が多い。だが、そんな武骨さのなかに繊細さを潜ませギャップを楽しむという意味ではメタルフレームも有用だ。 細かな彫金が施されたディグナクラシックの新作 今季展開されるメタルの新作は計6型で、それぞれにシルバーと...

55周年を迎えた「MOTO」。周年を祝うスペシャルなレザー&シルバープロダクツを紹介

  • 2026.10.11

レザーやシルバーを駆使した製品を手がけるMOTO。1971年の創業より半世紀を超えて55年。ここでは、周年を祝うスペシャルプロダクツを紹介する。MOTOや本池秀夫さんが纏う唯一無二の世界観にも注目だ。(写真は「本池美術館」の隣にあるアトリエにて。周年限定のライダースジャケットにコンチョを装着する本池...

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。