書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

バイク雑誌編集者・岩崎雅考、HHKBを初体験「キーボードを叩く楽しさがある
」

趣味心あふれ、仕事にこだわるヘリテージの面々がHHKB(Happy Hacking Keyboard)を体験するシリーズ第3弾。バイク雑誌編集者の岩崎雅考さんに、高級キーボードHHKB Professional HYBRID Type-S(3万6850円)を体験してもらった。岩崎さんは、ヘリテージ社でレディスバイクの編集長を務めるかたわらタンデムスタイルの編集作業にも関わっている業界に長くいることもあり、これまでに試乗したバイクは500台を超えていて、現在の愛車はKTMの1190アドベンチャー。ともあれ、雑誌を作っているから、日々文字を書く頻度は多い。仕事の効率を上げるため、Power Macがグレーの樹脂製だった時代からのMacユーザーで、最近買ったMacは、MacBook Pro 16インチ M2 Max搭載機だ。

原稿を書くのが、とても楽しい作業になる

これまでそれなりに長い人生、キーボードに特別な興味を抱いたことはなかったけれど、ThunderVoltのタクタさんの話でHHKBの存在を知った。受け取った最初の感想は、思い描いていたよりコンパクトだけど意外と重い。そして黒に近いマットダークグレーのボディが所有欲を満たしてくれるな……というものだった。

使ってみるとノートパソコンの一般的なキーストロークの少ないパンタグラフ式キーボードに慣れていたため、最初はストロークがあることに使いづらさを感じていたけれど、それなりに使った今、このフィーリングから抜け出せなくなりそうな気がしている。

というのも、ある時期持ち歩くことができず5日ほど使わなかったのだが、久しぶりに使うと、キーを叩くこと自体が気持ちいいというか……。指先に伝わる触覚に加えて、カタカタというどことなく機械を操作している感じがする音がたまらない。文章を書くこと自体が楽しいのだ。

そう、これまでに感じたことのないタイピング行為自体への楽しさを感じて、日々原稿を書くという仕事の効率も高めてくれるんじゃないか……という期待すら抱いてしまった。

そして、Bluetoothでスマホやタブレットと接続できるので、それらを使い分けている身としては、同じキーボードですべて作業できるのはかなりラクだ。というわけで、HHKB Professional HYBRID Type-Sには、このまま長くお世話になりそうだ。

ヒザの上に置いても、スマホと組み合わせても

現在、自宅ではソファーに座って、その膝の上にラップトップパソコンを乗せて作業することが多いんだけれど、HHKB Professional HYBRID Type-S、キーボードブリッジ、HHKB用タイピングベッド PW-HHC-2という組み合わせだと、手の置き位置がちょうどよくなるのだ。各部に滑り止めが付いているので、立ち上がるために動かす時も、崩れることはない。そしてこのパーツを組み合わせていく作業、どことなくバイクのカスタムやメンテナンスに通じている感じがして、ちょっとワクワクしてしまうのだ(笑)。

たまにスマホで長文を打つことがあるので、そんな時はかなり作業効率が上がりそうだ。キーボードにスマホを固定できるアイテムを見つければ最強かも。パソコンやタブレットを持ち歩く頻度を落とせそうな予感。

触っていないと自動で電源が切れるモードがあって、電源を消し忘れがちな身としてはかなりうれしい。また、電源がコンビニなどで簡単に手に入る単三電池×2なのも、いざという時に対処しやすくていい。

自分が慣れたキー配列に合わせて、簡単に一部のキー位置を変更できるのもユーザー側に立った機能だ。

【今回試用した機材のご紹介】

HHKB Professional HYBRID Type-S
今回使用したのは、日本語配列の墨(PD-KB820BS)で、他に日本語配列の白と雪、英語配列の墨と白と雪、英語無刻印の墨と白と雪、日本語無刻印の雪の全10種類がラインナップされている。Bluetooth 4.2(LE) Class2で4台まで無線接続ができ、最大操作距離は10m。有線はUSB Type-Cに対応する。キーは静電容量無接点方式で、キーストローク3.8mm、押下圧45gとなる。サイズは294(W)×120(D)×40(H・キートップ上面まで)mm、重さは電池抜きで550gとなる。使う状況に合わせて、角度を3段階選べるのは何かと便利だ。

キーボードブリッジ
HHKBをノートパソコン上に載せるための樹脂製キーボードカバー。四隅に滑り止めが付いているので、HHKBを載せたまま、多少ラフにパソコンを移動させても崩れる心配がないのはいい。サイズは305×130× 4 ~ 8.5mm、重量は約135g。使っているのは半透明だけどスモークブラックもある。

HHKB用タイピングベッド PW-HHC-2
集積合板なので、手を置いた時になんとなく温もりがあっていい。もちろんHHKBをノートパソ

コンに載せて使う際、ちょうどいい高さになった。そしてトラックパッド用の開口部があるので、ヒザの上にパソコンを載せて作業する際にも使い勝手が悪くなるようなことはない。こちらも滑り止めが付いてくる。サイズは290×80×15mmで滑り止めは2mmと4mmの2種類あり。重量は150g。

さらに、キーボードポッド2、キーボードルーフを追加で購入すれば、持ち運ぶ際、無造作にバッグの中に放り込んでも問題なし。

キーボードポッド2
EVA樹脂製のソフトケース。HHKB_Professional HYBRID Type-Sにキーボードルーフを載せて、さらにキーボードブリッジを一緒に収納できるのでとても便利。サイズは330×160×60mm。重量は約165g。

キーボードルーフ
HHKBを持ち運び時にキーボード面を保護できるうえ、使わない時にほこりや汚れ、さらにはペットから守ってくれる。HHKBと接する面に緩衝材になる大型のエラストマーゴム製のパーツが装着されているのも◎。材質は3mm厚のポリカーボネートで、サイズは292×106×13mm、重量は約130g。

MacBook Pro 16ジャケット JKT-MBP16-B

簡単に装着できるレザーカバーは、マックであることを隠せるだけでなく、生活にこだわりを持っている人っぽく側から見られそう。実用面では、素足の上にパソコンを載せる際、“冷たい!!”とならなくていい。これ意外とうれしい。

(文:岩崎雅考、まとめ:村上タクタ)
(機材提供:PFU、バード電子)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

Pick Up おすすめ記事

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...