着込むべき革はフェローズにあり! 名作SJ88の魅力とは?

アメリカンヴィンテージを現代的なデザインとシルエットで再定義するフェローズ。もちろんレザージャケットも得意とし、これまでにも様々なモデルを生み出してきたが、中でも名作と言われるスポーツジャケットSJ88 の魅力を掘り下げていこう。

Pherrow’s CJ88

’30年代のスポーツジャケットをモチーフとしているSJ88。2014年に登場して以来、断続的にラインナップされていることからもその人気ぶりが伺える名作モデルだ。クラシカルでシンプルなデザインは、流行に左右されずに長年愛用できるため、じっくり着込んでエイジングさせたいという人にこそオススメ。革はホースハイドを採用し鋭い艶を纏っているため、どこか上品な雰囲気も併せ持っているのも特徴だ。17万9300円

SJ88をモノトーン基調で落ち着いた着こなしを提案するスマクロ二子玉川店の小野寺さん。バンダナやメガネなど小物使いも秀逸。ジャケット17万9300円、インナー1万7930円、パンツ1万8700円/すべてフェローズ、その他/私物

渋なめしで仕上げたホースハイドは、細かなシボ感と強い光沢感を持つのが特徴。着込むほどに身体にフィットしていく感覚と、風合いのあるエイジングが楽しめる。

胸ポケットにはチェーンジッパーを採用している。ヴィンテージスタイルのレザージャケットには欠かせないディテールだ。

袖口にはストラップタイプのカフスを採用した’30年代らしいディテール。アジャスター用のスナップもデザインのアクセントに。

肩まわりはアクションプリーツを備えているため、腕を動かしやすく、美しい腕まわりのデザインにも一役買っている。

ポプリン生地のライナーはワインレッドでヴィンテージらしさを強調。内ポケットの片玉縁をレザーで仕立てているのもポイント。

茶芯のスマクロ別注モデルにも注目!

スマートクロージングストア設立30周年記念として製作したSJ88は、なんと茶芯仕様となっているスペシャルバージョン。また使用しているジッパーやスナップも真鍮になっているのが特徴。17万9300円

ジッパーやボタンなど全ての金属パーツは真鍮を採用。茶芯の革と同様に経年変化も味わえるので、細部までエイジングを楽しみたい。

手擦りで下地の茶芯を出したという馬革を採用。着込んだ時のヴィンテージ感やワイルドな雰囲気を求めるなら別注モデルがオススメだ。

【問い合わせ】
フェローズ
TEL03-5725-9577
https://www.pherrows.com

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2022年12月号 Vol.344」)

この記事を書いた人
サカサモト
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サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
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