大定番のMA‒1。初期の仕様と着用時のバランス感が最高の1着に出会った。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「フライトJKTの中でここ数年お気に入りだったのがWEP。胸の大きなポケットが収納力抜群で使いやすいんだけど、ハンドウォーマーがない点が不満だった」と語るライトニング編集部の古着番長・ランボルギーニ三浦がお届け!

ALPHA INDUSTRIES × STANDARD CALIFORNIA MA-1

数あるフライトジャケットの中でも個人的に大好きなのが、大定番のMA‒1。その昔に大流行したことで少し遠のいていた時期もありますが、10年前くらいから再び着る機会が増え、若者の間で流行したことでまた疎遠に。そして、その流行が落ち着いたことでまた着たくなっていた矢先、展示会で見つけ、この冬に手元に来たのがこの1着です。

私の大好きなブランドのひとつ『スタンダード カリフォルニア』が『アルファ インダストリーズ』に別注したモデルで、1st~3rdのモデルを融合した仕様になっています。実は『アルファ インダストリーズ』はファッションとして人気ですが、’50年代にMA‒1を最も多く納入した実績があり、オリジンといえる存在。今回のモデルは角ばった比翼、オキシジェンタブ、ICSコード用ループなど初期モデルの仕様でありながら、絶妙なシルエットにアレンジしているのが最大の決め手となりました。

MA‒1って個人的にはシルエットが最も重要で、タイト過ぎてもゆったりし過ぎても嫌。スウェット×Gジャンの上から羽織った際、動きやすく見た目も程よいボリューム感というのが理想で、まさにこの1着がドンズバでした。紹介するのが遅くなり、もう完売続出ですが、欲しい方はぜひ探してみて!

1950年代を代表するフライトジャケットの名作中の名作、MA-1。世界中のファッションシーンでも人気があるため、幾多のモデルが世に溢れかえっていますが、本物の仕様とバランスのよいシルエットを両立したものは意外と少ない。今回の1着は、着丈や肩幅、リブの長さやそのテンションなど着用時のバランス感も追及し、絶妙にアレンジしたシルエットが最大の魅力。ヴィンテージ感のある風合いとファッション性の高いシルエットを完璧に両立している。4万9500円(STANDARD CALIFORNIA TEL03-3770-5733 https://www.standardcalifornia.com/)

ラベルは1960年に採用された「MIL-J-8279B」のものが付属。その下には“スタカリ”の白いラベルも付く。

ピスネームの他にアルファらしい赤いリボンと“スタカリ”のオレンジリボンも付属するが、私は外して着用。

1955~’56年に採用された1st型「MIL-J-8279」の比翼を採用。本来は57年の2nd型「8279A」で丸い比翼になる。

174㎝・68㎏でサイズLを着用。スウェットシャツ×デニムジャケットの上から羽織っても全くストレスがなく動きやすい。見た目のボリュームとバランスも理想的だ!

(出典/「Lightning 2025年4月号 Vol.372」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

円盤投げのアイコンが目印! アメリカ生まれの定番スウェット「DISCUS」ってどんなブランド?

  • 2026.03.19

1973年に誕生して以来、キャンパスや街の日常とともに歩んできた「ディスカス」。派手さはないが、気づけばいつも身近にあり続ける。そんな等身大のスウェットブランドの魅力を、ブランドの背景とアイテムから紐解いていく。 米国のリアルが育んだちょうどいいスウェット 1973年、アメリカ・ヴァージニア州で誕生...

別荘暮らしには憧れが詰まっている。1500万円以下から手に入るログハウスという選択肢

  • 2026.03.31

いくつになっても秘密基地のような存在にはワクワクさせられる。だからこそ“別荘”という響きに今なお心ときめくのかもしれない。趣味に没頭するのも何かに挑戦するのもいい。家族とまったり過ごすのも悪くない。BESSの家は、いい大人が目論むあれこれを叶える理想の空間だ。 編集部パピー高野が別荘暮らしを体験! ...

革に銀!? カービングに鉱石を使って色彩を与える独自の技「ジ・オーア」の革ジャンとレザーアイテム

  • 2026.03.30

伝統的なレザー装飾技法であるカービングに鉱石を使って色彩を与える、アツレザーワークス独自の技、“The Ore(ジ・オーア)”。技術を磨き上げた匠が生み出す唯一無二のオリジナリティを紐解く。 伝統技法が交差する唯一無二の手仕事。 代官山にあるアトリエを拠点に、クラフトマンの繊細な手仕事が光るレザープ...

待望のカスタムオーダーが再始動!シルバージュエリーはメイドインジャパンにこだわりたい

  • 2026.04.01

ネイティブスピリットを宿したシルバージュエリーで多くのファンを魅了してきたARIZONA FREEDOM。2026年春夏シーズンより、待望のカスタムオーダーがついに再始動。既存のデザインをベースに組み合わせ次第でこれまでにない自分だけのオリジナルのシルバーを形にできるのが最大の魅力だ。熟練した職人に...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...

Pick Up おすすめ記事

今季のテーマは“Preppy in the Sun”! 春の到来にピッタリな「ゴールデンベア」のラインナップを紹介

  • 2026.03.18

デイリーなアメリカンカジュアルウエアを得意とする「ゴールデンベア」。“Preppy in the Sun”をテーマに掲げる今季のコレクションでは爽やかな風吹く春の到来を告げる、涼しげなラインナップを展開する。 フレンチリネンの着心地とオレンジが活きる春 主役は淡いオレンジのシャツ。フレンチリネンを1...

革に銀!? カービングに鉱石を使って色彩を与える独自の技「ジ・オーア」の革ジャンとレザーアイテム

  • 2026.03.30

伝統的なレザー装飾技法であるカービングに鉱石を使って色彩を与える、アツレザーワークス独自の技、“The Ore(ジ・オーア)”。技術を磨き上げた匠が生み出す唯一無二のオリジナリティを紐解く。 伝統技法が交差する唯一無二の手仕事。 代官山にあるアトリエを拠点に、クラフトマンの繊細な手仕事が光るレザープ...

待望のカスタムオーダーが再始動!シルバージュエリーはメイドインジャパンにこだわりたい

  • 2026.04.01

ネイティブスピリットを宿したシルバージュエリーで多くのファンを魅了してきたARIZONA FREEDOM。2026年春夏シーズンより、待望のカスタムオーダーがついに再始動。既存のデザインをベースに組み合わせ次第でこれまでにない自分だけのオリジナルのシルバーを形にできるのが最大の魅力だ。熟練した職人に...

円盤投げのアイコンが目印! アメリカ生まれの定番スウェット「DISCUS」ってどんなブランド?

  • 2026.03.19

1973年に誕生して以来、キャンパスや街の日常とともに歩んできた「ディスカス」。派手さはないが、気づけばいつも身近にあり続ける。そんな等身大のスウェットブランドの魅力を、ブランドの背景とアイテムから紐解いていく。 米国のリアルが育んだちょうどいいスウェット 1973年、アメリカ・ヴァージニア州で誕生...

こだわりの最上級へ。リングを複数繋いで作られるブレスレットは、究極の贅沢品

  • 2026.03.17

創業から29年にして新たな局面を迎え、“地金から新たな素材を作り出す”という手法に行き着いた「市松」。『自在地金屋 無双』をその名に掲げて作られたブレスレットは、一点一点手作りでサイズのブレが生じるためリミテッドモデルとして製作。放たれるただならぬオーラは、職人の工夫と根気によるものだ。 誠実に地金...