今年こそ似合うサングラスを手に入れよう! ファッション通の愛用サングラスも紹介。

春になると、すでに紫外線の強さを感じるようになって久しい。その陽射しを楽しめるファッションアイテムといえばサングラスだ。今回は、眼鏡の選び方の基本である顔の形に合った眼鏡を表を使って解説。加えて、ちょっとハードルが高いと感じる人もいるであろう、サングラスとカラー眼鏡の楽しみ方を4人のファッショニスタのスナップで紹介する。

アイウエアの基本のキ。

アイウエアの基本についてご存じの方も多いとは思うが、改めてここで復習をしておこう。まずはアイウエアの各部名称から。個性的な名前が付けられているので、ここで覚えておこう。

ヨロイ& カシメ

ヨロイはフロントの両端にある、テンプルへの連結部のこと。またカシメは写真でいうワンスターの鋲。モデルによってその形状は異なり、付いていないモデルもある。

ブリッジ

鼻をまたぐように、左右のリム(レンズの周りを囲んでいる部分)を連結させている部位。ブリッジが2本あるものは「ダブルブリッジ」という。

鼻パッド

眼鏡がずり落ちることを防ぎ、安定的なかけ心地に寄与するパーツ。素材や形状は様々で、自分の鼻の高さや付け心地に合わせて、お店で付け替えることも可能だ。

テンプル

ヨロイから伸びて耳にかかる部位。掛け心地を左右するパーツのひとつで、弾力性の高い素材を用いたり、側頭部に沿うようにしたりといった形状面での工夫も見られる。

蝶番

テンプルを折り畳むためのパーツで、「ヒンジ」ともいう。負荷が掛かりやすく機能性を大きく左右する部位のため、素材や形状など各メーカー工夫をこらしている。

玉型

レンズの形のことで、アイウエアの印象を決定づける重要な部位。ウェリントンやスクエアといった形状はもちろん、サイズが異なるだけでも印象がガラリと変わる。

モダン・テンプルエンド

メタルフレームのテンプルの先端にかぶせられたパーツをモダン、プラスチックフレームの先端をテンプルエンドという。耳にかかる部分の設置面積を広げることで負担を軽減する。

主なフレームを覚えておこう。

自分に似合うサングラスを探す前に、まず主なフロントフレームの種類を把握しておこう。

ウェリントン

逆台形のレンズシェイプかつ、プロントのトップにヨロイがついているものをいう。’50~’60年代のアメリカで火が付き、今もなお人気の定番のデザイン。

ボストン

丸みを帯びた逆三角形型で、ヨロイがフロントトップより若干下がっているのが特徴。米国のボストンで流行したことから、日本でこの名がつけられたという説も。

ラウンド

眼鏡の原型ともいえるシンプルな形。目の周縁を囲うので主張も強く、掛ける人を選ぶ型でもある。若干横長になっているものを選べば合わせやすいのでお試しあれ。

スクエア

真四角ではなく、アイウエアの場合は主に横長の長方形のことを指す。掛け手をあまり選ばず、シャープで知的な目元を演出できるので、ビジネスシーンに最適な形だ。

ティアドロップ

涙のしずくを横にしたような形で、基はアメリカ空軍のパイロットグラスで、酸素マスク装着時に邪魔にならず、広い遮光性を備えられるよう設計された。

アナタにはどんなサングラスが似合う? 顔の輪郭とフレームをチェック。

以下の6 つの顔の輪郭から、一般的にどんな種類のフレームが合うのか表にしてみた。これを参考に、自分に合うサングラス選びをしてみてはいかがだろう。

この表を見るとティアドロップは、どんな顔の形にも似合う万能型。また四角形の顔の人は比較的どんなフレームでも合うようだが、丸顔の人は、フレームの形がかなり限られる。

とはいえメーカーやモデルによって微妙に形が異なるので、あくまでこの表は一般的な見解なので参考までに。いろいろ掛けて自分に合ったサングラスやカラーレンズを探してみよう!

