
「G.B.ガファス」プレス・漆畑博紀さん|「G.B.ガファス」と「デコラ」のプレスを務めるほか、両店を運営する「グラッシーズ」の専務取締役。ファッションにも深い知見を持つ
基本のおさらい
- 主なプラスチック素材
セルロイド
発火性が高く生産が減少傾向にある希少な素材。独特のぬめりと艶がある
セルロースアセテート
発火性が低く取り扱いが容易なため、現代では最も一般的なプラスチック素材
- 主なメタル素材
サンプラチナ
美しい光沢を持つ希少な素材。近年はチタンの方が主流
チタン
メタル素材のアイウエアの大半はチタン。軽くて丈夫で錆びにくい
素材編

【 エコ素材のアセテート「バイオアセテート」 】
木材パルプやコットンリンターなどの天然由来セルロースを原料とし、最終的に自然に還っていく生分解性を持つ、環境に優しい次世代のプラスチック。 高い透明度や美しい発色に加えて、肌なじみがよく軽量で掛け心地が良い。やや張りがあって硬いので、衝撃に強く変形しにくいのが特徴。


べっ甲については、黄色や黒など単色のものが1番高価です。原料である亀の甲羅から、その色の部分だけを厳選してつないでいくので、柄の入ったべっ甲よりも加工に手間がかかるからです。

レンズ編

ツァイス製調光レンズならではの青色!

ディテール編

【 本カシメ 】

【 飾りカシメ 】

例えばカシメには、パーツ同士を固定するための機能を持った「本カシメ」と、見た目のアクセントとして施される装飾用の「飾りカシメ」があります。本カシメは手間がかかる分コストが高くなりますが、耐久性に優れ、ぐらつきにくいのが特徴です。
加工・製法編

「G.B.ガファス」のオリジナルブランドである〈フィッシュ&チップス〉から約10年前に発売されていたモデル。すすを部分的に当てた後、あえて少し残るように磨きを施したり、表面に傷をつけたりすることで、美しいエイジング加工が施されている。


15万9500円/ジャックマリーマージュ(G.B.ガファス TEL03-6427-6989)
【 七宝加工とは 】
金・銀・銅などの金属素地にガラス質の釉薬をのせ、高温で焼成することで、鮮やかな色彩のガラス層を生み出す技法
【 七宝 】

【 セル巻き 】

七宝とセル巻きは、どちらもフレームに色や装飾を加えて見た目を華やかにする技法だが、仕上がりの表情は異なる。ガラスのような艶と発色が魅力の七宝に対して、セル巻きはフレームの周りに巻き付けたプラスチックの立体感のある表情と、メタルとのコントラストが魅力。
(出典/「2nd 2026年7月号 Vol.219」)
Photo/Kazuya Hayashi Text/Kaori Sone
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