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富士山が見える隠れ家『abrAsus house Fuji』で、家族のREUNION

『家族』って難しい。

一番近い人間関係だけど、いや、一番近い人間関係だからこそ、上手な関係を作り続けるのが難しい。

そこで提案なのだが、一棟丸借りの宿泊施設、『abrAsus house Fuji』に泊って、家族の再構築をしてみてはいかがだろうか? abrAsus house Fujiなら、宿泊している20時間、他の宿泊客や宿のスタッフも含めて、誰にも会うことはない。

自分たち家族だけで過ごすことができるのだ。だから、話も濃くなるし、これまでしなかった話をすることができる。

abrAsus house Fuji
https://abrasushouse.jp/

貴重な時間だからこそ、abrAsus house Fujiで濃密に

筆者の家族は、実は4人全員が揃うのは1年ぶりなのだ。

娘は、オーストラリアの大学で建築を学び4年間の課程を終えて帰国したばかり。仕事はビザが下りるのでロンドンの方で見つけたいとのことだが、まだこれから探す模様。

息子は台湾の大学でAIについて勉強していて、この夏で1年になる。ちょうど夏休みで帰国したところだったのだ。

ふたりともが一緒にいられるタイミングはわずか10日間ほど。次に4人で会えるのは、いつか分からない。だからこそ、完全貸切でゆっくりと話ができるabrAsus house Fujiは最適な宿なのだ。

久々に家族で会って語らうタイミング。ふたりの子どもが成人して、4人の大人として話せるほとんど唯一のタイミング。そんな家族のREUNIONにabrAsus house Fujiはぴったりだ。

都心から車で約90分

場所は、富士山のふもと。河口湖近くの鳴沢村にある。河口湖駅からタクシーで15分という立地だ。車で行くなら、都心から約90分といったところ。

敷地面積は100坪強で、その2/3は富士山を眺望できる庭に使われている。庭は芝生で、富士山を模した岩と、丘、そしていくばくかの樹木がしつらえられている。この富士山が見える象徴的な眺望が、ここのぜいたくのひとつだろう。

ちなみに宿泊料は変動制なのでサイトを見て欲しいが、大人2人で貸し切ると1人当たり2万9250円〜。家族4人で貸し切ると1人当たり1万9500円〜。家族6人で貸し切ると1人当たり1万8500円〜。ちょっとしたぜいたくではあるが、この宿のユニークさを考えると納得できるのではないかと思う。

水着を持って行くのがコツ

チェックインは14〜18時だが、なるべく早くに着いて、のんびり過ごすのがお勧め。また、サウナに入ったり、風呂に入ったり、料理をしたりと、この宿ならではのアクティビティを楽しむのに時間も必要だ。

姉妹施設のabrAsus hotel Fujiとの最大の違いはこのサウナの部分で、hotel Fujiは薪で火をおこしてサウナを温めなければならないが、house Fujiのサウナはスイッチひとつで温まる。小さい子連れだったりすると、火をおこすのも楽しいが、子どもが大きくなった今では『スイッチひとつ』の方がありがたい。

一応、宿には使い捨てのサウナ着が用意されているが、サウナと風呂を心置きなく往復するには、(家族とはいえ)水着を持って行った方が、気を遣わなくていい。

ちなみに、サウナに付いている円窓からも富士山が見える。

サウナと、風呂、水風呂を満喫

サウナの横には、水風呂と温かい風呂がある。

水風呂は青いLED、温かい風呂は赤いLEDに彩られている。なぜか、ミラーボールも用意されていて、ちょっと不思議な気分も味わえる。

昼間なら、風呂に入って富士山を見ることもできる。どの部屋からも日本一の山である富士山が見えるのが、この宿の特徴だ。

『一緒に料理を作る』というコミュニケーション

日が暮れるまで、サウナと水風呂、温かい風呂を堪能した。サウナと水風呂の後に、芝生の庭に出て寝ころんでみるなんていうのも最高だ。冬ならサウナの後に雪の上に寝ころんだりもできるかもしれない。

とにかく、他の客やスタッフがいなくて、気を遣わなくてもいいというのが最高だ。

日が暮れたら、いよいよ食事の準備を始める。

今回、娘と息子は、和装を用意してきていた。海外の学校に行くと、逆に日本文化に興味が出てくるものらしく、娘も自分で浴衣や着物を着付けられるようになっていた。

食事は『プリペアードスタイル』で、食材はすべて下ごしらえを終えた状態で準備されている。あとは詳しいマニュアルに沿って、簡単な調理を行うだけ。

abrAsus house Fujiのメニューは、あの『豚組』がプロデュースしたもので、豚肉をメインに、さまざまな料理が用意される。

初めてこの宿に泊まる人のメニューは決まっていて、バーミキュラポットヒーターでつくる『彩り野菜のラタトゥイユ』、バーミキュラでつくる『ポークスペアリブのジャム煮』、溶岩プレートで焼く『豚肉と鴨ロース焼き』、ホットクックでつくる『じゃがいものポタージュ』、中が見える『土鍋ごはん』というラインナップ。

メニューは、あと2バージョン用意されていて、1泊目の一番お勧めメニューを食べたら、2泊目以降は3種類の中から選べるようになっている。

「自分で作るのは面倒!」と思う人もいるかもしれないが、非常に簡単に、失敗なくおいしく作れるメニューが設計されているので、ぜひチャレンジしてみていただきたい。

何より、家族でマニュアルを見ながら料理を作るという共同作業は、家族のコミュニケーション促進になるし、互いのいつもと違う側面も見られて面白い。

家族でなくても、新しく仕事を一緒にする同僚とのチームビルディングに使うとか、コミュニケーションが必要なメンバーで行ってみるといいと思う。

最近、有名人の利用が増えているらしいのも納得

もちろん、これらのメニューを食べながらの交流も最高。誰も他の人に邪魔されることもないし、一晩中ゆっくりと語り合うに相応しい。

実は、最近けっこう著名な芸能人がabrAsusのホテルを使うことが増えているという。たしかに、常に衆目にさらされて、ホテルマンや宿の仲居さん同士さえ「○○さんが来てるよ!」とウワサされてしまう有名人にとっては、この宿は安住の地かもしれない。

筆者は、感染症が流行している時に隣のabrAsus hotel Fujiに泊まったことがあるのだが、誰とも会わないので、感染症対策としても、これ以上なく完璧な宿だ。

食後は屋外に開けたリビングで

ちなみに、料理自体は『プリペアードスタイル』ということで万全な準備がされているが、飲み物は「お好みのものを飲んでもらいたい」とのことで、自分たちで用意する方式となっている。

筆者は、知人がカリフォルニアで作っているSunset Cellarsのワインを白と赤と各一本持ち込んで楽しんだ。好きなお酒を飲める仕組みというのも実にいい。

外に開いたリビングには、バイオエタノール式の暖炉が用意されているので、その暖炉を囲んで、富士山を見ながら夜が更けるまで家族の語らいを楽しんだ。

ちょうど、この記事を書いているタイミングで、息子は台湾に戻る。また娘も、あと2カ月ほどしたら、今度はロンドンに旅立ってしまう。

少し寂しいが、abrAsus house Fujiで、将来の夢や、これからどういうことを勉強したいか? というような話をゆっくりできた。他と隔絶された、20時間はとても有意義だった。

またいつか、彼らが帰国して『REUNION』する機会があれば、abrAsus house Fujiで、それまでの時間の話をゆっくりとしたいと思う。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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