Apple梅田
https://www.apple.com/jp/retail/umeda/
やっぱり、行列は楽しいよね!
新しいApple Storeの開店は、めったにないイベント。トートバッグなどのノベルティがもらえるというのもあるが、同好の士が集まるファンミーティングのようなものだ。
店内では、最終打ち合わせが進む中、店外には延々と行列が続く。
こちらは先頭グループのみなさん。前日は商業施設内で行列を作るわけにはいかないので、早く来た順に紳士協定のようなカタチで順番が決ったそうだ。その後、前日夕方から店外のスカイウォーク部分に行列を作ったそう。
今回の一番乗りは藤本健太さん。枚方から来た16歳の高校生! iPhoneやiPadを使うアップルファンで、ご両親の許可を取って行列に来たそう。ご両親、理解あってすばらしい!
非常に長いが、整理された行列
さて、では行列を追ってみよう……。
まず行列は、橋を渡って大阪駅の方に延びる。最初の40〜50人は前夜からの行列組だそう。
アップル自体も行列には慣れたもので、並ぶ場所についてはおそらく事前に詳細に地元商業施設と打ち合わせ済み。警備員の方が立ち、ポールによって整理されている。ブロックごとに区切られて、通路を遮るところや、階段には並ばないようになっている。このあたり、大昔のiPhone 3Gや3GS時代の行列とは大きく違う。
スカイウォークの続きは、スカイウォークの下。
そして、大阪駅の横に沿って並んで……。
続きは地下道へ。
さらに、地上に上がって列は続く……。
列はこの奥で左に曲って、ふたたび大阪駅に近づく当たりまで伸びていた。数は分からないが、おおよそ推定1500〜2000人ぐらいだと思う。もし、公式な発表があったら、追記したいと思う。
全行程を見たい方はこちらからどうぞ。撮影は9時35分から45分ぐらい前に行っている。撮影が終わったところで開店まであと15分というタイミングだ。
#Apple梅田 開店15分前全行列(長いです)。
1500人ぐらいかなぁ。誰か数えて!(笑) pic.twitter.com/BTw0KsvMWK
— ThunderVolt(ガジェットとテクノロジーのメディア) (@ThunderVolt_mag) July 26, 2025
いよいよ、カウントダウン!
開店が近づくと、店舗スタッフ(おそらく100人以上)が、行列をハイタッチして回る(時間的に行列の最後まではいってないと思う)。
そして、店内に戻って円陣を組んで気勢を上げる。
10時の10秒前からカウントダウンが始まり、いよいよ入店開始。店舗のオープンとは思えない盛り上がりっぷりで、アップルファンのファン層の深さが感じられる。
先頭の人は、27時間待っての入店! 疲れてるはずだけど、テンションは最高潮。
ハイタッチして入れるのが、うれしい。
思えば、パンデミックの時代を超えて、またこういうことができる時代になったのだなぁと思う(ちなみに、前のオープンであるApple川崎は2019年12月なので、パンデミック前)。
入場制限はしているが、店内はギッシリで大変な盛り上がり。
新規オープンするApple Storeは多くはないので、オープンイベントはとても貴重。
特に、大阪においては、2004年のApple心斎橋以来20年ぶりの新規店舗だ。行列の先頭に並んでいた若者にとっては、ほとんど生まれてから初めての地元でのApple Storeオープンということになる。そう思えばこの盛り上がりっぷりも納得だ。
Apple Storeは数多くの言語をサポートすることで知られるが(以前は対応言語数を発信していたが、現在は個人情報の問題もあって、公開されていない)、関西人にとっては(筆者もネイティブランゲージは関西弁である)地元の言葉でApple製品を買えるというのも意義ぶかいことだろう。
次のオープンイベントは、リニューアルの終わったApple銀座になるはず。いつオープンかの情報は公開されていないが、外装の出来具合からすると、年内か、遅くとも2026年の早いうちだろう。
アメリカ国内以外に初めてできたApple Storeで、オープニング時にはスティーブ・ジョブズも来日したというApple銀座のリニューアルオープンは、きっととても大きなイベントになるだろう。今から楽しみだ。
(村上タクタ)
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