2ページ目 - 「THE OLDSPEED FACTORY」のカスタムから紐解く4カムの魅力『さまざまなスタイルになる万能ベースモデル』

2001 XL1200S

オールドスピードファクトリー(OSF)のオリジナルパーツをふんだんに使用したカスタム。スポーツスターの純正の雰囲気を崩すことなく、エクステリアをコンパクトにまとめ、随所に70sのダートトラックのテイストを取り入れたスタイルだ。フォークブーツやフロントエンドのスタビライザー、TTシートなどヴィンテージ感を演出するパーツチョイスが効果的。当時の純正プルバックをモチーフとしたハンドルや、純正フェンダーのチョップをイメージしたフェンダーなど、過度に主張し過ぎることなく、ボルトオンで統一感のカスタムが可能だ。ミラー、ウインカーなど、細部のパーツまでオリジナルで作っているので、隙のないアウトフィットを作り上げることができるのだ。

純正カットのラインをイメージしたOSFのファイバーフェンダー。テールもミニルーカスをベースに鋳物でハウジングを製作したオリジナル。

コンパクトなスポーツスタータンクはOSFでデカールとカラーを選んでオーダー可能。

70sのダートラックをイメージしてハンドメイドで製作するOSFのスタビライザーを装備。

ハンドルはOSFの70sバー。ローライダーなどに採用された純正プルバックをイメージ。

縦タック&ロールのシートはOSF。ボルトオンで装着可能で、幅広いスタイルにハマる。

特徴的なマフラーは、OSFオリジナルのパーフェクトベント。手曲げ特有の流れるラインで仕上げられている。ステーも付属するのでボルトオンで装着可能。

2000 XL1200S

ビルダーのユウスケさん自身の愛車として、モトクロスレースに参戦することを念頭に仕上げられたボルトオンカスタム。実際に最近モトクロスレースに参加したばかりで、まだ煮詰める余地はあるものの、スポーツスターの純正に大幅な加工を加えず、OSFのオリジナルパーツを中心とした構成でレースに参加できることを証明した。21インチのフロントホイールをはじめ、アップマフラーやフォークブーツを装着するフロントエンド、TTシート、そしてレーシーな雰囲気をストレートに表現したペイントなど、ストリートに落とし込めるダートスタイルであることもポイントだ。レースを起源とするスポーツスターのポテンシャルを草レースに持ち込んだチャレンジングな一台。大人の遊び心が詰まったカスタムだ。

フューエルタンクはスポーツスタータンクをベースにレーシーなチェッカー柄を落とし込み、ダートで汚れることを想定したエイジングフィニッシュ。

やや太めのφ50パイプを使用するハイパイプもOSFのオリジナル。高回転域の抜けがよく、太く心地良い鼓動を奏でる逸品だ。

OSFオリジナルのトラッカーバーを装備。ストリートからフラットトラック走行まで使えることを想定した本格的なシルエットに仕上げられている。

OSFオリジナルのTTシート。ダートカスタムにはベストマッチ。縦タック&ロールがレーシーな雰囲気。

ローレットタイプのラバーグリップはOSFオリジナル。φ34のスリムタイプなので日本人の手にもよくなじむ。

つい最近モトクロスレースに参戦したばかりのため、土が各部に残るのもリアルなレース参戦車両の証し。

フロントエンドは土の侵入を防ぐフォークブーツを装備し、ナンバリングゼッケンを装着。

純正をカットしたようなナチュラルなラインに仕上げられたファイバーフェンダー。純正より軽量でありながら、純正の雰囲気もある気の利いたデザインだ。

(出典/「CLUB HARLEY 2026年8月号」)

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