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XREAL Oneと1S直接比較してみた。その結果、1Sがイチ押し!

発表当時、1Sは『廉価版』だという情報が流れたが、筆者が試すと1Sは非常に良いように感じた。しかし、以前Oneを試した環境と、今回1Sをテストした環境は違うし、筆者自身がXREALに慣れて来て使いやすくなったから良いように感じたのかもしれない。そこで、同一条件下でもう一度試させていただいた。その結果、筆者はやはり1Sの方が良いと思った。

OneとOne Proを比べた時はOneの方が良いと感じたので、事実上、1SがベストXREALだというのが筆者の意見だ。

廉価版? という情報も聞いたXREAL 1Sを使ってみたら、驚くほど良かった件

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2026年08月31日

One ProよりOne推しの筆者は、1Sをどう捉えるか?

次々と新商品をリリースするXREAL。どの商品が上位ということなく続々と登場するので、どれを買ったらいいか迷う人も多いと思う。少し旧型になるAirシリーズはともかく、最新でもOne、One Proと出た直後に、1Sが登場たものだから、悩む人も多いだろう。

One、One Proは、One Proが視野角57°を実現する新方式のX Prismを使っていて、Oneは視野角50°の従来型Bird Bathなので、一見One Proの方が良いように見える。しかし、実際に試してみると、筆者はOneの方が良いと思った。

どっち買うべき? XREAL OneとOne Pro意外な違い

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2026年08月31日

One ProのX Prismは、少しにじみがあって、糸巻き歪みがあるからだ。主にMacの外付けディスプレイとして使いたいという筆者の用途だと、Oneの方が良いというのが結論だ。

もう一度、両者を並べて比較してみた

では、Oneと新しく出た1Sを比べるとどうだったろうか?

筆者の体感では、1SをMacの外付けディスプレイとして使った時に、画面が大きく細かい文字まで見えると感じた。1Sは、歴代で初めて、「外付けディスプレイとして、原稿書きの仕事で使いたい」と思った感覚に間違いはなかった。これまでは、見える範囲、解像度的に、積極的に仕事で使う気にはなっていなかった(使えなくはない……という感じ)。

(もちろん、外部からは見えない。これは当人にはこのぐらいのサイズに見えているという合成イメージ)

しかし、スペック上はOneと大きくは変わらない1Sで、なぜ初めて「これは使える!」と思ったのか不思議だったのだ。しかも、他の人のレビューを読むと「1SはOneの廉価版」という評価が多い。

ネットを巡ってみても「1Sの方がいい!」と絶賛しているのは、ほとんど筆者だけ。これはちょっと不安になる。

左がOne、右が1S。1Sのボディは青みかかっているが、形状はほぼ一緒。

実際に両者を較べてみると分かるのだが、1Sの方が画面が大きく感じられて、Macの画面を表示すると、細部までよく見える。資料を見ながら原稿を書くのに大きくメリットを感じられる。ディスプレイの色も明るい。

また、iPhoneを繋いでYouTubeを見ても、画面は大きく感じられるし、明るくて見やすい。

そして、直接比較して分かったのだが、多少音もいい。特に音楽を聴くと、1Sの方がクリアな音質であることが感じられる。ただし、ここは大きな差ではなく、直接比較して感じるレベル。

筆者の感覚は間違っていなかったのだ。

実はスペック的にも、細かい部分で1Sの方が優れている

では、何が違うのか改めてスペックを較べてみよう。

こうやって見る限りは、ほとんど同じに見える。念願の自社製チップX1や、ソニー製の0.68 inch Micro-OLEDディスプレイも同じ。つまり基本性能は同じはずなのだ。

一番の違いは視野角だが、その差はわずか2°。解像度は1920×1080から1920×1200に向上している。最大輝度は600nitsから700nitsに。それぞれの向上は小さいが、それらの積み重ねが効果を発揮しているのだろうか?

特に、筆者は距離を1mにした時の50インチ表示が良いと感じた。つまり、デスクの上に大型ディスプレイを置いている感覚だ。この表示サイズが興味深かったので、全部数値を表示して、表にしてみた(手作業でプチプチと調べたので間違いがあるかもしれない……)。

よく確認してみると、実はOneでは、1mの距離に置けなかった。

しかし、筆者の使い方だと、XREALはそれほど視差がハッキリと出ないので、どの距離に置いてもあまり「遠くにある」という感じがしないから、あまり変わらない。つまり、縦軸の変更はあまり意味がないように感じる。5つの画角で表示できる……というのがポイントだと思っていい。

というわけで、2mの距離でOneだと84インチ(おそらく1mに置けるなら42インチ)、1Sだと、100インチ。Oneと1Sを比較した時の、この差が大きいように思う。

使い方にもよるかもしれないが、筆者的には1Sが良いと感じた

ここまで論を展開してからいうのもなんだが、XREALは何と繋いでどんな使い方をするのか? でかなり感想が違うのかもしれない。筆者の場合はMacBook Proに繋いで外付けディスプレイとして使うか、iPhoneに繋いで横画面でコンテンツを楽しむという用途が中心だ。そういう用途だと、1Sで最大サイズにして見るのが一番いいという結論だ。

前述の通り、筆者はOne ProよりOneの方がいいと思うし、1Sの方がさらにいい。つまり1Sがベストだ。

さらに、Eyeを付けて6DoFにした方がいい。

Eyeなしの3DoFだと、細かい文字が見えなくて画面に顔を近づけた時に、仮想のディスプレイも頭と一緒に逃げてしまって、距離が近づかない。

Eyeを付けて6DoFにすると、顔を近づけても画面が空間に固定されているから、文字を大きく見ることができる。MacBook Proの外部ディスプレイとして使う時に便利だ。というか、外部ディスプレイとして使うなら、これが必須だ。

そんなわけで、1SとEyeの組み合わせで、筆者は初めて「原稿を書く時の外部ディスプレイとして仕事に使える」と思ったというわけだ。

写真を加工したりセレクトしたりといった作業であれば、より圧倒的に大きな仮想の画面サイズを活用できるVision Proが必要だが、資料を見ながら原稿を書くならXREAL 1S+Eyeは使える。Vision Proよりずっとコンパクトだし、出張時の荷物にもならない。安価でもある(Vison Proと比べれば)。

というのが、現時点での結論。XREALはこれからもどんどん進化していくと思うから、また新しい製品が出たら、変化するかもしれないが。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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