時計とメガネにこだわる人の、上質で気取らない大人のモノ選び。革小物や筆記用具も気を抜くな。

時計とメガネにこだわるなら、革小物や筆記用具も気を抜きたくない。つまりは、手に取るものには ちゃんと理由を持つことだ。

ブランドの真価を理解したうえで、あえて定番から一歩ハズす。

(右)ゴールドフレームとべっ甲のインナーリムの組み合わせがラグジュアリーな印象。英国の老舗による確かな手仕事が伺える。11万4950円/サヴィル ロウ(ブリンク ベースTEL03-3401-2835) (中央)アンティークの布地の色味を再現したグレイッシュな白のコットンリネン生地にささやかな気品が漂う。7370円/アーツ&サイエンス(アーツ&サイエンス代官山TEL03-5784-3803) (左)1950年代製のセミバブルバック。インデックスの3・6・9のみがアラビア数字で配された通称エクスプローラーダイヤルの希少な個体だ。86万8000円/ロレックス(タイムアナグラムhttps://timeanagram.com/)

華やかさはやりすぎないバランスで加える。

1950年代のアーカイブをベースに細部をアップデートし、厚みのあるストロベリーシェイプと鮮やかなブラウンは悪目立ちせずほどよく印象を引き上げる。7万9200円/マックスピティオン(プライベート アイズ アンド トラッカーズTEL070-1577-2666)

少し背伸びして、クラシックを日常に取り入れてみる。

(腕時計)防水ケースの先駆的存在であるフランソワ・ボーゲル社製のケースを採用。経年による文字盤の日焼けも相まって、確かな重厚感を備える。68万円/ジャガールクルト(スイートロード川崎本店TEL044-544-8177) (グラス)ガラスを極限まで薄く仕上げ、他にない軽やかな口当たりを実現した名品「うすはりグラス」を、ウイスキーなどのオン・ザ・ロックに適したオールドグラス仕様で。2200円/松徳硝子(松徳硝子TEL03-6806-8472)

レザーの色は揃えるのがセオリー。けれど、小物は自由に楽しむ。

(右)染料仕上げのコードバンを使用したウォレット。澄んだ発色や宝石にも例えられる光沢感は使い込むことで徐々にその深みを増す。4万8400円/エンダースキーマ(スキマ 恵比寿TEL03-6447-7448) (左)1960年代の個体。グレーの文字盤に施された山型のバーインデックスが繊細なきらめきを放つ。32万8000円/IWC(タイムアナグラムhttps://timeanagram.com/)

何度使っても同じ高揚感を得られるものを見つける。

(上)数々の著名作家が愛したことで知られる原稿用紙の紙をノートに採用。クリーム色が特徴で、万年筆のインクが滲みにくく滑らかな書き味が魅力だ。1210円/満寿屋(満寿屋TEL03-3876-2300) (下)ジョン・F・ケネディ スペシャルエディションの1本。深いネイビーは同氏が海軍に在籍していたこと、アイビーファッションのアイコンであったことから。24万900円/モンブラン(モンブランお客様サポートTEL0800-333-0102)

他と被らないお気に入りを持つ。

(右)和紙メーカーである同社が和紙漉きの製法で作ったオリジナルの素材を使用。クッション性と強度があり、写真のようにくしゃくしゃとシワをつけて風合いを楽しむのもよい。3960円/SIWA(大直TEL0552-87-9314) (中央)1枚の革に袋状の収納をふたつ取り付けたカードケース。収納はプレス加工を施したコットン素材で革同様経年変化が楽しめる。ジップやボタンを排した極めてシンプルな構造。1万4850円/ポスタルコ(ポスタルコショップTEL03-6262-6338) (左)スウェーデン産の原皮を使用し職人の手で編み上げられたキーフォブは、メッシュベルトに定評のある〈ベオーマ〉によるもの。1万3200円/ベオーマ(フレーム 青山TEL080-4729-1485)

いつもの装いを引き締める工芸的なプロダクトをひとつ。

〈10 アイヴァン〉にブランドでは10番目の玉型となるアビエイターシェイプが登場。さらにレンズの形に合わせ、3つのパーツからなるブリッジの構造を確立。8月発売予定。8万8000円/10 アイヴァン(アイヴァン PR TEL03-6450-5300)

手に取る前にバックボーンや成り立ちを学ぶ。

(右)ブランド初の51ミリのレンズサイズは存在感十分。このために設計された7枚蝶番が堅牢度を担保。10万3400円/ユウイチ トヤマ:5(ユウイチ トヤマ. トウキョウTEL03-6427-7989) (中央)アクリル製の風防やNATOストラップ用の固定バーを備え、ベトナム戦争時に開発されたモデルを再現。9万9000円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパンTEL03-6254-7371) (左)1976年に発売されたモデルを復刻。〈タイメックス〉のアーカイブにおいても稀有だというクラシカルなムードを湛える角金モデル。1976年に製造され、誕生から50年の節目に復刻。2万4200円/タイメックス(ウエニ貿易TEL03-5815-3277)

(出典/「2nd 2026年7月号 Vol.219」)

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