200色あるとも言われる“白”の革靴に初挑戦!

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「特集のテーマでもある「野球」といえば、日本人メジャーリーガーが大活躍ですね。個人的には打撃だけでなく三塁守備でも魅せている岡本和馬選手に大注目です!」と語る編集・みなみ 188がお届け!

へリューのラムスキン レースアップシューズ

「白って200色あんねん」。タレントのアンミカさんが某番組で放った名言だ。その番組のオンエアは5年ほど前だったと記憶している。それ以降、僕の身内の間ではこの言葉がプチ流行した。この言葉を知ってから“白”という色に対するイメージが、“色がない”とか“無個性”といった印象から、実はものすごく奥が深い色であるという認識に変わったのも事実だ。

話は変わり、こと革靴において私はもっぱら茶靴派。ローファーもレースアップもブーツも全部茶色が好き。黒も持っているけど、ソリッドすぎず温かみがある茶色をつい手に取ってしまう。

そんな折、革靴にまつわる取材を重ねているなかで、白い革靴を履いている方に遭遇することがこの一年で増えた気がしていた。ビジネスシーンのカジュアル化に伴い、足元もレースアップからローファーへ、カラーリングもより自由になっているなかで、「白ってアリじゃね?」と思った。

そんなわけで、白い革靴への興味関心が高まっていた時に見つけたのがこのへリューの一足。羊革の靴に初めて足を入れたが、とにかく柔らかく、履き心地抜群。春夏用の革靴として心の底からオススメしたい。「白の革靴って、思ったよりめっちゃエエやん」となるはずです。

地中海らしい軽やかなムードを持ち、レザープロダクトの生産地としても名高いスペインの伝統的な技術を駆使して製作したプロダクトに定評のあるへリューのラムスキンを使用したレースアップシューズ。アメカジスタイルのスパイスとして、上品なホワイトの革靴はいかがだろうか。84,700円(ユナイト ナインTel.03-5464-9976 https://hereustudio.jp)

アウトソールは薄く、ボリュームも抑えられているため軽やかな足元を演出してくれる。バレエシューズのような華奢な佇まいだ。

へリューは2014年に生まれたスペイン発のブランド。スペインの伝統的な技術を駆使した唯一無二のプロダクトに注目してほしい。

アッパーには、イタリア産のライトグレインラムスキンを採用。ラムスキンの柔らかさに加え、きめ細やかなシボの表情が堪らない。

アウトソールはレザー製。レザーソールは硬い印象があるが、こちらは薄く足馴染みが良いためスニーカーのような履き心地。

(出典/「Lightning 2026年7月号 Vol.387」)

この記事を書いた人
みなみ188
この記事を書いた人

みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

ヒートツイードとは? 軽くて薄くて暖かい、英国派に捧ぐ革命ツイード

  • 2026.10.26

〈トラディショナル ウェザーウェア〉が誇る人気シリーズ、ヒートツイード。英国ツイードのオーセンティックな雰囲気はそのままに、驚くほど軽く、保温性の高いオリジナル生地。一度味わうとやみつき間違いなし! 英国らしくも、軽くて暖かなツイード生地は現代的ヘビーデューティ素材の最適解である。 【コート】ブラン...

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

Pick Up おすすめ記事

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...