セパハンの4カム・ハーレーをいつか所有してみたい……【H-D偏愛主義】

ただ今絶賛発売中の『タンデムスタイル』は、いっそ個人的な趣味に走ってやろうと思ってカフェレーサー特集をやったのだが、この絶好の機会に4カム・カフェの魅力を広めたいと、かつて『スポーツスター カスタムブック』で紹介した数台を再掲載した。というのも、このスポーツスターのムック本でも私の暴走超特急企画『カフェレーサークラブ』なるものを何回か掲載していて、その中で印象的だったカスタムも少なくなかったからだ。そんなワケで久々に昔のムック本を引っ張り出したので、今回のコラムでは『タンデムスタイル』に掲載した最も印象に残っている1台と、載せたかったけれど見送った2台を振り返ってみたい。ちなみにこの『スポーツスター カスタムブック』、さすがに紙版はもう買えないけれど、電子版はすべての号が現役でネット書店にて発売中だから、当時買い逃した、または最近空冷スポーツスターを購入して情報を求めている人はこの機会に検索して、どんな号があるのかチェックしてみてくださいまし(土下座)。

雨宮武|いわゆるエンスー的なバイクとカスタムが大好物な本誌副編集長。基本的にスポーティに走れるバイクを好みつつも腕にはまったく自信なし。

4カム・カフェレーサーのマニアックな世界をご紹介

というワケで本題に入ろう。最も印象に残っているのは、おなじみ「サンダンス エンタープライズ」製作のビューエル「RR1000」。エンジンはスーパーXRに換装されている他、車体も大幅に見直された一台で、これは本当に面白い車両だった。ノーマルのRR1000に乗ったことなんてないけれど(何せ販売されたのは50台のみ)、後年に登場した「X1」、「M2」辺りは何度か乗った経験があって、私にはとてもなじめないハンドリングで、正直ビューエルにあまり良い印象はなかった。それが完全に払拭されてしまうほどの安心感で、コーナリングも最高。もちろんエンジンも素晴らしく、スロットルを少し大きく捻ればアッという間にすごい速度域まで到達。思い返すだけでもエキサイティングな経験だった。

2台目は「テイスト コンセプトモーターサイクル」の美しさが際立つ一台。XRTTのようなシートと英国車的なタンクが意外にも違和感なくマッチしていたのが印象的。実際に走らせてみてもフロント19、リア18インチのホイールサイズのおかげか、とても安心感のあるハンドリングだった。

3台目はフロント19、リア16インチにも関わらずカフェレーサーらしいシルエットを上手に作り上げた「ラッシュ カスタムズ」による一台で、我々が最も真似しやすいカスタム。これらは4カムでカフェを作りたい私……じゃなかった皆さんの参考になるハズ。是非とも電子版をチェック‼

サンダンス製外装キットでルシファーズハンマースタイルに仕上げた一台。刺激的な乗り味もさることながら、本物のXRTTのタンクよりも短くすることで、ハングオンなどの姿勢を取りやすくしたディテールにも感動。『Sportster Custom Book Vol.7』に掲載。この号では世界で活躍するアラン・カスカート氏によるRSDカフェの記事も!!

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美しさにこだわったテイスト製作のカフェレーサーは、スポーツスターに合わせて加工したイギリス製タンクにワンオフで製作したアメリカンなXRTT風シートを合わせたミクスチャー的かつ個性的なスタイルが特徴。バランスにこだわることで違和感なく仕上げた。『Sportster Custom Book Vol.5』に掲載。

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ラッシュカスタムズが手がけた一台でサーキットもツーリングも走れるカフェエーサーがコンセプト。純正ホイールサイズながら長いリアサスとフロントフォークの突き出しでバランスを調整し、タンクはホンダ「GB250クラブマン」を短く加工して、カフェらしいシルエットに整えている。『Sportster Custom Book Vol.6』に掲載。

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ポイズン雨宮
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真性バイクオタ

単気筒や2気筒のいわゆる“エンスー的なバイク”が大好きな真性オタ。中でも70sアメリカを感じさせるモーターカルチャーを特に好む。XR1000と1969年型カマロを所有し、その維持に四苦八苦しつつも実は喜んでいるドMでもある。カフェレーサー好きでもあり、フェザーベッドフレームのH-Dを作りたいと絶賛夢を膨らませ中。
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