機能性とデザイン美を兼備する、「MFG」の新世代のタクティカルウエア。

バズリクソンズを愛し、大戦期のみならず近代ミリタリーまで造詣の深いカルロス西さんが昨年、満を持してスタートさせたタクティカルウエアを主軸とするエムエフジー。いますぐに活躍すること間違いなしの珠玉のラインナップを紹介する。

「MFG」ディレクター・カルロス西さん|新宿のアメカジの名店「ジャンキースペシャル」の名物マネージャー。王道を軸に独自のエッセンスを加えたアメカジスタイルに定評があり、本誌ではコーディネイト連載も担当する。

MFGとは?

1980年〜2000年代にかけてアメリカ軍の特殊部隊などに支給された高機能な軍事衣料品をベースとしたタクティカルウエアを展開。新宿の名店「ジャンキースペシャル」のカルロス西さんがディレクションを手がける。本格的なアウトドアブランドが軍に卸していたようなアイテムもラインナップしており、その機能性の高さは折り紙つきだ。

極寒地での活動に対応する最上級の保温性とデザイン性の両立。|Lot No. MG15867“EXTREME COLD GEN-1”

アメリカ軍のPCU GEN1 LEVEL7 JACKETがベース。PCU(Protective Combat Uniform)は、米陸軍特殊作戦チームからの開発要求に応え、米陸軍ソルジャーシステムセンターが開発した、市場における球数の少ないレアなラインだ。「LEVEL7」はPCUの中で最上位に位置し、極寒地での活動に対応。中綿には米軍でも採用されたプリマロフト®を使用し、洗濯機で洗うことが可能。フードはジッパーでの取り外しができ、パーカなどとのレイヤードも楽しめる。60,500円

高機能生地と高機能中綿で抜群の保温性を実現。

3層構造でゴアテックスと同等の防水透湿性能を持つナイロンタッサー生地は、ナチュラルな風合いが特徴。軽量ながらも強度が高く、シワになりにくい性質を持つ。中綿にはダウンの約8倍ともいわれる抜群の保温性を誇るプリマロフト®を採用。ヴィンテージハワイアンシャツに見られるダイヤモンドヘッド柄をカモフラージュ的に配色したプリントは存在感抜群で、コーディネイトのアクセントとしても最適だ。

単体のアウターとしても申し分ない高い保温性を備えるフリースジャケット。|Lot No. MG15869“TACTICAL FLEECE”

デッドストックのECWCS Gen3 POLARTEC フリースを使用したジップアップジャケット。「ECWCS」とは、1980年代後半に米軍において採用された、極寒冷気候向けのレイヤリングシステムである。摩擦が起きやすい肘や胸部にはデジタルタイガーカモがプリントされたゴアテックス素材に切り替えられている。脇下にはファスナー仕様のベンチレーションが付くなど、細部にまで機能的なディテールを備える。35,200円

過酷な環境で挑戦を続けるクライマーを支えた高機能アウター。|Lot No. MG15868“ICECLIMBER JACKET”

雪山などの過酷な状況下で、身の危険を顧みずに挑戦を続けるクライマー向けて開発されたジャケットをベースに、シルエットを現代的にアップデート。柔らかさと軽さ、しなやかさを重視した2層構造のナイロン生地は、クライミングに適した撥水性、防風性を備える。袖のリブや、首元や裾に配置されたドローコードを締めることで風の侵入を防ぐことができる点もポイント。内部には収容力に優れるメッシュポケットが。61,600円

デッドストックのデジタルカモでレアな名作を再構築。|Lot No. MG15866 “ELITE UNIT”

米国の老舗アウトドアブランドが、極限環境で行動する米軍の特殊部隊に向けて2000年代のわずかな期間に製造したジップアップジャケットがベース。3層構造のゴアテックス生地を使用し、縫製部の裏面にはシームテープを接着することで雨や雪などを侵入させず、汗は水蒸気として外に逃して快適な着心地を誇る。前立てとポケットはジップ&ベルクロテープの2重構造。袖にもゴムとベルクロテープが付き、実用性も申し分ない。67,100円

優れた防水透湿性を誇る米軍採用のゴアテックス。

採用しているUSAF(米空軍)デジタルタイガーカモのゴアテックス生地はデットストック。実際にUSAFにおいて使用される希少な生地を特殊部隊用のジャケットに落とし込んでいる。非常に細やかな孔を持つメンブレン素材を表地と裏地で挟み込んだゴアテックスの防水、防風、透湿性の高さは言わずもがな、近年モノのミリタリーらしいデジタルのカモフラージュ柄はデザイン的なインパクトも抜群だ

【問い合わせ】
ジャンキースペシャル
Tel.03-3232-0850
http://junkyspecial.com

(出典/「Lightning 2026年1月号 Vol.381」)

この記事を書いた人
みなみ188
この記事を書いた人

みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

Pick Up おすすめ記事

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

夏のアメカジがもっと楽しくなる「HEATH」のオリジナルプリントT !!

  • 2026.06.30

横浜を拠点に“大人のアメカジ”を提案する「ヒース」。セレクトショップでありながらハイクオリティなオリジナルプロダクツに定評があり、遊び心のあるアイテムや限定モデルも多く展開している。その筆頭が7.4オンスの肉厚Tシャツシリーズだろう。 [caption id="" align="alignnone"...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...