Wranglerはジャストサイズで着るのがもっともかっこいい。世界一のヴィンテージコレクターが語るカウボーイの矜持

世界一のWranglerヴィンテージコレクターとしてアメリカ本社にも認められるRIC金丸さん。Wranglerを知ることはカウボーイを知ること。Wranglerは、強きアメリカンアイコンのために作られたワークウエアであり、流行で廃れるものではなく、色褪せないスタイルであると断言する。

GOLDGATE Owner/RIC金丸さん|1970年生まれ。東京都出身。10代でWranglerに出会い、魅了される。30年以上に渡り、ヴィンテージを集め続け、強烈な片思いが成就し、今年からWrangler本社と組んで、エキシビションを開催している

タフなカウボーイのための仕事着を守り続けている

10代から30年以上にわたり、ヴィンテージを集め続けてきたリックさん。本人は純粋に好きなモノを買っているだけであったが、いつのまにか世間からはコレクターという認識に。そんなリックさんは昨年に自身のコレクションをまとめた写真集を出版。その本がきっかけに、自身のコレクションを展示するエキシビションをアメリカのWrangler本社から頼まれ、次はパリで開催を予定と。そんなリックさんが魅了され続けている理由はなんなのだろうか?

「実はニューヨークのエキシビションをやる前にWrangler本社へ招待されて、彼らが培ってきた文化を体感することができました。Wranglerはノットファッション、カウボーイのスタイルそのものということを再認識した。70年代に入るとピーター・マックスを起用したファッションラインを出しますが、ブランド当初からリリースされているカウボーイジーンズという軸は今も一切ブレていません。今はトレンドでビッグサイズや濃紺の個体が重宝されているけど、個人的にはジャストサイズがかっこいいし、使い込まれた淡いインディゴに色気を感じます。だから本質はファッションじゃないんです」

この日穿いていたのは、使い込まれた60年代の11MWZ。カウボーイのワークウエアだからこそ左綾特有の全体的に色落ちする表情が似合う。

リックさんが出版した写真集に表紙を飾ったヴィンテージのチャンピオンジャケットをベースにしたキーホルダー。アメリカ本社から許可された。

なんとも迫力のあるチマヨ織りのブランケットジャケットはカウボーイ&インディアンの世界観が詰まる。ともに50年代以前のジャケットだ。

昨年にリリースされた写真集には掲載されていないキッズと大人サイズのチャンピオンジーンズはもちろんヴィンテージ。小さなロデオ大会にも協賛し、草の根活動を行っていたのだ。

ロデオ大会でライダーを身を挺して守り、時には観客を楽しませた名脇役であるロデオクラウンへ支給された希少なヴィンテージである。

こちらもピエロに扮したロデオクラウンへ支給されたヴィンテージ。競技者が振り落とされた際に牛の気を引く役割を担う命懸けの仕事だ。

幻のライニング付きカウボーイジャケットを魂の別注!

左にあるジャケットは実物のヴィンテージ。そのライニングを完璧に再現したプリントフランネルを使用。当企画のためにリック氏が1から製作し、Wranglerへ支給した

【問い合わせ】
GOLDGATE 
https://goldgate.jp

(出典/「CLUTCH Magazine 2026年8月号」)

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