書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

1万9250円で自分の脳の輪切り画像ゲット。スマート脳ドック受けてみた

今、街中に簡単手軽に脳のMRI撮影や、内臓のCTスキャンを行ってくれる医療機関ができている。数万円で身体の輪切りのデータを手に入れ、大きな疾患の予兆をチェックできるのだから、すごい世の中になったものだ。

Scrum Venturesのイベントがキッカケ

ことの発端は、Scrum VenturesがSmartCityXとして行ったスタジオの取材だった。その中で、出光興産や地方自治体が協力して、これからEVの普及とともに不要になってくる地方のガソリンスタンドの活用事例として、『移動式MRIでの脳ドック』というアイデアがあった。

この担当の方が、「タクタさん、スマート脳ドック体験してみます?」と取材の機会を下さったのだ。

予約も受付も、とっても簡単

スマート脳ドックは全国さまざまな場所で受けることができるが( https://smartdock.jp/clinic )体験のためにうかがったのは、メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック( https://smartdock.jp/clinic/mcs-ginza )。銀座桜通りのとても便利な場所にある。

スマート脳ドックが1万9250円。今回受けた『スマート脳ドック+CT肺・心血管ドック/体脂肪検査』が3万4650円(いずれも保険適用外。今回は取材として無償提供いただきました)。

ネットで予約しておいて、指定の時間に行くと、サクサクとシステマチックに受付が済んで、すぐにMRIを受けられます。ちなみに、この機材、ビックリするほどのお値段がするそうです。

大きな音がして、ちょっと怖い

そして、技師の方の指示のままに寝っ転がって、機械の中に頭を突っ込みます。ちなみにMRIというのは磁力と電波を使って身体の細胞に含まれる水素原子を観測し、画像化する仕組みで、脳梗塞とか脳動脈瘤を発見できる。CTは放射線を使った検査で、今回はこれで肺と心臓の血管を見てもらうことになる。

別に、閉所恐怖症とかのケはないのだが、グワングワンと大きな音を出す機械に頭を突っ込むのは少し恐怖感を感じる。閉所恐怖症の人の気持ちが少し分かる気がした。顔のところを塞がれて(このあと頭部にカバーがかかる)動けない状態で、ガンガン音のする機械に頭を入れるのは怖い。

アッと言う間に輪切り画像が送られてくる

などと思ってるうちに、検査は終わる。病院のモニターには私の輪切り画像が何百枚と保存されている。この輪切り画像から、閲覧用の画像が合成されるとのこと。

肺の中身が丸見えだ。昨今のニュースで肺の炎症度合などが見られているような画像ですね。自分の身体の中がこうやって見えるって本当に不思議な感じです。

取材という名の雑談をしているうちに、脳のMRI画像や、身体のCTスキャン画像が送られてくる。速い! ちなみに、肥満ではなく、普通体重らしい。

これまで、医療従事者の方だけが持っていて、なぜか自分はゆっくり見ることができなかったこれらの画像を、自分のスマホで見ることができるのは新鮮な驚きだ。本来こうあるべきなのではないだろうか?

これは脳血管のMRI画像だそうだが、スクロールすることでグルグル回しながら立体形状を見ることができる。これにより静脈瘤などを見つけ出すことができるのだそうだ。

目玉の奥の視神経はこうなっているのか……鼻の穴の中の空洞はこうなっているのか……と、自分のスライスされた画像を見るのは興味深い。

1日24時間一緒にいて、何十年も使ってきた自分の身体だが、中を見るのはほぼ初めてだ。

もちろん、興味本位に身体の中を見るだけでなく、それを持って腫瘍や、静脈瘤などがないかどうかを診断してもらうのが目的なのだが、それでもこうやって自分で見られると、この身体をより良いコンディションで保ち続けたいという気持ちになる。

医師の検査結果が数日後に送られて来る

数日後、検診の結果が反映されたリンクが送られてきた。そこを開くと、MRI画像と一緒に、画像を診断した医師の所見がアップロードされている。

(これはごく一部で実際はもっと長い)

アカウントを作って、そこに画像と診断結果が送られてくるというスマートな仕組みに感心した。

受けることで防げる不幸がある。2〜3年に一度は受けたい

幸い、脳にも心臓にも肺にも『所見なし』。つまり、異常は発見されなかった。ホッとした。

これは勝手な推測だが、おそらくデータはクラウドに(匿名で)アップロードされ、その時に余裕のある医師がデータを診て診断する仕組みにすることで、迅速に結果を得つつ、コストを下げているのだろう。上手い仕組みだ。

筆者ぐらいの年齢(53歳)になると、友人が急に脳梗塞で倒れたり、麻痺が残ったりということがままある。普通に日常生活していた人が、突如倒れて入院し、取り返しのつかない状態に陥るのがこれらの疾患だ。

MRIやCTスキャンは、これらの予兆を察知できる数少ない方法。2〜3年に一度は受けて、チェックしておいた方がいいようだ。家族にも受けるように勧めたい。

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...

映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

  • 2025.12.30

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。 “三人四脚”で作り上げた理想の居住空間 兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西で...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

Pick Up おすすめ記事

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...