【僕らが“エボ”を選んだ理由。】「ツインカム」から乗り換えた伯耆原健さんの場合

『サンズ・オブ・アナーキー』の影響で「FXDLローライダー」を購入し、クラブスタイルにして乗っていたという伯耆原さん。しかし、その乗り味は彼が抱いていたイメージとは少し違っていた。

ハーレーらしい乗り味と走りを求めたらコレ一択です!!

「『ツインカム96』エンジンのモデルだったのですが、乗り心地がスムーズすぎるんですよ」

周囲に「FXR」に乗る仲間がいたこともあり、自然と「いつかはFXR」と考えるようになった。

「クラブスタイルを目指すならやっぱり走ってくれないと。だから自然とエボという選択でした」

そんな時、知人を通じてFXRを降りようとしている人がいると聞き、愛車を譲り受けることに。

「最初はフロントフォークがやたら短い『FXRT』仕様でした。誰が見てもディメンションがおかしいので『これは危ないぞ』と。そこから足まわりを直していったら、ハンドリングが軽くなって曲がることが楽しい‼ しかも60~80キロぐらいの速度域だとドコドコ感があって、本当にそこら辺を走ってるだけで面白いんです」

いまや夜中だろうと隙あれば走りに出かけるほどドハマり中だ。

クラブスタイル好きなオーナーだけに、走りの性能も重要。ヘビーに走り込んでも故障しにくく、リプレイスパーツも豊富。さらに街を流す程度で十分ドコドコ感を堪能でき、現行車より“ハーレーらしい”テイストを残したエボがベストなのだ

1994 FXR

譲り受けたときはひどいディメンションだったが、足まわりを「サンダンス」のトラックテックに変更して徐々に現在の仕様に。2インチ長いフォークが男前だ。

純正のプルバックライザーにパワープラント製のハンドルを装着。あえて2眼メーターに換えてハンドル部分に取り付けているのもオーナーのこだわり。

懐かしのスーパートラップ製2in1にキャブはミクニ製HSRΦ42をチョイス。部品探しで苦労しそうだが、仲間ウチで出回るので見つかりやすい。

ローダウンモデルに乗る仲間が高速道路上で車体が暴れて事故ったことを知り、足まわりの重要さに気づいたという伯耆原さん。サスは前後トラックテック製だ。

フロントフォークスプリングもサンダンス製トラックテックに交換。購入当初シングルディスクだったが、ダブルに変更して制動力をアップしている。

FXR乗りなら要チェック!!

年2回ほどミーティングを開催している「ふわっとFXR」の二代目代表を務める伯耆原さん。「集まって皆のFXRを眺めよう」という緩いノリなので、FXR乗りなら覗いてみては!?
https://www.instagram.com/fuwatto_fxr/

(出典/「CLUB HARLEY 2026年4月号」)

この記事を書いた人
ポイズン雨宮
この記事を書いた人

ポイズン雨宮

真性バイクオタ

単気筒や2気筒のいわゆる“エンスー的なバイク”が大好きな真性オタ。中でも70sアメリカを感じさせるモーターカルチャーを特に好む。XR1000と1969年型カマロを所有し、その維持に四苦八苦しつつも実は喜んでいるドMでもある。カフェレーサー好きでもあり、フェザーベッドフレームのH-Dを作りたいと絶賛夢を膨らませ中。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

Pick Up おすすめ記事

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...