お庭に設置! 大人の外遊びに立ち飲みバーを作ってみる。

  • 2021.10.21  2021.10.13

留まることを知らないアウトドア&キャンプブーム。そこで今回作るのは、アウトドアで使える立ち飲み用のスタンディングテーブル。作業の合間のブレイクにコーヒーを飲んだり、ミニバー代わりにしたりと楽しめる。

  • 【仕様】
    ■サイズ/約W1600×H1600×D90㎜
    ■所要時間/約2時間
    ■材料費目安/約1万円(購入先によって金額は変わります)
    ■難易度/★★★☆☆

作り方は至って簡単。お馴染みの2×4材を組み合わせてベースを作り、そこにテーブルを吊り下げるだけ。ポイントになるのは2×4材を繋げるソーホーブラケット。この連載でもたびたび登場するが、今回はテーブルを吊り下げるための天板も付けられるタイプを使用する。アレンジでシェルフを付ければ、カップやライトなどを掛けておける。早速作ってみよう。

▼同じく2×4材を使ったDIYはこちらをチェック!

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【今回教えてくれた先生は……】
DIYer(s) http://diyers.co.jp
DIYに特化したWEBサービス「DIYer (s)」。ショップの紹介やオリジナルDIYレシピを世界に発信&アーカイブしている。またDIYを通して暮らしを豊かにし、モノの価値を見直すことを提案。

まずは、準備するものをご紹介。

1×6材

テーブルになる1600㎜の1×6材を1枚を準備。

2×4材

脚になる1800㎜の2×4材を4本、そしてシェルフを取り付けるための1600㎜の2×4材を1本。木材は全部で約3000円

ソーホースブラケット

2×4材を繋げるソーホースブラケット。今回は4本の脚と天板も設置できるタイプのものを用意した。約1000円

チェーン

テーブルを吊り下げるためのチェーン。今回はチェーンが細いものを使用している。800㎜のものを4本用意。各約400円

シェルフ

カップやランタンなどを吊り下げるためのシェルフ。100均ショップなどで購入可能だ。今回は2つ用意。各約100円

リングプレート

テーブルを吊り下げるときに使うチェーンを接続するためのリングプレート。耐荷重の高いものを選ぶのがコツ。各約800円

アングル

テーブルとチェーンを繋げるためのアングル。カラビナを付けるので、中央に穴が空いているタイプを4つ用意。各約200円

カラビナ

天板からテーブル板を吊り下げるのチェーンを装着するためのカラビナ。天板用に2つ、テーブル板用に4つ用意。各約300円

オールドウッドワックス

無垢の木材に塗り込むだけで、古材のような仕上がりになるワックス。好みで色を選ぶことができる。約3000円

そのほか取り付けに必要な分だけビスを準備しておこう。

今回使った道具はこちら!

インパクトドライバー

今回、金具の装着が多いため、ビスの打ち込みの際にインパクトドライバーや電動ドリルがあると作業効率が格段にアップする。

電動サンダー

木材の表面をサンディング(研磨)する工具。表面が滑らかになると同時に、サンディングすることでワックスが染み込みやすくなる。

早速やってみよう! 収納も付けて、使い勝手もアップ。

1.サンディングする。

まずは木材のサンディングから。購入したばかりの木材の表面はザラザラしているので、磨いて滑らかにする。またワックスも染み込みやすくなる。

2.ワックスを塗る。

今回使用するのはオールドウッドワックス。その名の通り、古材のような味のある仕上がりになるのが特徴だ。

すべての木材に塗ったら、乾かす。

3.脚を組み立てる。

ワックスが乾いたら脚の組み立て。2×4材用のソーホーブラケットに脚になる2×4材をセットし、ビスで留める。これを2つ作る。

4.天板を取り付ける。

天板を装着する。今回使用するソーホースブラケットは天板の装着もできる仕組み。両端の幅を合わせて天板を固定する。

5.リングプレートを天板に取り付ける。

テーブル板を吊り下げるチェーンを接続するためのリングプレートを天板に装着。2箇所装着したらカラビナを写真のようにセットする。

6.テーブル板にもアングルを取り付ける。

テーブル板側にもチェーンを接続するためのアングルを4カ所装着する。

写真のようにビスで固定したら、こちらにもカラビナをセットする。

7.チェーンを通す。

それぞれのリングプレート側のカラビナには2本分のチェーンを、また各アングル側にはチェーンを1本ずつ装着してテーブルを吊り下げる。

8.シェルフを固定する。

天板にシェルフの装着場所を決めてビスで固定する。

今回は2カ所にシェルフをセットしてみた。S字フックを使ってカップなどを吊り下げてみよう。

完成!

立ち飲みバーのできあがり! 庭やガレージ、テラスなどに設置して仲間をもてなす……そんな大人なひと時を味わってみてはいかがでしょうか?

(出典/「Lightning 2019年9月号 Vol.305」)

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