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「遊ぼよ! サングラス型ディスプレイで」XREALが新ブランドxbxを立ち上げ4万3980円のa01+を発売

XREALが、新ブランド『xbx』を立ち上げ、その第一弾製品としてサングラス型ディスプレイ「xbx a01+」を発売した。価格は4万3980円。XREALとしては、若年層向けの低コストブランドという位置付けである。触ってみると、単純に安いだけでなく、軽くて「軽くて、これで十分」という製品である。サングラス型ディスプレイを持っていない人は、ぜひ、ひとつどうぞ。

XREAL xbx a01+
https://jp.shop.xreal.com/products/xreal-xbx-a01

「できれば3万9800円にしたかった」

XREALの商品展開は、商品数が多くて少々分かりにくかったが、旧来のAir系がようやく整理され、XREALブランドとしては、X1チップ搭載モデルとしてフラッグシップのOne Pro、One、そして、ちょっとリーズナブルな1Sが用意されている。

そこに、Oneシリーズで採用されたX1チップや空間固定機能をあえて省き、Airシリーズ的なシンプルな映像グラスとして再構成することで、4万円台という価格を実現したxbx a01+が発表された。

分かりやすく、xbxという新しいブランドが用意され、若者向けにリーズナブルに楽しめる価格帯で提供された。「ほんとは、3万9800円にしたかったんですけどね」ということだが、昨今の円安の影響で4万3980円が限界だったとのこと。ガジェット好きとしては、本当に現在の円安施策が恨めしい。

「軽さは正義」

ただ、実際に触ってみると、この製品は、単に「若者向けで安い」というという製品でもないように感じた。我々テック系のメディアはついつい有意義な使い方、高度な使い方、より性能の高い方に注意がいってしまうが、xbxはむしろ、ARグラスをもっと気軽な映像ガジェット、あるいは遊べるウェアラブルとして再定義しようとしているところに意義がある。

装着してみると、「軽さは正義」だと感じる。前面フレーム装着時で62g、フレームを外すと56g。これは軽い。家の中など、他人の目がないから、全面フレームを外して軽量化して使ってもいいと思う。

自宅など他人の目がないところで使うなら、前面フレームを外して軽量化して使えばいいと思う。

それほど重いとは思っていなかったが、XREAL Air 2 Proの75g、XREAL Oneの82g、XREAL One Proの87gに対して、xbx a01+はかなり軽い。顔の前に乗るガジェットで、この重さの差はけっこう大きい。

XREAL Oneシリーズのような本体内蔵の空間固定機能や、カメラを使った高度な認識機能は持たないが、単純にUSB-CでスマートフォンやPC、ゲーム機などにつないで目の前に大画面を表示するデバイスだと割り切っている。

シビアなことを考え過ぎずに、目の前にミュージックビデオや、ゲームを表示できて4万3980円と思えば、ぜんぜんアリだと思う(4万円を切っていれば、さらに嬉しかったのに……)。

着脱式フロントフレームがトレンドになると面白そう

表示は1,920×1,080ピクセル、視野角は50度。リフレッシュレートは最大120Hz。つまり、低価格版とはいえ、単なる廉価版ではなく、映像を見るための基本性能は十分。特にいいのは、1600nitsの最大輝度。XREAL One ProやXREAL 1S系でも700nits級なので、ちょっと意味が分からないぐらいの明るさ。実は試用した時には、それに気付かなかったので、屋外など明るいところ向けの仕様なのか、何か尺度が違うのかちょっと分からないが、この点はより詳しく検証したい。

もうひとつ面白いのが、着脱式フロントフレームだ。標準ではブルーのレンズ風フロントと蛍光イエローのケーブルで、かなりポップな印象にまとめられている。


だが、このフロントフレームは外せる。さらに公式3Dデータの提供も予定されており、3Dプリンターを持っていれば、自分だけのフロントフレームを作れる。

筆者自身は、自宅で使うか、旅先などで使うかだから、むしろフロントフレームを外して、軽量にして使いたいと思うが、こういう試みも面白いと思う。

たとえば、街の公園や、ガード下で、若者が様々なフロントフレームを装着したxbx a01+でゲームをしたり、動画を見たりという風物が生まれると面白いと思う。

どちらかというとマニア向け、ビジネス用途寄りだった従来と違って、xbxでは若者を意識した広告展開がなされている。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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