東京・世田谷区三宿にある圧倒的な物量のレッドウィングに囲まれるブーツ専門店「HOPESMORE」

ヴィンテージ、オールド、デッドストックのRED WINGを中心に常時1500足を揃えるブーツ専門店として多くのブーツファンが足繁く通う名店。日本のみならず、世界的に見ても稀有な存在であることは間違いないだろう。オーナーの福嶋氏自身、ブーツをこよなく愛するひとりである。

今も昔も普遍的なブーツであることは変わらない。

HOPESMORE/福嶋紀彦|2010年に東京・世田谷区三宿に「HOPESMORE」をオープン。自身の初RED WINGは高校生の頃に購入したエンジニアブーツ

ブーツ好きが高じて専門店をオープンし早20年。オーナーである福嶋氏がこだわり続けたショップは、いまや日本のみならず世界のブーツファンが訪れる東京の名店として知られるようになった。彼が初めて手に入れたRED WINGは高校生の時に手に入れたエンジニアブーツ。さすがに当時物は手元には残っていないようだが、現在愛用しているブーツも購入してからかれこれ25年が経過しようとしている。

「エンジニアは今も昔も変わらず好きですね。かっこいいとかオシャレとか価値があるからなどといった理由でこのブーツを選んで履いてきたわけではないですし、ファッションのトレンドに関係なく、ずっと履いてきたこともあって、もはや自分のスタイルとして履いているような感覚。おそらく今後も変わることもないですね」

かれこれ四半世紀履き続けているエンジニアブーツは、全体的に茶芯が露わになり、トゥ部分のスチールカップが剥き出しになるほどヘビーに愛用してきた。

「2268(PT91)」を中心にRED WINGのエンジニアブーツだけでも圧巻の商品量を誇るの専門店は世界中どこを探しても見つけることはできない。

商品が並べられる壁面上部にはヴィンテージのブーツの箱が収納されている。いまは使われていない当時のグラフィックはもはやアートのよう。

銘品として語り継がれるモックトゥの「877」や「875」の在庫量も相当なものだ。特に個性的で美しいエイジングでファンを魅了する赤茶のレザーはブランドを象徴するディテールだ。

ヴィンテージやオールドだけでなく、現行物も幅広く揃えており、表革、スウェードなどのアッパーの素材に関係なく、独自のメインテナンスによりコンディション良好で店頭に並ぶ。

【DATA】
HOPESMORE
東京都世田谷区三宿1-1-19 梓ビル1F
11:00~19:00
月曜定休

(出典/CLUTCH Magazine VOL.101 2025年11月号」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

スニーカー派こそ知っておきたい、「クラークス オリジナルズ」の名作シューズとその歴史。

  • 2026.05.12

ご存知、英国生まれのシューメーカー「クラークス オリジナルズ」。実は本誌が標榜するアメリカンスタイルとも縁深い同ブランドの魅力について創業から現代にかけての歴史や数々の名作とともに、再考してみたいと思う。 英国で生まれ、アメリカで人気に火がついた稀有な存在。 アメカジ好きの本誌読者の皆様は、クラーク...

夏服選びはエイトジーで完成させる! “ちょうどいい”アメカジアイテムが続々登場

  • 2026.05.01

エイトジーで完成させるお気に入りの夏支度。アロハにショーツ、Tシャツなど、エイトジーらしい“ちょうどいい”アメカジアイテムが今シーズンも徐々に揃い始めているぞ。 生地、グラフィック、色合いがマッチし、まるで着るアートピースのような存在感。|Waikiki Leaf & Fish Lot:8A...

30周年を迎えた「FIRST ARROW’s」がシルバー300個、金30個の限定アイテムを発売。トリプルコラボのデニムにも注目!

  • 2026.05.11

30周年を迎えた「FIRST ARROW’s」からメモリアルな逸品が登場。限定なのでこの機会を見逃すな! また、定番のアイテムも一挙紹介。ハンドメイドならではの美しい細部に注目だ。※価格は全て税抜きです 【NEW ARRIVALS】30th Anniversary Arrow Feather Ser...

夏を装いが物足りない時のひと工夫。涼しげな素材と優しい配色で気軽に“レイヤード”を楽しむ

  • 2026.04.16

シャツとジーパン。それだけで成立することは分かっていながら、やっぱりちょっと物足りない、と感じたときに思い出してほしいキーワード。それは、レイヤードだ。ぜひ夏の装いのひと工夫に加えてもらいたい。 涼しげな素材×優しい配色のレイヤード 夏に着るトップスはシャツとインナーだけになりがち。だが、シャツの下...

無骨と涼感。どちらも、ステュディオ・ダ・ルチザンで手に入る

  • 2026.05.02

異なる魅力を持つふたつのスタイル。だが、その根底にあるのは、日本のモノづくりに裏打ちされた丁寧な作りと、細部に宿る遊び心である。 制約が生んだ大戦期の美学! 物資統制下にあった大戦期、簡略化されたディテールの中から生まれた機能美。その無骨な佇まいをベースに、ステュディオ・ダ・ルチザンが現代的に再構築...

Pick Up おすすめ記事

大人メンズの手首に最適解なバングルを……「アリゾナフリーダム」を象徴するモチーフ“唐草”。

  • 2026.05.08

アリゾナフリーダムを象徴するモチーフのひとつ、唐草。創業当初から脈々と受け継がれ、ブランドの核として多くのファンに愛され続けてきた、いわば普遍的なデザインだ。一見すると同じ唐草でも、彫りの深さやラインの強弱、バングルの幅やサイズによって印象は大きく変化する。その多彩な表情こそが、このモチーフの大きな...

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

スニーカー派こそ知っておきたい、「クラークス オリジナルズ」の名作シューズとその歴史。

  • 2026.05.12

ご存知、英国生まれのシューメーカー「クラークス オリジナルズ」。実は本誌が標榜するアメリカンスタイルとも縁深い同ブランドの魅力について創業から現代にかけての歴史や数々の名作とともに、再考してみたいと思う。 英国で生まれ、アメリカで人気に火がついた稀有な存在。 アメカジ好きの本誌読者の皆様は、クラーク...

無骨と涼感。どちらも、ステュディオ・ダ・ルチザンで手に入る

  • 2026.05.02

異なる魅力を持つふたつのスタイル。だが、その根底にあるのは、日本のモノづくりに裏打ちされた丁寧な作りと、細部に宿る遊び心である。 制約が生んだ大戦期の美学! 物資統制下にあった大戦期、簡略化されたディテールの中から生まれた機能美。その無骨な佇まいをベースに、ステュディオ・ダ・ルチザンが現代的に再構築...