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Shokz OpenFit Proの高音質が変えた、オープンイヤーの価値

Shokz OpenFit Proを使い始めて約2週間が経った。 最初の記事はちょっと慌てて書いた感もあったが、 使えば使うほど、このOpenFit Proの良さが身に染みてきた。 現在、購入しても手元に届くまでまだ2週間ほどはかかるようだが、このOpenFit Proの価値について改めて説明したい。

音質が一線を超えたことで、その存在意義が変わった

歴代のShokzのオープンイヤーイヤフォンのほとんどを試用してきた。昔よりは音質が良くなったとはいえ、超えられない壁もあった。 簡単に言うと、本当に好きな音楽を聴くなら、オーバーイヤーのヘッドフォンや、カナル型のイヤフォンの高性能なものを使った方が良いという状況は変わらなかった。 だから、オープンイヤーのヘッドホンは、たとえば、ランニングしている時や、オフィスの中など、外の音を聞かなければならない時にだけ使うという点はこれまで変わらなかった。

今回のOpenFit Proの登場で、ついにその状況は変わったのだ。

オープンイヤーでも、オーバーイヤーヘッドホンやカナル型のイヤホンの高性能なものに負けずとも劣らない、音質を楽しめるようになった。 低音の迫力もあるし、繊細なボーカルや高音も再現できる。 純粋に音楽を楽しめるようになった。

ここに到達して初めて、いろんなシーンでオープンイヤーイヤフォンを選択する意義が出てきた。

外を歩きながら音楽を聴くのが楽しいのはもちろんだし、家の中で家事をしながらでも音楽を“楽しめる”ようになった。確かにこれまでのOpenFitと比べれば、OpenFit Proは高価だが、この音質ならその価値があると思うのだ。

外の音、外の静けさとヘッドホンで聴いている音楽がミックスされるからこそ、楽しめるものがあるような気がする。

今までは現実世界から離れて音楽の世界に浸っていたのだが、現実世界に音楽がミックスされる。それがOpenFit Proの価値だと思うのだ。

電車に乗っている時も何度か試してみたが、ノイズが下がる分、音量を上げなくていいので、なんとか電車の中でも使えると思う。 ただ、音漏れのリスクなどを気にするなら、やっぱりAirPods Proなどカナル型の方が安心ではある。

そんなOpenFit Proだが、ひとつだけ使っていて使いにくいなと思うことがある。

それがケース収納時の向きだ。左のOpenFit 2をはじめ、過去のOpenFitシリーズはすべてケースに入っている向きのまま耳にかければいい仕様となっていた。

しかし、なぜか今回のOpenFit Proだけは、逆さまの状態でケースに入っていて、かけるときにとても混乱する。 ここは前のままの方が良かったと思うのだが、いかがだろうか?

(村上タクタ)

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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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