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Notta Brainの本質は、文字起こしではなく『記憶の検索』だった

最近、Nottaを便利に使っているというのは既報の通りだが、今回は1月30日に新機能として発表された『Notta Brain』について説明しよう。 情報の整理、書き出しまでできる総合的なAIエージェントとして告知されているが、筆者にとっては、収集した資料や、インタビューの音声データを串刺しで検索できるというのが一番便利なポイントだった。

Notta Memoを本気で仕事に使ってみた。AI文字起こしデバイスは取材現場を変えるか

Notta Memoを本気で仕事に使ってみた。AI文字起こしデバイスは取材現場を変えるか

2026年03月03日

取材にNottaを活用しまくっている

最近の取材はNottaで録音し、文字起こしする……というのが筆者ワークフローになっている。 デバイスはNotta Memoを使う。iPhoneで録音してもいいのだが、iPhoneの場合、着信があった時に録音が止まってしまう危険もあるし、インタビュー中に調べものをしたりすることもある。取材時にはやはり専用デバイスで録音した方が安心だということだ。

録音したデータをスマホに取り込み、クラウド経由でパソコンのブラウザで閲覧しながら原稿を書くことが多い。筆者は1800分/月のプレミアムプランを使っている。年払い課金なら1185円/月なので、会社員の方が自腹で払うにしても許容範囲なのではないかと思う(仕事効率化のために、会社で負担してくれるならそれに越したことはないが)。また、とにかく一カ月試してみようと思うなら、月払い(1980円/月)で試してみてもいい。とりあえずiPhoneで録音し、ブラウザ版のNottaに投げ込むというスタイルで運用することもできる。

というわけで便利にNottaを使っていたのだが、1月30日に新機能として発表されたNotta Brainに関しては、最初は特に興味を惹かれていなかった。AIで資料をまとめたり、スライドを作ったりというのは、汎用のAIを契約してるから、特にNottaを使う必要はない……と思っていたのだ。

データが蓄積されてくるとNotta Brainが便利になってくるかも

毎日使っていると、Nottaの録音データが貯まってきた。特に今月などは、1,800分/月のプレミアムプランでは足りないほどの録音データが蓄積されてきた。

そうなってくると、突然Notta Brainが便利であることに気がついたのだ。

たとえば、Nottaの資料、発表会や取材の録音などが貯まってきたとする。それらをまとめてNotta Brainに渡して、「資料としてまとめて」というようなことが可能になるのだ。

こちらは、Nottaに関して、スライドをまとめてもらったもの。

Notta Brainについて資料をまとめてもらうこともできた。発表会資料などを投げ込んで、1枚絵の資料を作ってと頼んでみた。思考プロセスが順番に表示されるのも分かりやすい。

ちなみに、最初に出て来た画像は、情報を盛り込みすぎで、日本語もおかしかったので、「情報をもう少し減らして、日本語を正確に確認して」と追加オーダーをして出来た画像がこちら。

ちょっとまだ微妙なところはあるが、たくさんの資料や録音を集めて資料をまとめる前の叩き台にはなりそうだ。

録音/文字起こしデータに質問できるのが、驚異的に便利

しかし、筆者が一番助かると思ったのは、録音データからの検索だ。先日のCardoの取材でドイツに行った時には、英語のインタビューで8本、合計6時間ぐらいのデータがあった。それをまずはひとつのフォルダに入れて概要をまとめてもらうことができる。これだけでもすごく助かる。

そして最高に役に立つのは、内容について質問できることだ。

たとえば、「バッテリーはどのぐらい持つか発言はあった?」と聞くことができる。

従来なら、下手したら6時間以上の録音データを聞いて探さねばならないところだが(だからメモを取ることが重要だった)、Notta Brainは、大量の録音データやPDF資料からその情報を探し出して答えてくれるのだ。

『質問に答えてくれる魔法のメモ』、それがNotta Brainの本質だと思う。

もちろん文字起こしのミスやAIの解釈ミスなどがある可能性もあるが、文字起こしを辿ることもできるし、必要があれば気になる部分だけ録音を聞き直すこともできる。ちゃんと確認できるのだ。これは取材においては非常に重要なポイントだ。

正直、AIが原稿を書いてくれるかというと、今のところ筆者の状況においてはそんなことはないのだが、このNottaとNotta Brainの機能は、取材を非常に効率化してくれた。

特に不得手だった英語の取材や、そこでのエビデンスの確保においては、非常に効率化が図れた。 もはやNottaとNotta Brainなしには、取材できないと思えるほどだ。

実はフリープランでもAIを使った質問は可能

Notta Brainの料金体系は以下の通り。Nottaの通常のプランに加えてこのコストが必要。だが、この月額1980円は、年払いにすると1万4300円なので、1192円/月となる。Nottaのプレミアムプランの1185円/月(年払いの場合)と合わせても許容範囲なのではないだろうか?

Notta Brainはクレジット制で、プレミアムプランにすると8000クレジットが付与される。このクレジットの消費単位は以下の通り。

  AIによるテキスト回答(通常会話):0クレジット
  ナレッジベースQ&A:100クレジット/回
  画像生成:200クレジット/枚
  スライド生成:1000クレジット/回
  Excel / Word生成:200クレジット/回

ただ、フリープランでも、1000クレジットが付与される。また、筆者が使ったような音声データのAIによるテキスト回答は実は0クレジットなので、文字起こしデータに、テキストで質問して、回答を引き出すのには、コストはかからない。

現時点では無料プランでとりあえず使ってみても良いのではないかと思える。

なお、今回の記事執筆にあたりNotta社からNotta Memo購入用の特別クーポンをご提供いただいた。これを機にNotta Memoを購入しようという方は、ぜひご活用いただきたい。筆者のお勧めはNotta Memo Type-Cだ。
  https://shop.notta.ai/ja-jp/collections/featured-products
  ■ 公式サイト限定 初回購入15%OFFクーポン
  クーポンコード:NOTTA.AI
  割引後の価格例:
    Notta Memo:19,975円
    Notta Memo Type-C:21,675円
  カートに入れてから、クーポンコードを入力すると割引価格が適用される。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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