独特の審美眼で集まった古着やアンティークたち。
French Marine Nationals Deck JKT
パッと見、米軍のデッキジャケットの民生品のように見えるけど、こえはフランス海軍(Marine Nationals)のデッキジャケット。当時米軍と仏軍は友好国で、ミリタリーウエアにも共通項が多い。デザインは米軍のデッキジャケットにフードを付けただけだが、かつて着られていたモノなので、生地の褪色やリペア跡も秀逸。実物を初めて見てサイズも良かったので購入した。
Old Nordic Sweater
洋服を買うときの基準はいつだって色。これはショップに3着似たような古着のストックがあるのを見つけ、そのうちの2着を同時に購入した。それぞれのカラーリングが抜群。今、この手のボートネックのセーターが私の気持ちのなかではかなり旬なアイテムだったことも手に取った理由。正確な年代は不明だけど、それよりも色や柄、それにカタチに高評価を付けたい。
1990s Carhartt Hooded Jacket
ザ・アメリカン・ワークウエアの佇まい。これはそこまでヴィンテージではなく、’90年代におけるアメリカ製の大量生産品。いわゆるヤングタイマーな古着である。買ってみると、実に良くできていて暖かい。手に入れたポイントはワークウエアとしては珍しいレッドにブラックリブ、そして織りネームの配置などに抜群のセンスを感じたから。そこまで旧くないけれど、まだアメリカのモノ作りを感じる年代だ。
1950s German Antique Bracelet
ベルリンに行ったときに見つけてたまたま入ったアンティークのアクセサリーショップである RHEINFRANKで見つけたブレスレットは、真鍮プレートに七宝でデザインされたパネルで構成された 1950年代のジャーマンアンティークだということ。色と雰囲気が良く、その芸術性の高さにも惹かれて購入。高価な宝石を使ったり、主張のある造形とかではなく、こういったシンプルな佇まいでも、しっかりと主張する作りの良さやデザイン。これこそおしゃれなモノなのではないかと思っている。
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