「スポーツスター」乗りの佐藤実緒さんが“エボ”を増車した理由とは?

小学5年生のころから乗馬を始め、学生時代は障害物を飛び越える馬術に勤しんだ佐藤実緒さん。だが、社会人になると、時間を作って馬を乗りにいくという行為が次第に億劫になりつつあった。

気兼ねなくロングに行けるハーレーがほしかった!

「普段の暮らしの中で馬に乗っている気分になれるのは……バイクしかない‼ と思って(笑)」

最初はヤマハTWを購入したものの、周囲はハーレーばかりで走るペースが合わず、「私もハーレーに乗ろう」と決心した。そうして購入したのが「XLH883ハガー」。もともと馬に慣れ親しんでいる彼女だけに、ドコトッドコトッと馬が走っている時の蹄の音に似たアイドリングを奏でるハーレーがハマらないハズがない。大きな事故も経験したが、バイクが怖くなるどころかますますハマり、ハガー購入から1年も経たずに、ついには「FXLR」を増車。ちょっとハマりすぎでは……⁉

「スポーツスターはとても気に入ってるけれど、唯一の悩みはタンクが小さくて遠乗りできないこと。それに私の周りには何故かFERに乗っている人が多くて、おかげでFERへの憧れはスゴかった。それに身長が153㎝しかないので乗れるハーレーも限られてしまうんですが、私でも乗れそうな、私好みのノーマルルックのFXRに出会ってしまったんです‼」

そりゃ仕方ないか!

自分らしさを加えたいと愛車のスポーツスターにはお守りとして愛馬2頭の蹄を付けたシッシーバーをワンオフで製作。新しい相棒のFXLRにもいずれ付けるのかな。

1988 FXLR

都内在住の佐藤さんが地元の北海道まで走っていけるハーレーがほしいと思っていたところに、「カスタムされてない憧れのFXR」の出物が!!またがってみたら身長153㎝の彼女でも乗れそう……と、つい最近増車してしまったのだ。

このFXLRにまたがってみたところ、ハンドルさえ交換すれば乗れそうだったので、さっそくプルバックタイプのライザーに交換し、JOYRIDE製のスーパーバーを合わせてポジションを調整。スポーツスターでの事故の経験から足まわりの大切さを学んだので、今後絶対手を入れるそう。

事故から蘇らせたから愛着もひとしお……なスポーツスター

愛車のハガーは、納車3カ月で高速道路上の大きなギャップを拾ってスッ飛んだ。足まわりはノーマルだったが、そもそもノーマルに難アリということでサンダンスの部品を使って足まわり問題を解決。以来、乗ることが楽しくて仕方ないという。

サンダンス謹製のトラックテックフォークスプリングやリアショック、さらにフォークのオフセット量を適正化するトリプルツリーで足まわりを改善。さらにブレンボ製キャリパーをおごってブレーキを強化した。これによって走りが快適になった上、愛着もあって手離せないとか。

(出典/「CLUB HARLEY 2026年4月号」)

この記事を書いた人
ポイズン雨宮
この記事を書いた人

ポイズン雨宮

真性バイクオタ

単気筒や2気筒のいわゆる“エンスー的なバイク”が大好きな真性オタ。中でも70sアメリカを感じさせるモーターカルチャーを特に好む。XR1000と1969年型カマロを所有し、その維持に四苦八苦しつつも実は喜んでいるドMでもある。カフェレーサー好きでもあり、フェザーベッドフレームのH-Dを作りたいと絶賛夢を膨らませ中。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

Pick Up おすすめ記事

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

時とエイジングを刻む。VAGUE WATCH&Co. × CONSIGLIERE THE 1ST SPECIAL WATCH

  • 2026.07.02

時計は時間を刻むもの。本来の目的はそれで十分だが、「エイジングするものに囲まれて暮らしたい」という自称革ジャンの伝道師・モヒカン小川はベルトにもこだわる。そんな彼が愛用するヴァーグウォッチとシルバージュエリーブランド「コンシリエーレ」のコラボウォッチには毎日身につけた分のエイジングが刻まれている。 ...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...