ヴィンテージ好きな男性待望の、“女性用”ジーンズが誕生!【ウエアハウス 70501XX】

ここ最近は夏になると、めっきりジーンズを穿かなくなったという人も多いのではないだろうか。何を隠そう私もまた、アメリカンカルチャーやファッションを伝える雑誌ライトニングの編集者らしからず、まさにそれなのだ。東京の暑さでは、1日で汗だくになってしまうため、そのままではデニム生地が傷むし、その都度洗っていると色は薄くなるし……ということで敬遠しているわけである。そんな夏=ショーツ一辺倒な私にも、夏にこそ穿きたいと思うジーンズがある。それが701だ。

ウエアハウスの70501XX

このバックショットを見ていただきたい。バックポケット下の程よいドレープ感。ある程度ラ イトなオンスの生地感とサイズ感が絶妙にマッチした時、この風合いが生まれる。私はこの サイズ感でこいつを穿きたい! 1万9440円(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899  http://www.ware-house.co.jp)

ヴィンテージファンならお分かりだろう。そう、あの女性向けに作られたモデル。実は1934年に401としてリリースされ、翌年に701に変更されたという歴史がある。昔よく古着店で見かけた(最近は見ないな……)モデルの多くは’50年代以降のもので、この時代になるとお尻周りが丸く女性的なシルエットなのが特徴的だった。

しかし、「男性が穿く女性用ジーンズ」ということを念頭に、ウエアハウスの塩谷社長が実物を手配して徹底的に検証。’30年代の初期モデル、大戦モデル、そして戦後の通称’47モデルは、お尻周りに丸みがなくメンズに近いシルエットが面白いと、これら3種類のジーンズの製品化が決定した。それぞれヴィンテージをもとに生地も織り上げる徹底ぶりで、3世代のモデル全てが塩谷さんも納得の仕上がり。まずは’47モデルのデリバリーが間近に控えている。

股上がかなり深いが、これは女性用だった証。ジャストより1つくらいオーバーサイズの方が雰囲気良く穿ける
防縮加工デニムになり’47モデルからジッパーフライに変更された。当時のように角形グリッパージッパーを装備
今回のために織り上げた、このモデル用のデニム。トリコロールカラーの平織りのセルビッジも忠実に再現した

ずっとヴィンテージを探し続けたが見つからず。でも、今回ウエアハウスがその念願を叶えてくれた。私はすべて穿くつもりだが、今年の残暑はこの’47モデルでキマり! ちょっとオーバーサイズで、ドレープ感を楽しみながら穿きたいと、楽しみでならない。

【問い合わせ】
ウエアハウス東京店
TEL03-5457-7899
http://www.ware-house.co.jp

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※掲載情報は取材当時のものです。

(出典/Lightning 2019年10月号」)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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