2ページ目 - ビルダーと彫金師のスキルが宿るハンドメイドの造形美【ショベルカスタム、この一台!!】

ナローなソロシートはベースをOUTCASTが製作、本革の手縫い作業を「スカンク」が担当。センターにレザーを重ね、リブを立てたハンドメイドのデザインに注目したい。

35㎜フロントフォークはボトムケースを削って、上部にクラウンのキャッスルが天地逆転した模様を生み出すモディファイ。ヘッドライトレンズはオーナー自らレジンでワンオフ製作。

心臓部は1340㏄コーンショベルのストックスペックで、純正を加工したスプリットロッカー。コーンカバーの形状にアールを合わせたダウンチューブのフレームラインにも注目したい。

スプリットロッカー化に伴い、オイルラインはケースから出る1本の配管から左サイドで2本に分かれ、最終的に4つのロッカーボックスに繋がるラインを製作。両出しマフラーはエンドに向かって広がるラインを描き、サイドからエンドに繋がるステンレスの装飾を設けている。

S&S SUPER Eキャブレターのアイドルスクリューはオーナーがブラスでワンメイド。ショーネームをイメージしたかぼちゃをモチーフに緻密な造形を具現化。

外装、フレームまで統一したパールオレンジペイント、ピンストライプはシェイキン清水さんの仕事。各部にポイントで加えられた焼き色のゴールドリーフがアクセント。

ポップアップのガスキャップにオーナーが製作したシルバー&ブラスのパーツをかぶせてドレスアップ。ステップはステンレスを削り出し、「Suicidal Tendencies」モチーフのクロスを立体的な造形で表現。

純正ロッカーカバーを加工してスプリット化。ショベルヘッドのロッカーカバーの角ばった部分を限界まで丸く手作業で削り込み、柔らかいフォルムに仕上げている。

(出典/「CLUB HARLEY 2025年6月号」)

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