アイウエアラバーのサングラススタイル。

眼鏡のようにサングラスをかけるのが昨今のトレンド。というわけで、眼鏡専門店や眼鏡づくりに精力的なブランドのアイウエアラバーたちにサングラススタイルを聞いてみた。

1.「Attractions」西崎智成さん

アパレルブランドが図面から開発しオリジナルで眼鏡を作ることが少なかった10年前から、本格的なアイウエア製作に取り組んできたアトラクションズ。

「僕らが気になっていたのはイタリアンシェードやフレンチシェード。バディ・ホリーがかけていたメキシコ製のファオサもロックンロールっぽい感じで好きだから」と西崎さん。

そんな’50sスタイルをモダンに落とし込んだのが、このウエアマスターズのサングラス。男の色気を感じさせるロッキンな着こなしには、吊り上げ型サングラスがよく似合う。

WEAR MASTERS|B&W

バディ・ホリーやウェイロン・ジェニングスが愛用したモデルからインスパイアされ、日本人仕様にアレンジ。3ピンカシメ、7枚蝶番のジャパンメイド。2万6784円

【DATA】
Attractions
東京都渋谷区神宮前4-32-4 サンエムビル2F
TEL 03-3408-0036
営業/12:00~20:00
休み/なし
http://attractions.co.jp

2.「GLAD HAND」橋本佑さん

何事にも妥協のないこだわりが詰まっている「グラッド ハンド」。良いモノはスペックだけでなく、作り手の意匠が伝わるものでなければならないという信念のもと、様々なアイテムを展開している。

今回紹介してくれたのは「石井浩二×グラッドハンド」によるメタル(サンプラチナ製)ボストン型だ。

伝統的な技術を加え、手作りでぬくもりのある眼鏡へと昇華させた逸品は、長く使用するほどにその真価がわかる。

「カジュアルはもちろん、レザージャケットやスーツの着こなしとも相性がよく、スタイルを選ばないのが魅力ですね」

石井浩二× GLAD HAND|JAMES GLASSES

希少価値の高いサンプラチナを素材に、メタル職人石井浩二氏によって一枚一枚丁寧に製造されたメタルフレーム。強くてバネ性がよく出る独自の鍛造手法で材料や部品を製作。4万1040円

【DATA】
GLADHAND CORE
東京都渋谷区神宮前2-19-11
TEL 03-6438-9499
営業/12:00~20:00
休み/無休
http://www.glad-hand.com

3.「GLOBE SPECS」岡田哲哉さん

世界中の旧い眼鏡に触れ、そのなかで培われた目利きぶりは、日本でも突出している岡田さんが愛用するサングラスは、小振りなサイズで眼鏡のようにかけられる上に、「無骨になりがちなセルフレームを、細身でクリアにしました」と選んだセル&メタルのコンビ。

これならクリアにメタルが透けて見えるので重たさはなくスッキリ掛けられるわけだ。

さらに金張りフレームがヴィンテージの風合いを醸し出すのも、狙い通り。「着こなしもヴィンテージミックスが好きだから、アイウエアも一緒ですね」

GLOBE SPECS|ETHAN

クリアセルフレームにメタルが透けたコンビモデル。’60sヴィンテージ調の金張りは黄みがかった独特の色合いで、酸化とメッキを繰り返し細かい傷や荒れを再現。4万2120円

【DATA】
GLOBE SPECS
東京都渋谷区神南1-7-9 1F
TEL 03-5459-8377
営業/11:30~20:00
休み/なし
http://www.globespecs.co.jp

4.「素敵眼鏡MICHIO」鵜飼三千男さん

元古着店のバイヤーならではセンスでヴィンテージの眼鏡をセレクトし、全国の洋服店に神出鬼没する「素敵眼鏡MICHIO」。数年前には横浜の大桟橋付近に店舗を構え、注目の存在だ。

そんな鵜飼さんは自身のオリジナルブランド「デミアン」をかけて登場。

’60sヴィンテージアイウエア、カール・ツァイスをモチーフとしたスクエアフレームで、’50〜’60年代のフランスのバイク乗り仕様。ただ硬派な着こなしだけでなく、ディッキーズなどのチノパン系ワークスタイルも合う。

DEMIAN

ドイツの高級カメラ・レンズで有名なカール・ツァイスが’60年代に製作したヴィンテージ眼鏡がベース。サイドはメタルからチタンに変更。軽くてしなるので快適。3万2400円

【DATA】
素敵眼鏡MICHIO
神奈川県横浜市中区海岸通1-1 ジャパンエキスプレスビル2F
TEL080-1148-9730
営業/13:00~19:00
休み/水曜
http://niceglasses.thebase.in

(出典/「Lightning 2018年9月号 Vol.293」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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