安心の中古車ライフを支えるレッドバロン本社工場の内部を徹底調査!
生産終了した絶版車はいずれメーカーからの純正部品の供給が途絶え、パーツ不足で修理できなくなる……なんて日がいずれ来る。そんな絶版中古車ならではのユーザーの不安を取り除くための答えが“本社工場”だ。
解体した部品を管理してストック。必要があればオーバーホールや清掃・加修を実施して品質を保持。リサイクルパーツとして年式ごとに整理して管理することで、メーカーの純正部品に代わるパーツ供給源となっている。
レッドバロンで販売する“パーツ保証”の付いた中古車であれば、故障や破損が起きてもオーナーに乗り続ける意思さえあれば、この“本社工場”からのパーツ供給が最長3年間約束されている。レッドバロンの中古車を選べば、安心して乗り続けられるというワケだ。
解体・ 収集

本社工場では下取り/廃車車両など売り物にならない車両を年間3000台解体してリサイクル。この他、レッドバロン各店が収集したパーツも本社工場に集まってくる。

全国各店から日夜送られてくるパーツも一つひとつ検品してモデル/年式などを整理してストックしている。

コンピュータ総合診断機ACIDM(アシダム)によってエンジン出力をチェックし、解体前にエンジンまわりの不具合を洗い出す。事故車に対応できるよう“本社工場”のACIDMはクレーン付きになっている。
クリーニング ・ 加修

単にパーツをストックするのではなく、油汚れやサビを落とし“リサイクルパーツ”として蘇らせる。専門の部署があり、ウエットブラストやケミカルなどを使ってのクリーニングやオーバーホール。また必要があれば加修も行う。

サスペンションは機種ごとの抵抗値データなどが蓄積されており、検査時に規定以上のヘタリがあればオーバーホールを行って機能回復。

経年劣化が起きやすいプラスチックパーツや折れやすい鋳物部品など、不具合の頻度が高いパーツは、オリジナルの修理方法を確立したり、対策部品を作る。これを“加修(かしゅう)”と呼ぶ。
板金 ・ 塗装

燃料タンクのサビ取りや凹みの修理の他、補修パーツの塗装にも力を入れており、専門の塗装職人が在籍。すごいのは単に純正色を再現するのではなく、AI調色と職人の技をミックスすることで、車両の経年劣化具合に合わせた自然な塗装を行うことだ。

AIによる調色の完成度はおよそ6割。そこから先は職人の経験がものをいう。

メーカーによる色見本も数多く保持しており、もちろんハーレーダビッドソンも例外ではない。
管理

驚くのはクリーニングや補修を行なったリサイクルパーツの管理体制である。同じ車種でも年式による仕様違いを徹底的に把握して、バーコードによる紐付けを行って初めてリサイクルパーツとしてストックされる。

マフラーなどは年式によってキャタライザーの有無があり、間違えると車検に通らなくなってしまう。
(出典/「
text/H.Yatagai 谷田貝洋暁 photo/T.Masui 増井貴光
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