ロゴ|ブランドが背負う信念や哲学、歴史までもが凝縮。
ハーレーダビッドソンの代名詞といえば、1912年に誕生した由緒正しき「バー&シールド」ロゴ。またブランドが目指す「スピード、勝利、自由」の意味が込められた、星条旗をモチーフにした「No.1」ロゴ。そして独特のタイポグラフィや武骨なフォント、そして堂々たるレイアウトによって、「HARLEY-DAVIDSON」と描かれているだけで成立する圧倒的なデザイン……。ヴィンテージ物を入手するなら、まずロゴTシャツから攻略したい!

1970年代製Championボディ・2万2000円(ミスタークリーン TEL090-2206-1755)


1980年代製Hanesボディ・1万8700円(フォヴォス TEL03-3797-5822)


1980年代製Unkownボディ・4万40000円(ステップアヘッド原宿本店 TEL03-6379-4394)
“No.1”ロゴの歴史とは?
ハーレーワークスの伝説的ライダー、マート・ローウィル。彼が1969年に米国最高峰のモーターサイクルレース「AMAグランドナショナルチャンピオンシップ」でシーズンタイトルを獲得。この快挙を記念して、創業者の孫であるウィリー・G・ダビッドソンによってデザインされたのが“No.1”ロゴだ。

雷&炎|雷炎のグラフィックが語るH-Dのバイカースピリット。
ヴィンテージ市場で注目される“雷”と“炎”のモチーフ。1980年代〜2000年代にかけて流通したこれらの一枚は、雷はスピードとパワー、炎は情熱と反骨精神と、これ以上ないほどストレートに、H-Dらしさが表現されている。加えてフェードしたブラックボディやひび割れたプリントの雰囲気もポイント。単なる旧いTシャツではなく、時を超えた存在感も味わえるのだ。ちなみに1990年代の青い稲妻柄は、古着店界隈で相場が高騰中!


1990年代製Unkownボディ・2万1990円(ボストック TEL03-3470-2221)


1990年代製Hanesボディ“H-D織りネーム”・3万9600円(ドラセナノースダイヤ街店 TEL0422-24-7572)

1990年代製Unkown・1万990円(ボストック TEL03-3470-2221)
鷲|自由を追いかけたバイカーたちのシンボル的存在。
鷲は米国の国鳥であり、翼を広げ、風を切って空を駆けるその姿は、まさにバイク乗りの自由を体現したモチーフ。それにバイク乗りが実際に着ていた、日焼けした跡やオイル染みが残るTシャツを見ると、“これを着てルート66を走っていたのか”なんて想像を掻き立てるのも、H-Dならではの、唯一無二の存在感がなせる技である。


1980年代製STEDMANボディ・1万8700円(フォヴォス TEL03-3797-5822)

1990年代製3D EMBLEMデザイン“H-D織りネーム”・2万5000円(グリーフル原宿店 TEL03-6427-6039)

1980年代製SPEED LIMIT SEVENTYデザイン・2万5990円(ボストック TEL03-3470-2221)