【Luck Motorcycles 25th Anniversary Party】京都・平安神宮岡崎公園で行われたラックMC、四半世紀を祝う宴をレポート!

今回の特集に合わせて、というワケではないのだが去る2025年8月10日に京都の「平安神宮」にて日本を代表するといっても過言でないチョッパーショップ、ラックMCの創業25周年を祝う25thパーティーが開催された。ここでは当日のようすと多くの人を惹きつけるビルダー、杉原雅之氏の魅力について語ってみたい。

豪雨の中でも確かに感じた、チョッパーを未来へ紡ぐ熱気

世界から注目を集める日本のチョッパーシーン。いま現在、その最右翼といっても過言でない存在が京都の「ラックモーターサイクル」だろう。その店主であり、ビルダーの杉原雅之氏といえば1990年代から修行を開始し、その流れから渡米。本場のシーンを直接、肌で感じてから2000年の創業に至ったのだが、その作風の特徴として挙げられるのが、この店ならではの圧倒的な個性。

そのコンパクトでシンプルなチョッパーの多くはひと目でラックとわかるフィニッシュが与えられているのだが、その世界的な人気ぶりは大げさ抜きにかつての「ゼロエンジニアリング」を彷彿とさせるものだ。そんな独創性が多くのファンを生み、引き寄せるのはチョッパーという芸術性の高い乗り物の常なのかもしれない。

そのラックが25周年を迎えた今年、去る8月10日に京都の平安神宮でアニバーサリーパーティを開催したのだが、当日はあいにくの雨模様にも関わらず、全国から多くの参加者が集い、名うてのカスタムショップやアパレルショップが集結。

いまや日本を代表する存在となったチョッパー・ショップの四半世紀を祝うため一堂に会し、厳かな平安神宮前が、さながらカスタムショーのような様相を見せたのだが、あえていえばその顔ぶれは現在の日本のカスタム業界でトップどころといっても過言でない面々。これは杉原雅之というビルダーの人柄もさるものながら、やはり『類は友を呼ぶ』という諺が示す典型なのだろう。

特に仕事でも関わる関係は同じ熱量で物事に対峙していなければ深い絆が生まれないものだが、この日に集まった人々は、それぞれが愛したチョッパーやカスタムの世界を盛り上げんとする気概にあふれていたと思う。その中心であるラックの杉原雅之というビルダーのもとに多くのショップが集まった光景は、まさにいまの業界の縮図だ。どしゃ降りの雨の中でも伝わる熱気がこの日には確かにあった。こんな光景が続く限り日本のチョッパーの未来は明るいかもしれない。

「周年イベントに、ここまで人が集まってくれたのは、ただ感謝です」と語るラック杉原氏。背景にあるアワードの盾の数々が実績と道程を物語る。

(出典/「CLUB HARLEY 2025年10月号」)

この記事を書いた人
CLUB HARLEY 編集部
この記事を書いた人

CLUB HARLEY 編集部

ハーレー好きのためのマガジン

ブランドとしての知名度が高く、独自のアパレルにもファンが多いハーレーダビッドソンは、バイクにあまり馴染みのない『ごく普通の人』にも大変な人気を博しています。バイクの知識がない人はもちろん、今日ハーレーのことが気になり始めた人、そしていまハーレーが好きで好きで仕方ない人たちも満足のいく情報を詰め込んだ雑誌が『クラブハーレー』です。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

プロの現場から支持を得るモデルが今春アップデート! アシックスのワーキングシューズ「WINJOB CP314 BOA」の実力とは?

  • 2026.03.30

世界最古のモーターサイクルブランドとして知られるロイヤルエンフィールド。ミドルクラスで世界屈指のシェアを誇る同ブランドのメカニック、清水さんにアシックスのワーキングシューズ「WINJOB CP314 BOA」を体験してもらった。 [caption id="attachment_894934" ali...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

革好き店主の本気、見せます! 「Fresno(フレズノ)」限定別注レザージャケットに注目だ

  • 2026.03.31

千葉・柏にお店を構える Fresnoは、アメカジ全般を網羅しながらも、革ジャン好きの心をくすぐる、特別なセレクトショップ。店主自らがこだわり抜いた“Fresno限定別注レザージャケット” は、このお店でしか手に入らない一着だ! 革ジャン好き、集まれ! アメカジの宝庫は柏にあり 千葉・柏に店を構えるセ...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

Pick Up おすすめ記事

横浜発アメカジブランド「HEATH」による、定番アメカジのマストアイテム5選はこれだ!

  • 2026.04.03

横浜を拠点に、定番からちょっとアレンジの効いたアメカジを提案するHEATH。人気ブランドのアイテムをセレクトするだけでなく、オリジナルのモノづくりにも注力しており、そのコストパフォーマンスの高さには定評がある。今回はその中から絶対に手に入れておきたいマストアイテム5選を紹介しよう。 【横濱デニム】デ...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

横浜・裏元町に店を構える、元毛皮店がつくる、「H LEATHER」のデイリーウエア。

  • 2026.04.01

2024年に横浜・裏元町に店を構えた『Hレザー』。元毛皮店として長年培った革への知見を背景に、軽く柔らかなシープレザーのウエアを展開。ショップにはレザージャケットやシャツなどの製品が並び、日常で楽しむレザーの魅力を伝えている。 レザーをもっと日常に育てる楽しさを伝えたい [caption id=""...

福島・郡山にある日本最大級のアメカジショップ「JOB314」はスケールが桁違い!

  • 2026.03.30

日本にアメカジショップは数あれど、ここまで大きなショップは見たことがない。それほどまでに大規模なショップがこちらのJOB314。大きな建物の中には、アメカジファンが泣いて喜ぶブランドがほとんど取り揃えてあり、一日中いても見切れないほど。近県のみならず、全国からファンが集まるアメカジの総本山なのだ。興...

ワークブーツでありながら軽量で快適。“道具としてのブーツ”を極めた「SURE BOOTS」の機能美

  • 2026.03.31

言わずもがなブーツは我々にとっての必需品だ。だからこそ、多様なブランドとプロダクツが存在することは既知のことと思う。しかし、“ワークブーツ”という道具に、ここまで実直に向き合った1足が今までにあっただろうか。その気取らない美しさを見よ。 どこまでも素朴で武骨 それでいて軽量で快適 日本有数の革靴産地...