シルエット、ディテールともに完璧な47モデルは永遠の憧れ。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「1990年代、ヴィンテージの大ブームで古着は高騰しましたが、まさか30年後に比較にならないほど急騰するとは想像できなかった。一体どこまで上がるんだろ……」と語る編集・ランボルギーニ三浦がお届け!

WAREHOUSE & CO. Lot 1001XX(1000XX) 【1947MODEL】

いまはヴィンテージジーンズも細分化され、19〇〇年モデルなんて言い方がものすごく増えましたが、ひと昔前はそんなに多くなかったですよね。だからバックルバックがなくて、革パッチで片面タブといえば、当時は47年モデルと言われていたんですよ。

このモデルは、第二次世界大戦が終わった後、制限されていたディテールが復活して完全な仕様に戻ったモデルとして知られています。でもヴィンテージでは、なんか「?」なモデルにも出くわします。自分もリベットは付いているけど、オールイエロー綿糸で作りの悪い47年モデルだなというものを所有していたことがありましたが、当時はそれが46年モデルだとは誰も知らず。だから色んな47年モデルがありました。

本当の47年モデルは、部材も縫製もすべてが丁寧。デニムも迫力ある色落ちをします。ヨーク周りやポケットの飾りステッチなど全体的にオレンジ綿糸を多用した個体が多く、気品も感じられます。

そんなファン垂涎のモデルが、ウエアハウスのDSBからリリースされました。シンプルなんですが、やっぱりカッコイイ。ややテーパードしたシルエットも美しいんですよ。実は、吉野家の牛鉄板焼肉定食のCMで、木村拓哉さんがこのウエアハウスの47年モデルを着用(ちなみにジャケットは41年モデル)。座ってるから見えないけど、そのシルエットをCMでも見せてほしかった!

第二次世界大戦中の様々な縛りから解放され、リーバイスが当時そのうっぷんを晴らすかのように丁寧に作ったんだろうということが、ディテールすべてから感じ取れる1947年モデル。ポケットの飾りステッチもきっちりと左右対称に施されているものが多い。そんな”ジーンズの完成形”と称される1947年モデルを、ウエアハウスがDSB(デッドストックブルー)で完全再現。デッドストックのオーラもあることながら、穿き込むとまた格別の色落ちを見せてくれる。35,200円(ウエアハウス東京店 Tel.03-5457-7899 https://www.ware-house.co.jp/)

ベジタブルタンニングの鹿革ラベルは、エイジングするとヴィンテージ同様の風合いに。最初の洗濯後に乾燥機がオススメ!

飾りステッチまでオレンジ綿糸のものが多いが、こちらはもとにしたヴィンテージに倣ってイエロー綿糸が使われている。

デニムは荒々しさがあるものの、大戦期の歪な感じはなく、品のある表情。着用すれば美しいタテ落ちも楽しめる!

(出典/「Lightning 2026年6月号 Vol.386」)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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