初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。

奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目

奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリンバイ)の植物色素と泥に含まれる鉄分を化学反応させる天然の染色法だ。職人が全身を使い、何回も何回も染めを繰り返しながら色を重ねるため、一着を仕上げるまでには膨大な時間と労力を要する。さらに、その日の気候や泥の状態を見極めながら作業を進める必要があり、熟練の技術も欠かせない。こうした手間を積み重ねるからこそ、泥染ならではの深みある色合いと豊かな表情が生まれるのだ。

そんな伝統技法の魅力を、これからの季節に気軽に楽しめるのがダルチの開襟シャツだ。軽快な着心地は初夏に最適で、泥染特有の落ち着いた色味が装いに大人の奥行きを与えてくれる。手間を惜しまず生み出された色は、Tシャツの上からさらりと羽織るだけでも十分な説得力を持つ。

[5739]奄美大島泥染半袖シャツ

奄美大島に伝わる泥染で一着ずつ丁寧に染め上げ、天然染料ならではの奥行きある色合いに仕上げた逸品。コットンリネンのキャンバス生地を使用し、特殊な洗い加工により着込んだような自然なシワ感を表現しているのが特徴だ。

Color_Brown, Dark Brown
Size_36, 38, 40, 42, 44
Price_¥34,980

ブラウンはテーチ木染め、ダークブラウンはテーチ木を下地に、泥染を染め重ねた天然色が魅力。どちらも奄美大島の伝統技法で、それぞれ異なる表情が楽しめる。また天然素材のナットボタンを採用するなど、細部にまでこだわる仕様だ。

制約が生んだ大戦モデルの魅力を、ダルチザン流に再構築

第二次世界大戦中、物資統制の影響によりデニムジャケットやジーンズの仕様が簡略化された。ボタンやリベットの削減や、ポケットまわりの簡素化など、本来は資材節約のための変更だったが、その限られた期間だけ生産された独特の仕様は、いまや大戦モデルと呼ばれ多くのファンを魅了する。

新作の16オンス大戦モデルも、当時の簡略化されたディテールを再現。デニムジャケットは4つボタン仕様やフラップを省いたポケットを採用し、ジーンズはリベット廃止など簡略化された各部の仕様を取り入れつつ、背面のTバック仕様や独自デザインのペンキステッチなどのアレンジも見どころ。また最大の特徴は、酸化したようなくすんだインディゴブルーと当時特有のザラついた質感を表現した16オンスのセルヴィッジデニム。大戦モデルの魅力を存分に味わえる一着に仕上がっている。

[D4677]16oz大戦デニムジャケット

第二次世界大戦下の簡略化された仕様を再現した大戦モデルのデニムジャケット。4つボタン仕様やフラップレスポケットなど当時ならではのディテールに加え、酸化を思わせるくすんだ色味とザラ感のある16オンスセルヴィッジデニムも魅力だ。

Color_OW Size_36, 38, 40, 42, 44, 46, 48
Price_¥48,180 (46,48 インチ 50,380円)

[D1949]16oz大戦ジーンズ

ペンキによるバックポケットステッチや月桂樹ボタン、HBTのポケットスレーキなど、大戦モデル特有の仕様を再現。16オンスセルヴィッジデニムを採用し、シルエットは定番101型のレギュラーストレートに仕上げた。

Color_OW
Size_27-34, 36, 38, 40
Price_¥37,180
(38,40 インチ 3万9380円)

【問い合わせ】
ステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナル 
TEL06-6536-6328
http://www.dartisan.co.jp

この記事を書いた人
ADちゃん
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ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
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